四国・中国をぐるり一周ドライブひとり旅。5泊6日。淡路島、大歩危・小歩危、祖谷渓谷、桂浜、足摺岬、四万十川、しまなみ海道。
大津市の自宅を出発。明石海峡大橋を渡り、淡路島を縦断し、徳島・高知・愛媛を巡り、帰りに岡山県・湯原温泉に浸かって、山陰周りで帰路へ。今回も酒のボトルと共に、5泊6日のドライブひとり旅へ。
▼四万十川の佐田沈下橋(高知県)

<旅行時期: 2015年12月7日(月)~12月11日(金)>
KEY WORD:明石海峡大橋、淡路島、南淡温泉、大鳴門橋、板東俘虜収容所跡・ドイツ館、阿波の土柱、脇町、大歩危温泉、大歩危・小歩危、かずら橋、祖谷渓谷、桂浜、宿毛、大月、足摺岬、四万十川、しまなみ海道、弓削島、因島水軍城、備中松山城址、湯原温泉、砂湯、三徳山投入堂、湖山池、鳥取砂丘、余部鉄橋
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DAY1. 滋賀県大津市~明石海峡大橋~南淡温泉へ。
今回は、通勤時間帯の渋滞を避けて、午前遅めの出発。
もちろん、宿に着いてからのお楽しみのジンとスコッチウィスキーのボトルも同行。こいつらが、唯一の旅連れ。

大津から国道161号線湖西バイパスで山科へ。平日の昼に、一般道で京阪神を走れば、淡路島にいつ着けるやらわからない。京都東ICから名神・中国道と走り、西宮北JCTより阪神高速北神戸線へ入る。

布施畑JCTより、神戸淡路鳴門自動車道に入り、トンネルを抜けたかと思うとスグに明石海峡大橋を渡った。
橋を渡り切った淡路島側にある道の駅あわじの駐車場に車を停めて、海峡見物。
▼明石海峡大橋
明石海峡大橋は、1998年(平成10年)4月に完成した、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大の吊橋。工事期間中には、1995年(平成7年)1月17日5時46分、明石海峡付近の深さ10~20kmを震源として、マグニチュード7.2の大地震が発生したが、橋自体に深刻な構造上の損傷はなく、工事が進められた。2014年4月1日から通行料は値下げになり、ETC搭載の普通車900円、軽自動車750円(平日・土日祝日を問わず)となった。めったに通行しないので、案外安いなあ、という印象。淡路島側に、道の駅あわじがあり、橋と明石海峡がきれいに見渡せる。


ここで高速を下り、一般道へ。
時刻は早や、夕刻前。日は西に傾きかけている。
ここからは、夕陽を追いかけて行くことにしよう。
しばらく、丘の上の農道を走り、やがて淡路島の西海岸線へ出る。

ここからは、淡路サンセットラインと呼ばれる淡路島西海岸沿いを走る県道を行く。
夕陽は、もう西の海にに沈んでしまったか。

この先は、夜闇の中を今宵の宿泊地・南淡温泉へ向けて進む。
今夜の宿泊プランは、夕食無しのプラン。途中のスーパーで、部屋での晩餐用に、刺身と惣菜、そして、地酒冷酒を買って、南あわじ市福良のホテルに到着。

DAY1. 大津市~京都東IC~明石海峡大橋~南淡温泉 走行距離195キロ
1泊目 <南淡温泉>南淡路ロイヤルホテル

鳴門大橋まで見渡せる絶景眺望のリゾートホテルでの宿泊をシーズンオフなら、格安で楽しめる。
平日宿泊ツインベッドルーム一人利用、朝食のみ付きで料金は7,300円(税込)。コスパ感は大いにあり。
館内には、天然温泉(南淡温泉)の大浴場があり、露天風呂、サウナもある。日帰り入浴可能で、入浴料は1000円。午前は5:00~10:00、午後は12:00~25:00迄の利用が可能。夏季期間にはプールの営業もあり、日帰り利用料は、大人\1,500 小学生\750。プールの営業時間は、9:00~18:00。
夕食時間を気にしなくていいので、まずは温泉風呂に湯ったりつかってから、買って来た料理と酒で、部屋で晩酌。


酒呑んで、温泉入って、また、酒飲んで。。。
こうして、旅の一日目は過ぎてゆくのであった。毎度のことながら。

(宿の詳細情報は、別記事を参照ください。)
↓
南淡路ロイヤルホテル
DAY2. 南淡温泉~大鳴門橋~板東俘虜収容所跡・ドイツ館~阿波の土柱~脇町~大歩危温泉.へ。阿波路を行く。
宿を出発。部屋から見えていた大鳴門橋へは、スグ。淡路島側にある道の駅・うずしおの駐車場に車を停めて、見学。
▼大鳴門橋
大鳴門橋は昭和60年6月に開通。橋は上下2層式となっていて、下部は四国新幹線が通る予定になっていたが、未だ進行せず。今は、「渦の道」という海上遊歩道として利用されている。橋のたもと、兵庫県南あわじ市側にある道の駅うずしおは、陸上からの観潮スポットとして、壮大な鳴門の渦潮を見られる絶好の観光スポット。



残念ながら、この時間帯はうず潮は見れず。
道の駅・うずしおにある淡路島名産の玉ねぎの自販機発見!?

