国民宿舎 清嵐荘(出雲湯村温泉、島根県雲南市吉田町)<悠久の旅人・日本の宿File No.254>
~宿のキャッチフレーズ~
虫の音や鳥のさえずりを聞きながら、
のんびり過ごす、自然の中の薬湯リゾート。
日ごろの喧騒を忘れ、「おっちら」とお過ごしください。
(宿資料より抜粋)
宿泊日:2023年6月29日(木)
宿泊プラン:1泊夕朝食付き。
部屋タイプ:和洋室(洗面台、トイレ付)。
宿泊代:13,750円(消費税込)※入湯税150円別途。
大手旅行サイト口コミ評価:★★★★☆☆(5点満点中、4.4点)
Topic: ◆公共の宿◆ プチ贅沢プラン
Check Point: 部屋(洗面台・トイレあり、洗浄機能付き便座、冷蔵庫あり、リビングスペースあり)、大浴場(天然温泉、露天風呂あり、サウナなし)
マップ <国民宿舎 清嵐荘>
<悠久の旅人・宿File No.254>
**************************************************************************
<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
今宵の宿は、島根県の奥出雲地方の雲南市吉田町に建つ公共の宿です。

出雲湯村温泉は、出雲國風土記に「漆仁(しつに)の湯」とされ、
斐伊川の清流を望む山峡のたたずまいが落ち着いた風情を醸しだす、
千三百年の歴史ある薬湯です。
宿の運営に携わっているのは、「株式会社吉田ふるさと村」です。
吉田ふるさと村は、村からの人口流出が続くなか、雇用の場の創出と地域経済の活性化を目的に、自治体(当時の吉田村)と地域住民が共同で出資をする(※設立時、100人以上の村民による2750万円の出資がありました。)第三セクターとして、昭和60年(1985年)にスタートたユニークな会社です。
主な事業は、地域の農産物を主原料とした加工食品の開発製造販売で、主力商品の一つに、たまごかけごはん専用醤油「おたまはん」があります。世に卵かけご飯ブームを巻き起こした大ヒット商品です。
地域の交通インフラや観光事業にも取り組んでおり、2019年11月から、宿の管理運営業務に参画しました。
宿の建物は3階建てで、総客室数は24室です。
和室、洋室、和洋室があります。
2019年11月にリニューアルオープンしており、館内、部屋共に、とてもキレイな施設です。

今回は、平日に、和洋室の部屋をひとりで利用、朝夕食付きで、料金は13,750円(税込)です。。※別途、入湯税150円必要。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は16時から、チェックアウトは10時です。
Supported by
<チェックイン>
木次の市街地から、斐伊川沿いに、国道314号線(東城街道)を南下します。
やがて、国道沿いに建つ、宿の建物が現れました。

木次から15分ほどの行程となります。松江自動車道利用の場合、三刀屋木次インターから約20分です。
尚、公共交通機関を利用の場合、JR木次線木次駅から、(吉田ふるさと村が運行している)雲南市民バスで20分です。
さて、宿の前の駐車スペースに車を止めます。

エントランスから館内へ。

宿の玄関は、建物の2階となります。

ロビーラウンジの左手前にあるフロントで宿泊手続きを済ませます。

部屋は2階にあるということで、館内エレベーター前を過ぎ、連絡通路を進みます。

こちらのドアが、今宵の部屋のようです。

<部屋は>
部屋のドアを開き、玄関スペースで下足を脱ぎます。

板張りの踏込スペースがあり、突き当りの引き戸を開けると、リビングスペースです。

琉球畳敷きの和室で、テーブルイスセットが設置されています。

3人以上で宿泊の場合は、こちらの和室に布団敷き対応となります。
奥の押入れに布団が用意されています。

サッシドアからは、ベランダへ出ることができます。

ベランダからは、裏を流れる斐伊川と山々を見渡せます。

隣には、ツインベッドルーム。

ベッドルーム(洋室)+和室の和洋室です。



部屋の備品は、
ベッドルームのキャビネット上に、

テレビ、

湯沸かしポット、茶器。

キャビネットの左扉内に冷蔵庫、

右扉内に金庫、

クローゼットの中に、浴衣、タオル類があります。

水回り設備は、踏込板間にあります。

洗面台。
ヘアードライヤーも備わっています。

隣のドアを開けると、トイレ。
トイレ便座は、もちろん洗浄機能付きです。

尚、Wi-Fiは、室内で使用可能です。
<大浴場は>
宿の大浴場は、1階にあります。
部屋がある2階からは、館内エレベーターか、階段を利用し、
1階ロビーの奥になります。

