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雲仙小地獄温泉 国民宿舎青雲荘(雲仙温泉郷、長崎県雲仙市)<悠久の旅人・日本の宿File No.82>

白濁色の湯の露天風呂がグッド。温泉街から外れた雲仙小地獄に建つ公共の宿。
宿泊日:2016年8月29日(月)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:ツインベッドルーム(洗面台、トイレ付き)。
宿泊代: 10,650円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺(5点満点中、4.3点)
Key Word: 雲仙温泉、雲仙小地獄温泉、にごり湯、森の露天風呂
<悠久の旅人・宿File No.82>
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島原外港から、路線バスで雲仙の山上へ登ること、約40分。
島原から雲仙へ

雲仙温泉バス停でバスを降り、電話して、宿の送迎車で迎えに来てもらいました。



<宿の概要、宿泊料金>
宿は、雲仙の温泉街から離れた雲仙小地獄にあります。
青雲荘 外観

朝と夕方には、島原駅発の路線バスが宿の前まで乗り入れていますが、多くのバスは宿の前までは来ません。雲仙バス停まで、宿の送迎があります。
青雲荘 エントランス

宿の外観は、古びた感じで、公共の宿ということもあり、若干不安を覚えますが、ロビーに入れば、綺麗に改装されており、開放感もあり、ひと安心。
青雲荘 ロビー

宿の総部屋は、63室。54室が和室で、あとは洋室7室、和洋室2室です。
今回は、平日泊ツインベッドルーム一人利用、朝夕食付きで料金は10,650円(税込)です。雲仙温泉の中ではお得な料金設定です。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は16時から、チェックアウトは10時です。



<部屋は>
今回の部屋は、ツインベッドの洋室。
青雲荘 部屋1 

テーブル&チェアのセットもあり、ベランダもある明るい部屋。
青雲荘 部屋2

ベランダからは、雲仙の山々が望めます。
青雲荘 部屋からの眺望

洗面台とトイレも付いています。
青雲荘 部屋 洗面台、トイレ

テレビ、冷蔵庫、金庫も機能的に配置されており、狭さは感じません。テレビは衛星放送が見れます。全室Wi-Fi対応です。
青雲荘 部屋 備品



<温泉風呂は>
宿の湯は、雲仙小地獄温泉。自家源泉の源泉掛け流しで、泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)/PH4.3 弱酸性。源泉温は、63.5℃。
温泉表示

湧出直後は無色透明なのですが、空気に触れて酸化すると乳白色になる、にごり湯。温泉好きには、堪らない湯です。この湯を求めて、日帰り入浴客も多く訪れます。

内湯大浴場は館内1階にあり、午前10時半から翌朝8時半まで、夜通し入浴可。
青雲荘 内湯大浴場 脱衣所
青雲荘 内湯大浴場

露天風呂は隣接した別棟にあり、朝6時から夜は9時までの入浴となります(日帰り入浴は、午後6時まで)。
青雲荘 露天風呂 脱衣所

自然に囲まれた露天風呂では、至福の時間を過ごせます。
青雲荘 露天風呂
青雲荘 露天風呂
青雲荘 露天風呂
青雲荘 露天風呂

夜9時までしか入浴できないのが残念です。

尚、近くに源泉直下の小地獄温泉館があります。大正8年開業で、秘湯の趣が有ります。営業時間は、午前9時~午後9時。入浴料は420円ですが、青雲荘宿泊客は、半額で入浴できます。
雲仙小地獄温泉館



<食事は>
食事は、朝夕食共に、食事処にて。
夕食メニューは、和会席。
青雲荘 夕食 品書き

これといった名物料理はありませんが、バランスの取れた内容。
青雲荘 夕食 
青雲荘 夕食 洋皿
青雲荘 夕食 柳川風鍋とご飯もの

地酒も有り、良心的な値段で提供してくれます。
青雲荘 夕食 地酒冷酒

朝食は和洋バイキングです。
青雲荘 朝食バイキング





<悠久の旅人のつぶやき>
温泉街から外れたところにある公共の宿ですが、雲仙温泉としてはリーズナブルな宿泊料金で、名物の白濁源泉のにごり湯を堪能できます。食事内容が、やや弱いかなという感じですが、雲仙温泉郷ではお薦めできる宿だと思います。



<近郊観光>
▼雲仙地獄
今も活発に噴気を上げている雲仙地獄。周囲には硫黄の臭いが漂います。
温泉の最高温度は98度、湯けむりの温度は120度に達します。
散策時間の目安は1時間ほど。入場料は無料。駐車場料金は、500円。
雲仙地獄1
雲仙地獄2
雲仙地獄3

旅の3日目。
雲仙小地獄の宿前から、島鉄バスに乗車。
青雲荘 島鉄バス

島原外港へ戻り、再び熊本高速フェリーに乗船。
島原外港
島原~熊本港

熊本港から路線バスで、改装なったJR熊本駅へ。
JR熊本駅



ここから、青春18きっぷ・鉄道の旅がスタート。
熊本駅から、普通列車で、八代へ。
八代行き普通列車

八代駅から、肥薩線普通列車で、球磨川沿いを人吉へ向かいます。
人吉行き普通列車
球磨川

夕刻前に、人吉駅へ到着。
JR人吉駅

人吉駅前のからくり時計台や、
人吉駅前 からくり時計

山頭火の歌碑を眺めながら、今宵の宿への期待が高まります。
人吉駅前 山頭火歌碑





次回は、人吉温泉の老舗宿「芳野旅館」をご紹介します。

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