と、思いきや、コカ・コーラの自販機だった。

道の駅を出発。大鳴門橋を渡って、徳島県鳴門市へ。四国へ上陸。
ここからは鳴門スカイライン(通行料無料)で、中島田の景観を満喫。
▼鳴門スカイライン・四方見展望台
鳴門スカイラインの四方見展望台からは、釣り筏、真珠・牡蠣の養殖筏が点々と浮かぶ風光明美なウチノ海が一望できる。この絶景は絶対おススメ。


国道11号線から県道へ入り、板東へ。ここには、ぜひ行ってみたかった場所がある。
▼板東俘虜収容所跡地・ドイツ館
第一次世界大戦のとき、捕虜となったドイツ兵約1000人を収容したのが、板東俘虜収容所だ。所長の松江豊寿は、戊辰戦争で敗れた会津藩の出身者であり、降伏した者の屈辱と悲しみの中で育ったこともあり、「武士の情け、これを根幹として俘虜を取り扱いたい」とした。ここから、ドイツ人捕虜と地元民との、自由で生産的な交流が始まる。終戦後、故国ドイツへ移送される前、板東俘虜収容所の小さな一室で、ドイツ人捕虜により、感謝と友情の思いを込めて、日本で初めて「第九」が全曲演奏披露された。ここドイツ館前の広場には、第九像が建立されている。また、徒歩10分ほどのところには、不完全ながら、板東俘虜収容所跡が保存されている。日本人なら、第一次世界大戦の秘話として、心に留めておきたい。ぜひ一度、訪れて頂ください。無料駐車場あり。
<板東俘虜収容所跡>

<ドイツ館前広場にある第九像>



板東には、もう一箇所、重要な観光スポットがある。四国八十八カ所巡礼の一番札所である。
▼第一番札所 霊山寺
国巡礼八十八カ所の順打ち遍路の出発点。
風格ある仁王門が印象的。第一番札所らしく、本堂脇の売店で、遍路の装束や金剛杖をはじめとする遍路用品一式が揃う。また、遍路旅の基本的な心得や作法を指導してもらえるそうだ。お遍路をしなくても、第一番札所は、見ておきたいもの。無料駐車場あり。

板東から、吉野川の北側の県道(川北街道)を西へ進む。阿波の土柱へ。
▼阿波の土柱
阿波の土柱は、アメリカのロッキー山脈とイタリアのチロルの土柱と合わせて、世界三大奇勝と呼ばれている。砂礫層の侵蝕によって数十の土の柱が生まれたものだそう。日没後はライトアップがある。見学無料。無料駐車場あり。


県道に戻って、道沿いのレストランで昼食。
以前、テレビの旅番組で見た「自家牧場直営 阿波ポーク 剛」で、遅めのランチ。まあ、値段安いわ、ボリューム凄いわ。ご飯、味噌汁、カレーも食べ放題。。。そないに食えへんわ。

昼食後、西へ走り、脇町へ。
▼脇町劇場 オデオン座
1934年(昭和9年)の開場。戦前には歌舞伎や浪曲の上演で人気を集め、戦後には歌謡ショー公演や映画上映など地域の憩いの場として親しまれた。その後、時代の変化と共に、閉館、取り壊される予定だったが、山田洋次監督西田敏行主演の松竹映画『虹をつかむ男』のロケ舞台となったことがきっかけで、存続されたそう。入館料200円。

▼うだつの町並み
道の駅・藍ランドうだつの駐車場に車を停めれば、うだつの町並みまでは徒歩でスグ。脇町のうだつの町並みは、脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展したものだそう。町家の両端に本瓦葺きで、白漆喰塗りの「うだつ」が上がっている。

脇町からは、吉野川を渡り、国道192号線へ。

国道192号線を西へ進み、佃で国道32号線へ。蔦監督の池田高校がある池田町付近の渋滞を抜けて、夕闇迫る中、今宵の宿泊地・大歩危温泉へ到着。
DAY2. 南淡温泉~大鳴門橋~板東俘虜収容所跡・ドイツ館~阿波の土柱~脇町~大歩危温泉 走行距離120キロ
2泊目 大歩危温泉 サンリバー大歩危
大歩危峡と峡谷にかかるJR鉄橋を臨む絶景の温泉宿。料理のボリュームは特筆ものです。
平日宿泊和室一人利用、朝夕食付きで料金は12,960円(税込)でした。コスパ的には、ちょっと料金高い印象。
(宿の詳細情報は、別途、「四国地方の宿」カテゴリの記事を参照ください。)
↓
大歩危温泉 サンリバー大歩危
DAY3. 大歩危温泉~大歩危・小歩危~かずら橋~祖谷渓谷~桂浜~宿毛~大月。阿波から土佐路へ。
大歩危温泉の宿を出発。大歩危峡へ。
▼大歩危・小歩危
2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷。名前の由来は多々あるようだが、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説に納得。


JR土讃線の大歩危鉄橋は、いつか、列車で渡りたい。
大歩危で、国道を左折して、祖谷方面へ。祖谷・かずら橋への道は完全2車線で走りやすい。

▼祖谷のかずら橋
平家一族の哀話を秘める、秘境祖谷の、かずら橋。
「シラクチカズラ」を編み連ねて創られるかずら橋は、かつては、祖谷川各所に架けられていた生活路だったが、今では、この西祖谷山村の「祖谷のかずら橋」と、東祖谷の「奥祖谷二重かずら橋」を残すのみとなっている。「祖谷のかずら橋」は、長さ45m、幅2m。重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られおり、3年毎に架け替えが行なわれるそうだ。入場料550円、市営駐車場料金510円。

かずら橋を出発。祖谷渓谷へ、山道へ入る。

ほとんどの区間が離合不可の狭いワインディングロード。対向車に注意。かなり高いところを通る道だ。
やがて、視界に小便小僧が。何で、こんなところに小便小僧が?
▼祖谷渓谷 小便小僧
西祖谷のかずら橋から、祖谷渓谷沿いの細い道をドライブ。道端の断崖の上に、突如、小便小僧像が出現する。かつての子どもたちはここに立ち、度胸試しをしたという逸話にちなんで作られたらしい。まあ、この高さに立てば、出るものも出なくなりそうっすわ。