手前が男湯です。

出雲湯村温泉の泉質は、アルカリ性単純泉(低張性アルカリ性温泉)。
源泉温は、41.7度です。
脱衣場。


内風呂。



サウナはありません。

露天風呂へ。

岩風呂です。


陶器風呂もあります。



大浴場・露天風呂の宿泊当日入浴時間は、16時~23時までです。
尚、日帰り入浴時間は、11:30~20:00(最終受付は19:30)。
入浴料は、大人550円、小学生270円、幼児160円(4歳未満無料)です。
ほかに、貸切風呂も2カ所あります。
利用料金は、1時間550円です。

<夕食は>
食事場所は、夕朝食ともに、3階のレストランです。

会場は、テーブル席となります。

夕食時間は、18時~20時半です。
案内されたテーブルには料理が用意されています。

今回の夕食プランは、「スタンダード会席」です。

〇食前酒…桃酒
〇前菜…旬の盛合せ

〇向付…鮮魚二種盛

〇焼物…鮎塩焼 蓼酢

〇蒸物…羽二重饅頭 青紅葉麩

〇しのぎ…出雲蕎麦 オクラとろろのせ 薬味 美味出汁

酒は何を注文しようかな。

いつものように、地酒から、冷酒300ml「純米吟醸 深山の香」をチョイス。990円(税込)です。

〇強肴…国産ポークやわらか煮

〇油物…・揚串五種盛(うずらの玉子・なす・豚肉・じゃがいも・蓮根)
レモン つけだれ

食事は、吉田産こしひかり 白飯
〇香の物…二種盛
〇止椀…蓴菜の清汁

〇甘物…本日のデザート

地元の食材ををふんだんに使った会席料理でした。
<朝風呂は>
翌朝は、男女入れ替えで、奥が男湯です。

脱衣場。


内風呂。


露天岩風呂。



朝風呂の入浴時間は6時~9時半です。
外来入浴は、ありません。
<朝食は>
朝食場所も夕食と同じ場所です。
朝食は、「たまごかけご飯」にこだわった和朝食です。

清嵐荘の運営会社「吉田ふるさと村」は十数年前に世界初の《たまごかけごはん専用醤油「おたまはん」》を開発、
専用調味料調味料ブームを巻き起こしました。現在でもヒット商品として同社の看板商品です。
ご飯のお供、ご飯、味噌汁は、フリーバイキングです。


