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貝殻節の里 旅風庵(浜村温泉、鳥取県鳥取市気高町)<悠久の旅人・日本の宿File No.255>

~宿のキャッチフレーズ~
「心地よい風吹きわたる旅の宿でありたい」、
そう祈り「旅風庵」と名付けました。
たっぷり湯量の温泉と新鮮な日本海の海の幸を
ごゆっくりとご堪能ください。
お客様のお越しを笑顔でお待ちしております。

(宿HPより)

宿泊日:2023年6月30日(金)
宿泊プラン:1泊夕朝食付き。
部屋タイプ:和室8畳(洗面台、トイレ付)。
宿泊代:13,200円(消費税込)※入湯税150円別途。
大手旅行サイト口コミ評価:★★★★☆☆☺(5点満点中、4.5点)
Topic: ◆温泉旅館でプチ贅沢な食事付きコスパ宿泊◆
Check Point: 部屋(洗面台・バスルーム・トイレあり、洗浄機能付き便座、冷蔵庫あり、リビングスペースあり)、大浴場(天然温泉、露天風呂あり、無料貸切風呂あり、サウナなし)
マップ <貝殻節の里 旅風庵
<悠久の旅人・宿File No.255>
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<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
今宵の宿は、鳥取市の西部にある浜村温泉の宿です。
外観メイン

浜村温泉は、五百年の伝統を誇る由緒ある温泉で、
「有り難い温泉があり、宿屋では最上等のおもてなしを受けた。
不思議なほど、海に近い温泉。」とは、この地を訪れた小泉八雲の言葉です。
民謡「貝がら節」のふる里として有名です。
古い温泉地ですが、現在営業しているのは、旅館2軒のみです。
浜村温泉へは、車利用の場合、大阪からは、中国佐用ICから鳥取自動車道、鳥取西道路経由で、2時間半ほどです。

さて、宿は、浜村の町なかに建っています。かつての宿名は、「浜村ビューホテル」でした。
建物メイン

宿の建物は、4階建ての本館と2階建ての別館からなり、総客室数は14室です。
部屋タイプは和室を中心に、和洋室もあります。

今回は、平日に、和室をひとりで利用、夕朝食付きで、料金は13,200円(税込)です。。※別途、入湯税ひとり当り150円必要。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは10時です。


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<チェックイン>
鳥取西道路道(無料区間)を浜村鹿野温泉インターで下り、県道を海側へ向かって車を走らせます。
やがて、浜村の市街地へ入り、JR浜村駅前を過ぎると、ほどなく、左手に宿が出現しました。
宿前道路

浜村鹿野温泉インターから5分ほどの行程となります。
尚、公共交通機関を利用の場合、JR山陰本線浜村駅から、徒歩3分です。

宿の前の駐車スペースに車を止めます。
駐車場

エントランスから館内へ。
アプローチ

玄関で下足を脱ぎ、スリッパに履き替えます。
玄関、ロビー

ロビーでは、昔漁で利用されていた当時の木造船が出迎えてくれます。
ロビー舟

フロントの前にある囲炉裏テーブル前に座り、宿泊手続きを済ませます。
フロント、囲炉裏テーブル

その後、隣の喫茶ルームに案内され、出されたお茶を飲みながらしばし待ちます。
喫茶ロビー

やがて、係りの者が現れ、館内エレベーターで2階へと案内されました。
館内エレベーター

2階の廊下を進み、
客室棟連絡通路

こちらのドアが、今宵の部屋のようです。
部屋ドア



<部屋は>
部屋のドアを開き、玄関スペースでスリッパを脱ぎます。
玄関、踏込

案内係に夕食時間を確認。夕食は、部屋食です。係りの人は、ここで退出です。
畳2枚が敷かれた次の間があり、その向こうに和室。
次の間

和室1

スタンダードな純和室で、広さは8畳です。
和室2

和室3

奥の障子を開けると、窓際には広縁があり、テーブル、イスが設置されています。
和室4

広縁、イス

窓の外は、川沿いの民家です。
眺望1

角部屋なので、もう一方の窓からの景色は、宿の駐車場側です。
眺望2

どの方角も、昭和の風情があります。

広縁の左側には、バスルームがあります。
広縁2バスルーム

バスルーム

右側には、洗面台。ヘアードライヤーも備わっています。
洗面台

部屋の備品は、
テレビ、金庫、
テレビ、金庫

座卓の上に、茶器類、
茶器

クローゼットには、浴衣、タオル類が備わっています。
クローゼット

クローゼット下には、湯沸かしポット、館内電話。
ポット、電話機

次の間に、冷蔵庫があります。
冷蔵庫

玄関口のドアを開けると、トイレ。
トイレ便座は、もちろん洗浄機能付きです。
トイレ

尚、Wi-Fiは、室内で使用可能です。






<大浴場は>
宿には、露天風呂付き大浴場と、2つの無料貸切風呂が、本館4階にあります。
館内エレベーターで4階へ上がって、連絡通路を進みます。
浴場連絡通路

ここから、風呂場の入口が並んでいます。
風呂場入口

浜村温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム-塩化物、硫酸塩泉。源泉温は、58度です。
温泉かけ流しです。