祖谷渓谷を抜けると、やがて道は、JR土讃線祖谷口駅前に出た。再び、国道32号線で大歩危・小歩危を通り、県境を越えて、土佐の国へ入る。大豊ICより、高知自動車道へ入り、高知ICで下りて、高知市内を抜け、土佐湾の桂浜へ。
▼桂浜
坂本龍馬像が太平洋を見渡す場所。
高知市街の南、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、月の名所とも謳われている。お目当ては何と言っても、公園の高台にある坂本龍馬像。像は、地元有志により昭和3年5月の建立で、像の高さは5.3m,台座を含めた総高は13.5m。桂浜公園駐車場は有料、普通車400円。



桂浜からは快晴の下、太平洋沿い・黒潮ラインで西へ走る。

須崎で国道56号線に出て、途中の道の駅で、高知名物「鍋焼きラーメン」で、遅めの昼食。

国道56号線を土佐中村に向けて走行。太平洋が眩しい。

土佐中村を通過し、高知県西海岸の宿毛市へ。夕暮れ前。お目当ては夕日だったが、雲が出ていて、残念。

日没後、今宵の宿、ホテルベルリーフ大月に到着。

DAY3. 大歩危温泉~大歩危・小歩危~かずら橋~祖谷渓谷~桂浜~宿毛~大月。 走行距離267キロ
3泊目 ホテルベルリーフ大月

リゾート感溢れるコテージ風客室。南四国の太平洋の絶景を見ながら過ごす、安らぎのプライベートタイムを過ごせる宿。
平日宿泊メゾネットタイプトリプルルーム一人利用、朝夕食付きで料金は8,100円(税込)。かなりのコスパ感あり。
(宿の詳細情報は、下記の別記事を参照ください。)
↓
ホテルベルリーフ大月
DAY4. 大月~足摺岬~四万十川~しまなみ海道~弓削島へ、四国縦断。
宿を出発。今日は、朝から雨模様。
国道321号線、通称「足摺サニーロード」を海岸線沿いに東へ走る。日本の道百選に選ばれている道だ。

竜串海岸付近。小雨。風が強く、海も荒れ模様。

土佐清水から、足摺半島の峰を走る「椿の道(足摺スカイライン)」を通り、足摺岬へ到達。
▼足摺岬
無料駐車場には、近郊の出身者であるジョン万次郎像が建っている。


駐車場から遊歩道を歩いて5分ほどで、展望台へ。絶景を見渡すことができる。


足摺岬からは、半島の東海岸沿いを進む。道は狭いが、南国土佐を感じられる道だ。

土佐清水から、国道321号線を北上して、土佐中村へ。
土佐中村の四万十川河口から、四万十下流~中流へと、川沿いをドライブする。しかい、雨が強くなってきた。
▼四万十川
冬の嵐ともいえる大雨の中、四万十川が太平洋に流れ込む河口付近から川上へ、下流域の川沿いを江川崎までドライブ。中村市街地から県道340号線を蛇行するかわに沿って北へ。国道441号線に合流する川登地区まで、道幅は狭いが、観光整備されていない四万十川の素顔が見られる。天気の良い日に、佐田や美里の沈下橋を見学しながら、のんびりドライブすれば、最高。
<四万十川河口付近>

<四万十川 下流域~中流域>

四万十川沿いの道幅は狭小。ダンプカーが結構通るので、運転注意。

四万十川に架かる佐田沈下橋



雨はさらに強くなってきた。心なしか、水嵩も上がってきているみたい。


愛車エクストレイルでは、ギリギリの感じ。何とか、渡れた。

雨が強烈になってきたので、四万十川観光は、これで諦め。
完全2車線の国道441号線へ出て、北上し、江川崎へ。ここで、四万十川と別れ、国道381号線で、宇和島方面へ進路を取る。
足摺岬、四万十川で、結構、時間を費やしてしまった。
昼食は、国道沿いの道の駅で、そばをかっ食らって、先を急ぐ。
雨の中、宇和島の北、三間ICより、松山自動車道へ入る。今治道へ入る手前で、日没。
夜闇の中を、何の景色を見ることもできずに、瀬戸内しまなみ海道を疾走して、因島南ICで下り、土生のフェリー乗り場へ。
土生港からフェリーで5分の生名島立石港へ渡り、生名島からは生名橋・弓削大橋を渡って15分ほど。瀬戸内海に浮かぶ孤島、弓削島の宿に到着、。
DAY4. 大月~足摺岬~四万十川~しまなみ海道~弓削島 走行距離365キロ
今日は、一日中、大雨に降られた。
翌朝のテレビニュースで知ったのだが、増水した四万十川に落ちて、一人亡くなったとのことだった。
4泊目 インランド・シー・リゾート フェスパ(愛媛県弓削島)
瀬戸内海に浮かぶ孤島の高台に建つリゾート風施設。全室オーシャンビュー。おだやかな海と島が見渡せる宿。
平日宿泊ビジネスプランで和室一人利用、朝夕食付きで料金は 8,450円(税込)。コスパ的には悪くないが。
館内のスパ施設は日帰り入浴でも利用可能。上島町内の天然温泉「岩城島菰隠(こもがくし)温泉の湯」で、入浴料620円。入浴可能時間は、10:00~22:00で、夕方には地元客で大賑わい。内風呂、サウナのほか、瀬戸内海が見渡せる展望露天風呂がある。

(宿の詳細情報は、下記の別記事を参照ください。)
↓
インランド・シーリゾート フェスパ
DAY5. 弓削島~因島水軍城~備中松山城址~湯原温泉へ、中国地方横断。
弓削島の宿を出発。今日は、天気は良さそうだ。