モーニングコーヒーも用意されています。

<館内施設、その他>
本館ロビーに売店があります。
営業時間は、8時~21時半までです。

コインランドリーもあります。

1階にマッサージチェア(有料)が設置されています。

<悠久の旅人のつぶやき>
地元資本のユニークな第三セクターが運営する公共の宿です。
2019年末にリニューアルオープンしていますので、まるで新築のようなキレイな施設です。
薬湯に浸かって山陰の味覚を満喫。日ごろの疲れを癒す里山リゾートです。
宿泊料金は、若干高めですが、プチ贅沢が楽しめるので、コスパ感はありますよ。
出雲路の旅の宿として、是非、ご検討ください。
<おすすめ度:★★★★☆☆(5点満点中、4.4点)>
<宿ブログ~山陰路のコスパ宿>
(兵庫県但馬・山陰)
・城崎観光ホテル 東山荘
・浜坂温泉 魚と屋(ととや)
・湯快リゾート 湯村温泉 三好屋
(鳥取県)
・ホテルモナーク鳥取
・鳥取グリーンモーリスホテル
・国民宿舎 山紫荘
・三朝温泉 渓泉閣
・皆生温泉 いこい亭 菊萬
・海色・湯の宿 松月
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虫の音や鳥のさえずりを聞きながら、
のんびり過ごす、自然の中の薬湯リゾート。
日ごろの喧騒を忘れ、「おっちら」とお過ごしください。
(宿資料より抜粋)
宿泊日:2023年6月29日(木)
宿泊プラン:1泊夕朝食付き。
部屋タイプ:和洋室(洗面台、トイレ付)。
宿泊代:13,750円(消費税込)※入湯税150円別途。
大手旅行サイト口コミ評価:★★★★☆☆(5点満点中、4.4点)
Topic: ◆公共の宿◆ プチ贅沢プラン
Check Point: 部屋(洗面台・トイレあり、洗浄機能付き便座、冷蔵庫あり、リビングスペースあり)、大浴場(天然温泉、露天風呂あり、サウナなし)
マップ <国民宿舎 清嵐荘>
<悠久の旅人・宿File No.254>
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<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
今宵の宿は、島根県の奥出雲地方の雲南市吉田町に建つ公共の宿です。

出雲湯村温泉は、出雲國風土記に「漆仁(しつに)の湯」とされ、
斐伊川の清流を望む山峡のたたずまいが落ち着いた風情を醸しだす、
千三百年の歴史ある薬湯です。
宿の運営に携わっているのは、「株式会社吉田ふるさと村」です。
吉田ふるさと村は、村からの人口流出が続くなか、雇用の場の創出と地域経済の活性化を目的に、自治体(当時の吉田村)と地域住民が共同で出資をする(※設立時、100人以上の村民による2750万円の出資がありました。)第三セクターとして、昭和60年(1985年)にスタートたユニークな会社です。
主な事業は、地域の農産物を主原料とした加工食品の開発製造販売で、主力商品の一つに、たまごかけごはん専用醤油「おたまはん」があります。世に卵かけご飯ブームを巻き起こした大ヒット商品です。
地域の交通インフラや観光事業にも取り組んでおり、2019年11月から、宿の管理運営業務に参画しました。
宿の建物は3階建てで、総客室数は24室です。
和室、洋室、和洋室があります。
2019年11月にリニューアルオープンしており、館内、部屋共に、とてもキレイな施設です。

今回は、平日に、和洋室の部屋をひとりで利用、朝夕食付きで、料金は13,750円(税込)です。。※別途、入湯税150円必要。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は16時から、チェックアウトは10時です。
Supported by
<チェックイン>
木次の市街地から、斐伊川沿いに、国道314号線(東城街道)を南下します。
やがて、国道沿いに建つ、宿の建物が現れました。

木次から15分ほどの行程となります。松江自動車道利用の場合、三刀屋木次インターから約20分です。
尚、公共交通機関を利用の場合、JR木次線木次駅から、(吉田ふるさと村が運行している)雲南市民バスで20分です。
さて、宿の前の駐車スペースに車を止めます。

エントランスから館内へ。

宿の玄関は、建物の2階となります。

ロビーラウンジの左手前にあるフロントで宿泊手続きを済ませます。

部屋は2階にあるということで、館内エレベーター前を過ぎ、連絡通路を進みます。

こちらのドアが、今宵の部屋のようです。

<部屋は>
部屋のドアを開き、玄関スペースで下足を脱ぎます。

板張りの踏込スペースがあり、突き当りの引き戸を開けると、リビングスペースです。

琉球畳敷きの和室で、テーブルイスセットが設置されています。

3人以上で宿泊の場合は、こちらの和室に布団敷き対応となります。
奥の押入れに布団が用意されています。

サッシドアからは、ベランダへ出ることができます。

ベランダからは、裏を流れる斐伊川と山々を見渡せます。

隣には、ツインベッドルーム。

ベッドルーム(洋室)+和室の和洋室です。



部屋の備品は、
ベッドルームのキャビネット上に、

テレビ、

湯沸かしポット、茶器。

キャビネットの左扉内に冷蔵庫、

右扉内に金庫、

クローゼットの中に、浴衣、タオル類があります。

水回り設備は、踏込板間にあります。

洗面台。
ヘアードライヤーも備わっています。

隣のドアを開けると、トイレ。
トイレ便座は、もちろん洗浄機能付きです。

尚、Wi-Fiは、室内で使用可能です。
<大浴場は>
宿の大浴場は、1階にあります。
部屋がある2階からは、館内エレベーターか、階段を利用し、
1階ロビーの奥になります。