まずは、大浴場へ。
脱衣所。
大浴場脱衣所

内風呂。
大浴場内風呂1

大浴場内風呂2

サウナはありません。

こちらが、露天風呂です。
大浴場露天風呂1

大浴場露天風呂2

大浴場は、24時間いつでも入浴できます。


そして、こちらが、宿の一番奥にある貸切露天風呂「おしどりの湯」。
おしどりの湯入口

脱衣場。
おしどりの湯脱衣スペース

風情ある岩風呂です。
おしどりの湯露天風呂1

おしどりの湯露天風呂2

天気が良ければ、満天の星を見ながら気がねなくゆっくりと温泉を楽しむことができます。
おしどりの湯露天風呂3


こちらが、もう一つの貸切内風呂「大酒釜の湯」です。
酒釜の湯入口

引き戸を開けて、階段を一歩ずつ下りるとそこはまるで隠れ家のような場所。
酒釜の湯階段1

酒釜の湯階段2

地元酒蔵「日置桜」より譲り受けた直径2メートルの大釜に、たっぷりの湯が溢れています。
酒釜の湯1

酒釜の湯2

窓を開放して入れば、半露天風呂気分。
酒釜の湯3

いずれの貸切風呂も、24時間いつでも無料で入浴できます。
予約は必要ありません。
入口の木札が”空いています”の時は、入浴が可能です。
使用するときは、木札を”使用中”にします。
そして、中から鍵をかけて、入浴を楽しみます。
貸切風呂施錠

尚、現在、大浴場、貸切風呂共に、日帰り入浴は実施していないようです。
宿泊客は、ゆったりと、温泉を楽しむことができます。






<夕食は>
今回、夕食は、部屋食です。
時間になると、係りの女性が、部屋に料理を運んできました。
夕食座卓

今回の夕食プランは、「鳥取の地魚季節の会席 まる特プラン」です。
会席料理

*先付 胡麻豆腐
胡麻豆腐

*前菜 季節のもの いろいろ盛合わせ
前菜

*造り とれたて地魚の造り
造り

*酢物 岩牡蠣
岩ガキ

*煮物 鯒(こち)煮付け
煮物

*鍋物 寄せ鍋
寄せ鍋

酒は何を注文しようかな。
大釜風呂の酒樽提供の蔵元の冷酒「日置桜」をチョイス。1,100円(税込)です。
氷もアイスペールでもらうことにしました。
地酒冷酒

*焼物 サザエつぼ煮焼き
サザエ

*蒸物 雲丹入り茶碗蒸し
茶碗蒸し

*油物 山海の幸の天ぷら
天ぷら

あとは、食事です。
食事1

*食事 めかぶ丼
*止椀 つみれ汁
*香の物
食事2

*甘物 
アイスクリーム

毎朝、調理長が浜競りに出て仕入れた魚を使った、季節の会席。堪能しました。

夕食の片付けが終わると、係りの方が、布団を敷いてくれました。
ちょっと、ゴロンとして、腹が落ち着いたら、また、温泉に浸かりに行くとしましょう。
布団敷き







<朝食は>
朝食場所は1階奥にあるレストラン「漁火」となります。
レストラン入口

朝食時間は、7:30~9:00です。
席は、小上がり座敷とテーブル席があります。
座敷席

テーブル席

バイキング形式で、炭火で炙った手造りの干物や地物の野菜が並びます。
朝食バイキング

食後は、喫茶コーナーで、モーニングコーヒーサービスがあります。
モーニングコーヒーサービス



<館内施設、その他>
ロビーに売店があります。
売店

4階エレベーターホール近くにマッサージチェアが設置されています。
マッサージチェア

また、屋外プールもあります。
15m×6mの屋根付きプールで、宿泊者は無料で利用できます。※夏場のみ
スイミングプール



<悠久の旅人のつぶやき>
鳥取県内の温泉宿としては、リーズナブルな宿泊料金でプチ贅沢な会席料理が楽しめる、コスパ感が高い宿となります。
部屋数が多くないので、ゆったりと浜村温泉の湯を楽しむことができます。
特に、無料で利用できる貸切風呂がおススメです。
やや老朽化した施設ですが、それも踏まえて、自由気ままに過ごせる隠れ家的な温泉宿です。
<おすすめ度:★★★★☆☆☺(5点満点中、4.5点)>


<宿ブログ~鳥取県のコスパ宿>
(鳥取市・鳥取西部)
ホテルモナーク鳥取
鳥取グリーンモーリスホテル
国民宿舎 山紫荘

(鳥取中部)
三朝温泉 渓泉閣

(鳥取東部)
皆生温泉 いこい亭 菊萬
海色・湯の宿 松月








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