因島フェリーまでは、昨夜通った道を引き返すかたちになる。
弓削大橋を渡り、生名島からフェリーで因島土生港へ戻る。
▼弓削大橋
平成8年3月に完成した、弓削島と佐島をつなぐ全長980mの弓削大橋。記念公園の展望台からは、上島町の風景が見渡せる絶好のロケーション。因島からフェリーを使っての弓削島への旅は、サイクリングにもおススメ。

▼生名島フェリー乗り場

因島では、因島水軍城を観光。
▼因島水軍城
村上水軍は南北朝から室町戦国時代にかけて、この辺りの海路を制覇し、水軍王国として活躍した。八幡大菩薩の旗を掲げ、瀬戸内海のみならず、朝鮮半島から中国、東南アジアまでその名をとどろかせた。水軍城ふもとに無料駐車場があり、展示館である水軍城敷地までは入場無料。展示館は、入場料310円。




因島北ICより、しまなみ海道に乗り、因島大橋、尾道大橋を渡って、西瀬戸尾道ICで下り、国道2号線バイパスで、福山市内へ。
福山から、国道313号線で、岡山県の高梁市へ向かう。
井原市の味噌ラーメン専門店「みそ膳・ 井原店」で昼食。なかなか良い味。

昼食後、国道313号線で山あいを走り、高梁市に到着。歴史観光を。
▼備中松山城址
鎌倉時代の延応二年(1240)からの歴史を持つ天空の山城。
平日だったので、8合目のふいご峠駐車場までマイカーで上がれた。ふいご峠駐車場から、城の本丸付近へは山道を徒歩20分程度登らなくてはならず、時間がないので、ここで断念。かなり急な階段となるので、登る方はそれなりの服装や靴の準備が必要。土曜休日は、5合目の城見橋公園駐車場止まりで、そこからシャトルバス(往復300円)でふいご峠(8合目)まであがることになる。駐車料金は無料。天守の現存する山城としては随一の高さを誇るという天守閣は、別途入館料300円必要。
<麓の登頂口>

<ふいご峠駐車場からの高梁城下の眺望>

<松山城天守閣への案内と登り道>


ふいご峠駐車場から城下へ下りて、武家屋敷町へ。

武家屋敷を出発。今宵の宿までは、まだ遠い。
国道313号線を北上。夕暮近づいてきた。北房ICから中国自動車道を利用。落合JCTで米子自動車道へ入り、湯原ICで下り、湯原温泉・湯快リゾート 輝の湯へ到着。もう、すっかり夜闇に包まれている。

DAY5. 弓削島~因島水軍城~備中松山城址~湯原温泉 走行距離184キロ
5泊目 湯快リゾート 湯原温泉 輝乃湯/strong>

古き昭和の温泉宿の情緒たっぷり。湯快リゾートの中でも、風呂自慢の宿。
平日宿泊和室一人利用、朝夕食付きで料金は8,100円(税込)。湯快リゾートの宿だけあって、コスパ感はあり。
(宿の詳細情報は、下記の別記事を参照ください。)
↓
湯快リゾート 湯原温泉 輝乃湯
【じゃらん】 中国エリアのホテル・宿の予約
DAY6. 湯原温泉~三徳山投入堂口~湖山池~鳥取砂丘~余部鉄橋~帰宅。
最終日。宿を出発して、まずは、湯原温泉の野天風呂・砂湯へ。
▼砂湯
全国露天風呂番付の西の横綱。川原の野天風呂は男女混浴。簡易脱衣所はある。駐車場、入湯料は無料。



ついでに、湯原ダムへ上がってみる。
▼湯原ダム


湯原温泉を出発。寄り道しながら、帰路へ。
国道313号線から国道482号線へ入り、国道179号線へ出て、三朝町へ。
右折して、県道21号を走る。三朝温泉を通過し、三徳山の麓を走る。

投入堂登山口。山の中腹には、投入堂が遠くに見える。

この県道21号、地図で見るとショートカットロード。完全2車線の道なれど、結構アップダウンがある。

やがて吉岡温泉を通過して、湖山池のほとりへ。

鳥取西ICを通過し、鳥取市街の西端を抜けて、国道9号線バイパスへ出る。
鳥取砂丘展望台へ立ち寄り。雲が垂れ込めていて、景観は良くない。

鳥取砂丘を出て、国道178号線で、山陰海岸沿いを浜坂方面へ。
道の駅・あまるべに立ち寄り、遅めの昼食休憩。
▼道の駅・あまるべ
山陰本線余部鉄橋の下にある道の駅。
余部鉄橋は、JR山陰本線の鎧駅と餘部駅との間にある日本一の鉄道鉄橋。明治45年の完成し、昭和61年12月28日に起こった列車転落事故により、新設された。道の駅あまるべの駐車場付近に、旧鉄橋の部材が保存されている。見上げれば、はるか頭上の鉄橋を列車が走って行く。道の駅内には、売店、レストランがある。餘部駅に設けられた「空の駅」は40m上。遊歩道道の駅からは遊歩道を歩いて15分程の登り道となる。


道の駅内にある食事処「余部村魚菜店」で昼食。

魚菜店丼700円。野菜のかき揚げをとき卵でとじて、魚のフライをのせて、三つ葉と刻みのりで仕上げたオリジナル丼。
余部を出発。
国道178号線で豊岡へ出て、国道426号線で福知山へ。
福知山からは国道9号線で京都市内へ。国道1号線、国道161号線(湖西バイパス)を通って、自宅へ帰着。
DAY6 湯原温泉~三徳山投入堂口~湖山池~鳥取砂丘~余部鉄橋~帰宅 走行距離322キロ
次回の旅は、鉄道旅行かな。ちょっと、遠出するかぁ。
では、また。
滋賀県大津市→淡路島→大歩危温泉→桂浜→宿毛→足摺岬→弓削島→湯原温泉→余部鉄橋→大津市 6日間総走行距離1,453キロ
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▼四万十川の佐田沈下橋(高知県)