手前が男湯です。

出雲湯村温泉の泉質は、アルカリ性単純泉(低張性アルカリ性温泉)。
源泉温は、41.7度です。
脱衣場。


内風呂。



サウナはありません。

露天風呂へ。

岩風呂です。


陶器風呂もあります。



大浴場・露天風呂の宿泊当日入浴時間は、16時~23時までです。
尚、日帰り入浴時間は、11:30~20:00(最終受付は19:30)。
入浴料は、大人550円、小学生270円、幼児160円(4歳未満無料)です。
ほかに、貸切風呂も2カ所あります。
利用料金は、1時間550円です。

<夕食は>
食事場所は、夕朝食ともに、3階のレストランです。

会場は、テーブル席となります。

夕食時間は、18時~20時半です。
案内されたテーブルには料理が用意されています。

今回の夕食プランは、「スタンダード会席」です。

〇食前酒…桃酒
〇前菜…旬の盛合せ

〇向付…鮮魚二種盛

〇焼物…鮎塩焼 蓼酢

〇蒸物…羽二重饅頭 青紅葉麩

〇しのぎ…出雲蕎麦 オクラとろろのせ 薬味 美味出汁

酒は何を注文しようかな。

いつものように、地酒から、冷酒300ml「純米吟醸 深山の香」をチョイス。990円(税込)です。

〇強肴…国産ポークやわらか煮

〇油物…・揚串五種盛(うずらの玉子・なす・豚肉・じゃがいも・蓮根)
レモン つけだれ

食事は、吉田産こしひかり 白飯
〇香の物…二種盛
〇止椀…蓴菜の清汁

〇甘物…本日のデザート

地元の食材ををふんだんに使った会席料理でした。
<朝風呂は>
翌朝は、男女入れ替えで、奥が男湯です。

脱衣場。


内風呂。


露天岩風呂。



朝風呂の入浴時間は6時~9時半です。
外来入浴は、ありません。
<朝食は>
朝食場所も夕食と同じ場所です。
朝食は、「たまごかけご飯」にこだわった和朝食です。

清嵐荘の運営会社「吉田ふるさと村」は十数年前に世界初の《たまごかけごはん専用醤油「おたまはん」》を開発、
専用調味料調味料ブームを巻き起こしました。現在でもヒット商品として同社の看板商品です。
ご飯のお供、ご飯、味噌汁は、フリーバイキングです。


モーニングコーヒーも用意されています。

<館内施設、その他>
本館ロビーに売店があります。
営業時間は、8時~21時半までです。

コインランドリーもあります。

1階にマッサージチェア(有料)が設置されています。

<悠久の旅人のつぶやき>
地元資本のユニークな第三セクターが運営する公共の宿です。
2019年末にリニューアルオープンしていますので、まるで新築のようなキレイな施設です。
薬湯に浸かって山陰の味覚を満喫。日ごろの疲れを癒す里山リゾートです。
宿泊料金は、若干高めですが、プチ贅沢が楽しめるので、コスパ感はありますよ。
出雲路の旅の宿として、是非、ご検討ください。
<おすすめ度:★★★★☆☆(5点満点中、4.4点)>
<宿ブログ~山陰路のコスパ宿>
(兵庫県但馬・山陰)
・城崎観光ホテル 東山荘
・浜坂温泉 魚と屋(ととや)
・湯快リゾート 湯村温泉 三好屋
(鳥取県)
・ホテルモナーク鳥取
・鳥取グリーンモーリスホテル
・国民宿舎 山紫荘
・三朝温泉 渓泉閣
・皆生温泉 いこい亭 菊萬
・海色・湯の宿 松月
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