<旅行時期: 2015年12月7日(月)~12月11日(金)>
KEY WORD:明石海峡大橋、淡路島、南淡温泉、大鳴門橋、板東俘虜収容所跡・ドイツ館、阿波の土柱、脇町、大歩危温泉、大歩危・小歩危、かずら橋、祖谷渓谷、桂浜、宿毛、大月、足摺岬、四万十川、しまなみ海道、弓削島、因島水軍城、備中松山城址、湯原温泉、砂湯、三徳山投入堂、湖山池、鳥取砂丘、余部鉄橋
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DAY1. 滋賀県大津市~明石海峡大橋~南淡温泉へ。
今回は、通勤時間帯の渋滞を避けて、午前遅めの出発。
もちろん、宿に着いてからのお楽しみのジンとスコッチウィスキーのボトルも同行。こいつらが、唯一の旅連れ。

大津から国道161号線湖西バイパスで山科へ。平日の昼に、一般道で京阪神を走れば、淡路島にいつ着けるやらわからない。京都東ICから名神・中国道と走り、西宮北JCTより阪神高速北神戸線へ入る。

布施畑JCTより、神戸淡路鳴門自動車道に入り、トンネルを抜けたかと思うとスグに明石海峡大橋を渡った。
橋を渡り切った淡路島側にある道の駅あわじの駐車場に車を停めて、海峡見物。
▼明石海峡大橋
明石海峡大橋は、1998年(平成10年)4月に完成した、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大の吊橋。工事期間中には、1995年(平成7年)1月17日5時46分、明石海峡付近の深さ10~20kmを震源として、マグニチュード7.2の大地震が発生したが、橋自体に深刻な構造上の損傷はなく、工事が進められた。2014年4月1日から通行料は値下げになり、ETC搭載の普通車900円、軽自動車750円(平日・土日祝日を問わず)となった。めったに通行しないので、案外安いなあ、という印象。淡路島側に、道の駅あわじがあり、橋と明石海峡がきれいに見渡せる。


ここで高速を下り、一般道へ。
時刻は早や、夕刻前。日は西に傾きかけている。
ここからは、夕陽を追いかけて行くことにしよう。
しばらく、丘の上の農道を走り、やがて淡路島の西海岸線へ出る。

ここからは、淡路サンセットラインと呼ばれる淡路島西海岸沿いを走る県道を行く。
夕陽は、もう西の海にに沈んでしまったか。

この先は、夜闇の中を今宵の宿泊地・南淡温泉へ向けて進む。
今夜の宿泊プランは、夕食無しのプラン。途中のスーパーで、部屋での晩餐用に、刺身と惣菜、そして、地酒冷酒を買って、南あわじ市福良のホテルに到着。

DAY1. 大津市~京都東IC~明石海峡大橋~南淡温泉 走行距離195キロ
1泊目 <南淡温泉>南淡路ロイヤルホテル

鳴門大橋まで見渡せる絶景眺望のリゾートホテルでの宿泊をシーズンオフなら、格安で楽しめる。
平日宿泊ツインベッドルーム一人利用、朝食のみ付きで料金は7,300円(税込)。コスパ感は大いにあり。
館内には、天然温泉(南淡温泉)の大浴場があり、露天風呂、サウナもある。日帰り入浴可能で、入浴料は1000円。午前は5:00~10:00、午後は12:00~25:00迄の利用が可能。夏季期間にはプールの営業もあり、日帰り利用料は、大人\1,500 小学生\750。プールの営業時間は、9:00~18:00。
夕食時間を気にしなくていいので、まずは温泉風呂に湯ったりつかってから、買って来た料理と酒で、部屋で晩酌。


酒呑んで、温泉入って、また、酒飲んで。。。
こうして、旅の一日目は過ぎてゆくのであった。毎度のことながら。

(宿の詳細情報は、別記事を参照ください。)
↓
南淡路ロイヤルホテル
DAY2. 南淡温泉~大鳴門橋~板東俘虜収容所跡・ドイツ館~阿波の土柱~脇町~大歩危温泉.へ。阿波路を行く。
宿を出発。部屋から見えていた大鳴門橋へは、スグ。淡路島側にある道の駅・うずしおの駐車場に車を停めて、見学。
▼大鳴門橋
大鳴門橋は昭和60年6月に開通。橋は上下2層式となっていて、下部は四国新幹線が通る予定になっていたが、未だ進行せず。今は、「渦の道」という海上遊歩道として利用されている。橋のたもと、兵庫県南あわじ市側にある道の駅うずしおは、陸上からの観潮スポットとして、壮大な鳴門の渦潮を見られる絶好の観光スポット。



残念ながら、この時間帯はうず潮は見れず。
道の駅・うずしおにある淡路島名産の玉ねぎの自販機発見!?

と、思いきや、コカ・コーラの自販機だった。

道の駅を出発。大鳴門橋を渡って、徳島県鳴門市へ。四国へ上陸。
ここからは鳴門スカイライン(通行料無料)で、中島田の景観を満喫。
▼鳴門スカイライン・四方見展望台
鳴門スカイラインの四方見展望台からは、釣り筏、真珠・牡蠣の養殖筏が点々と浮かぶ風光明美なウチノ海が一望できる。この絶景は絶対おススメ。


国道11号線から県道へ入り、板東へ。ここには、ぜひ行ってみたかった場所がある。
▼板東俘虜収容所跡地・ドイツ館
第一次世界大戦のとき、捕虜となったドイツ兵約1000人を収容したのが、板東俘虜収容所だ。所長の松江豊寿は、戊辰戦争で敗れた会津藩の出身者であり、降伏した者の屈辱と悲しみの中で育ったこともあり、「武士の情け、これを根幹として俘虜を取り扱いたい」とした。ここから、ドイツ人捕虜と地元民との、自由で生産的な交流が始まる。終戦後、故国ドイツへ移送される前、板東俘虜収容所の小さな一室で、ドイツ人捕虜により、感謝と友情の思いを込めて、日本で初めて「第九」が全曲演奏披露された。ここドイツ館前の広場には、第九像が建立されている。また、徒歩10分ほどのところには、不完全ながら、板東俘虜収容所跡が保存されている。日本人なら、第一次世界大戦の秘話として、心に留めておきたい。ぜひ一度、訪れて頂ください。無料駐車場あり。
<板東俘虜収容所跡>

<ドイツ館前広場にある第九像>



板東には、もう一箇所、重要な観光スポットがある。四国八十八カ所巡礼の一番札所である。
▼第一番札所 霊山寺
国巡礼八十八カ所の順打ち遍路の出発点。
風格ある仁王門が印象的。第一番札所らしく、本堂脇の売店で、遍路の装束や金剛杖をはじめとする遍路用品一式が揃う。また、遍路旅の基本的な心得や作法を指導してもらえるそうだ。お遍路をしなくても、第一番札所は、見ておきたいもの。無料駐車場あり。

板東から、吉野川の北側の県道(川北街道)を西へ進む。阿波の土柱へ。
▼阿波の土柱
阿波の土柱は、アメリカのロッキー山脈とイタリアのチロルの土柱と合わせて、世界三大奇勝と呼ばれている。砂礫層の侵蝕によって数十の土の柱が生まれたものだそう。日没後はライトアップがある。見学無料。無料駐車場あり。


県道に戻って、道沿いのレストランで昼食。
以前、テレビの旅番組で見た「自家牧場直営 阿波ポーク 剛」で、遅めのランチ。まあ、値段安いわ、ボリューム凄いわ。ご飯、味噌汁、カレーも食べ放題。。。そないに食えへんわ。

昼食後、西へ走り、脇町へ。
▼脇町劇場 オデオン座
1934年(昭和9年)の開場。戦前には歌舞伎や浪曲の上演で人気を集め、戦後には歌謡ショー公演や映画上映など地域の憩いの場として親しまれた。その後、時代の変化と共に、閉館、取り壊される予定だったが、山田洋次監督西田敏行主演の松竹映画『虹をつかむ男』のロケ舞台となったことがきっかけで、存続されたそう。入館料200円。

▼うだつの町並み
道の駅・藍ランドうだつの駐車場に車を停めれば、うだつの町並みまでは徒歩でスグ。脇町のうだつの町並みは、脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展したものだそう。町家の両端に本瓦葺きで、白漆喰塗りの「うだつ」が上がっている。

脇町からは、吉野川を渡り、国道192号線へ。

国道192号線を西へ進み、佃で国道32号線へ。蔦監督の池田高校がある池田町付近の渋滞を抜けて、夕闇迫る中、今宵の宿泊地・大歩危温泉へ到着。
DAY2. 南淡温泉~大鳴門橋~板東俘虜収容所跡・ドイツ館~阿波の土柱~脇町~大歩危温泉 走行距離120キロ
2泊目 大歩危温泉 サンリバー大歩危
大歩危峡と峡谷にかかるJR鉄橋を臨む絶景の温泉宿。料理のボリュームは特筆ものです。
平日宿泊和室一人利用、朝夕食付きで料金は12,960円(税込)でした。コスパ的には、ちょっと料金高い印象。
(宿の詳細情報は、別途、「四国地方の宿」カテゴリの記事を参照ください。)
↓
大歩危温泉 サンリバー大歩危
DAY3. 大歩危温泉~大歩危・小歩危~かずら橋~祖谷渓谷~桂浜~宿毛~大月。阿波から土佐路へ。
大歩危温泉の宿を出発。大歩危峡へ。
▼大歩危・小歩危
2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷。名前の由来は多々あるようだが、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説に納得。


JR土讃線の大歩危鉄橋は、いつか、列車で渡りたい。
大歩危で、国道を左折して、祖谷方面へ。祖谷・かずら橋への道は完全2車線で走りやすい。

▼祖谷のかずら橋
平家一族の哀話を秘める、秘境祖谷の、かずら橋。
「シラクチカズラ」を編み連ねて創られるかずら橋は、かつては、祖谷川各所に架けられていた生活路だったが、今では、この西祖谷山村の「祖谷のかずら橋」と、東祖谷の「奥祖谷二重かずら橋」を残すのみとなっている。「祖谷のかずら橋」は、長さ45m、幅2m。重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られおり、3年毎に架け替えが行なわれるそうだ。入場料550円、市営駐車場料金510円。

かずら橋を出発。祖谷渓谷へ、山道へ入る。

ほとんどの区間が離合不可の狭いワインディングロード。対向車に注意。かなり高いところを通る道だ。
やがて、視界に小便小僧が。何で、こんなところに小便小僧が?
▼祖谷渓谷 小便小僧
西祖谷のかずら橋から、祖谷渓谷沿いの細い道をドライブ。道端の断崖の上に、突如、小便小僧像が出現する。かつての子どもたちはここに立ち、度胸試しをしたという逸話にちなんで作られたらしい。まあ、この高さに立てば、出るものも出なくなりそうっすわ。


祖谷渓谷を抜けると、やがて道は、JR土讃線祖谷口駅前に出た。再び、国道32号線で大歩危・小歩危を通り、県境を越えて、土佐の国へ入る。大豊ICより、高知自動車道へ入り、高知ICで下りて、高知市内を抜け、土佐湾の桂浜へ。
▼桂浜
坂本龍馬像が太平洋を見渡す場所。
高知市街の南、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、月の名所とも謳われている。お目当ては何と言っても、公園の高台にある坂本龍馬像。像は、地元有志により昭和3年5月の建立で、像の高さは5.3m,台座を含めた総高は13.5m。桂浜公園駐車場は有料、普通車400円。



桂浜からは快晴の下、太平洋沿い・黒潮ラインで西へ走る。

須崎で国道56号線に出て、途中の道の駅で、高知名物「鍋焼きラーメン」で、遅めの昼食。

国道56号線を土佐中村に向けて走行。太平洋が眩しい。

土佐中村を通過し、高知県西海岸の宿毛市へ。夕暮れ前。お目当ては夕日だったが、雲が出ていて、残念。

日没後、今宵の宿、ホテルベルリーフ大月に到着。

DAY3. 大歩危温泉~大歩危・小歩危~かずら橋~祖谷渓谷~桂浜~宿毛~大月。 走行距離267キロ
3泊目 ホテルベルリーフ大月

リゾート感溢れるコテージ風客室。南四国の太平洋の絶景を見ながら過ごす、安らぎのプライベートタイムを過ごせる宿。
平日宿泊メゾネットタイプトリプルルーム一人利用、朝夕食付きで料金は8,100円(税込)。かなりのコスパ感あり。
(宿の詳細情報は、下記の別記事を参照ください。)
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ホテルベルリーフ大月
DAY4. 大月~足摺岬~四万十川~しまなみ海道~弓削島へ、四国縦断。
宿を出発。今日は、朝から雨模様。
国道321号線、通称「足摺サニーロード」を海岸線沿いに東へ走る。日本の道百選に選ばれている道だ。

竜串海岸付近。小雨。風が強く、海も荒れ模様。

土佐清水から、足摺半島の峰を走る「椿の道(足摺スカイライン)」を通り、足摺岬へ到達。
▼足摺岬
無料駐車場には、近郊の出身者であるジョン万次郎像が建っている。


駐車場から遊歩道を歩いて5分ほどで、展望台へ。絶景を見渡すことができる。


足摺岬からは、半島の東海岸沿いを進む。道は狭いが、南国土佐を感じられる道だ。

土佐清水から、国道321号線を北上して、土佐中村へ。
土佐中村の四万十川河口から、四万十下流~中流へと、川沿いをドライブする。しかい、雨が強くなってきた。
▼四万十川
冬の嵐ともいえる大雨の中、四万十川が太平洋に流れ込む河口付近から川上へ、下流域の川沿いを江川崎までドライブ。中村市街地から県道340号線を蛇行するかわに沿って北へ。国道441号線に合流する川登地区まで、道幅は狭いが、観光整備されていない四万十川の素顔が見られる。天気の良い日に、佐田や美里の沈下橋を見学しながら、のんびりドライブすれば、最高。
<四万十川河口付近>

<四万十川 下流域~中流域>

四万十川沿いの道幅は狭小。ダンプカーが結構通るので、運転注意。

四万十川に架かる佐田沈下橋



雨はさらに強くなってきた。心なしか、水嵩も上がってきているみたい。


愛車エクストレイルでは、ギリギリの感じ。何とか、渡れた。

雨が強烈になってきたので、四万十川観光は、これで諦め。
完全2車線の国道441号線へ出て、北上し、江川崎へ。ここで、四万十川と別れ、国道381号線で、宇和島方面へ進路を取る。
足摺岬、四万十川で、結構、時間を費やしてしまった。
昼食は、国道沿いの道の駅で、そばをかっ食らって、先を急ぐ。
雨の中、宇和島の北、三間ICより、松山自動車道へ入る。今治道へ入る手前で、日没。
夜闇の中を、何の景色を見ることもできずに、瀬戸内しまなみ海道を疾走して、因島南ICで下り、土生のフェリー乗り場へ。
土生港からフェリーで5分の生名島立石港へ渡り、生名島からは生名橋・弓削大橋を渡って15分ほど。瀬戸内海に浮かぶ孤島、弓削島の宿に到着、。
DAY4. 大月~足摺岬~四万十川~しまなみ海道~弓削島 走行距離365キロ
今日は、一日中、大雨に降られた。
翌朝のテレビニュースで知ったのだが、増水した四万十川に落ちて、一人亡くなったとのことだった。
4泊目 インランド・シー・リゾート フェスパ(愛媛県弓削島)
瀬戸内海に浮かぶ孤島の高台に建つリゾート風施設。全室オーシャンビュー。おだやかな海と島が見渡せる宿。
平日宿泊ビジネスプランで和室一人利用、朝夕食付きで料金は 8,450円(税込)。コスパ的には悪くないが。
館内のスパ施設は日帰り入浴でも利用可能。上島町内の天然温泉「岩城島菰隠(こもがくし)温泉の湯」で、入浴料620円。入浴可能時間は、10:00~22:00で、夕方には地元客で大賑わい。内風呂、サウナのほか、瀬戸内海が見渡せる展望露天風呂がある。

(宿の詳細情報は、下記の別記事を参照ください。)
↓
インランド・シーリゾート フェスパ
DAY5. 弓削島~因島水軍城~備中松山城址~湯原温泉へ、中国地方横断。
弓削島の宿を出発。今日は、天気は良さそうだ。

因島フェリーまでは、昨夜通った道を引き返すかたちになる。
弓削大橋を渡り、生名島からフェリーで因島土生港へ戻る。
▼弓削大橋
平成8年3月に完成した、弓削島と佐島をつなぐ全長980mの弓削大橋。記念公園の展望台からは、上島町の風景が見渡せる絶好のロケーション。因島からフェリーを使っての弓削島への旅は、サイクリングにもおススメ。

▼生名島フェリー乗り場

因島では、因島水軍城を観光。
▼因島水軍城
村上水軍は南北朝から室町戦国時代にかけて、この辺りの海路を制覇し、水軍王国として活躍した。八幡大菩薩の旗を掲げ、瀬戸内海のみならず、朝鮮半島から中国、東南アジアまでその名をとどろかせた。水軍城ふもとに無料駐車場があり、展示館である水軍城敷地までは入場無料。展示館は、入場料310円。




因島北ICより、しまなみ海道に乗り、因島大橋、尾道大橋を渡って、西瀬戸尾道ICで下り、国道2号線バイパスで、福山市内へ。
福山から、国道313号線で、岡山県の高梁市へ向かう。
井原市の味噌ラーメン専門店「みそ膳・ 井原店」で昼食。なかなか良い味。

昼食後、国道313号線で山あいを走り、高梁市に到着。歴史観光を。
▼備中松山城址
鎌倉時代の延応二年(1240)からの歴史を持つ天空の山城。
平日だったので、8合目のふいご峠駐車場までマイカーで上がれた。ふいご峠駐車場から、城の本丸付近へは山道を徒歩20分程度登らなくてはならず、時間がないので、ここで断念。かなり急な階段となるので、登る方はそれなりの服装や靴の準備が必要。土曜休日は、5合目の城見橋公園駐車場止まりで、そこからシャトルバス(往復300円)でふいご峠(8合目)まであがることになる。駐車料金は無料。天守の現存する山城としては随一の高さを誇るという天守閣は、別途入館料300円必要。
<麓の登頂口>

<ふいご峠駐車場からの高梁城下の眺望>

<松山城天守閣への案内と登り道>


ふいご峠駐車場から城下へ下りて、武家屋敷町へ。

武家屋敷を出発。今宵の宿までは、まだ遠い。
国道313号線を北上。夕暮近づいてきた。北房ICから中国自動車道を利用。落合JCTで米子自動車道へ入り、湯原ICで下り、湯原温泉・湯快リゾート 輝の湯へ到着。もう、すっかり夜闇に包まれている。

DAY5. 弓削島~因島水軍城~備中松山城址~湯原温泉 走行距離184キロ
5泊目 湯快リゾート 湯原温泉 輝乃湯/strong>

古き昭和の温泉宿の情緒たっぷり。湯快リゾートの中でも、風呂自慢の宿。
平日宿泊和室一人利用、朝夕食付きで料金は8,100円(税込)。湯快リゾートの宿だけあって、コスパ感はあり。
(宿の詳細情報は、下記の別記事を参照ください。)
↓
湯快リゾート 湯原温泉 輝乃湯
DAY6. 湯原温泉~三徳山投入堂口~湖山池~鳥取砂丘~余部鉄橋~帰宅。
最終日。宿を出発して、まずは、湯原温泉の野天風呂・砂湯へ。
▼砂湯
全国露天風呂番付の西の横綱。川原の野天風呂は男女混浴。簡易脱衣所はある。駐車場、入湯料は無料。



ついでに、湯原ダムへ上がってみる。
▼湯原ダム


湯原温泉を出発。寄り道しながら、帰路へ。
国道313号線から国道482号線へ入り、国道179号線へ出て、三朝町へ。
右折して、県道21号を走る。三朝温泉を通過し、三徳山の麓を走る。

投入堂登山口。山の中腹には、投入堂が遠くに見える。

この県道21号、地図で見るとショートカットロード。完全2車線の道なれど、結構アップダウンがある。

やがて吉岡温泉を通過して、湖山池のほとりへ。

鳥取西ICを通過し、鳥取市街の西端を抜けて、国道9号線バイパスへ出る。
鳥取砂丘展望台へ立ち寄り。雲が垂れ込めていて、景観は良くない。

鳥取砂丘を出て、国道178号線で、山陰海岸沿いを浜坂方面へ。
道の駅・あまるべに立ち寄り、遅めの昼食休憩。
▼道の駅・あまるべ
山陰本線余部鉄橋の下にある道の駅。
余部鉄橋は、JR山陰本線の鎧駅と餘部駅との間にある日本一の鉄道鉄橋。明治45年の完成し、昭和61年12月28日に起こった列車転落事故により、新設された。道の駅あまるべの駐車場付近に、旧鉄橋の部材が保存されている。見上げれば、はるか頭上の鉄橋を列車が走って行く。道の駅内には、売店、レストランがある。餘部駅に設けられた「空の駅」は40m上。遊歩道道の駅からは遊歩道を歩いて15分程の登り道となる。


道の駅内にある食事処「余部村魚菜店」で昼食。

魚菜店丼700円。野菜のかき揚げをとき卵でとじて、魚のフライをのせて、三つ葉と刻みのりで仕上げたオリジナル丼。
余部を出発。
国道178号線で豊岡へ出て、国道426号線で福知山へ。
福知山からは国道9号線で京都市内へ。国道1号線、国道161号線(湖西バイパス)を通って、自宅へ帰着。
DAY6 湯原温泉~三徳山投入堂口~湖山池~鳥取砂丘~余部鉄橋~帰宅 走行距離322キロ
次回の旅は、鉄道旅行かな。ちょっと、遠出するかぁ。
では、また。
滋賀県大津市→淡路島→大歩危温泉→桂浜→宿毛→足摺岬→弓削島→湯原温泉→余部鉄橋→大津市 6日間総走行距離1,453キロ
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