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Aso Country Life 六月の風(熊本県阿蘇市)<悠久の旅人・日本の宿File No.174>

~地元で評判の民宿旅館に泊まってみよう~
阿蘇の森の中に佇む、カントリーライフが満喫できるペンション。宿泊は、アメリカントレーラーハウス。風呂は、かまど焚き五右衛門風呂。キャンプ感覚で非日常感が楽しめる、1日2組限定の宿です。
宿泊日:2021年12月28日(火)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:トレーラーハウス(ツインベッド、洗面台・トイレ付)。
宿泊代:8,500円(消費税込)。
おすすめ度:★★★★☺☺(5点満点中、4.5点)
Key Word: トレーラーハウス、アウトドア、子連れファミリー、かまど焚き五右衛門風呂、キャンプ。
マップ <Aso Country Life 六月の風
<悠久の旅人・宿File No.174>
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<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
阿蘇くまもと空港から無料リムジンの乗車し、JR肥薩本線肥後大津駅へ。そこから、2両編成の列車に乗り込みました。
熊本地震で被災し、長年不通となっていた肥薩本線肥後大津駅~阿蘇駅の区間が復旧したのは2020年8月。5年前の鉄道旅行では不通だった区間への念願の乗車。列車はスイッチバックを交えながら、急こう配の坂道をゆっくりと登って行きます。やがて、阿蘇駅に到着。
阿蘇駅には、宿からの無料送迎車が来てくれました。宿の送迎は、阿蘇駅、または、内牧駅への送り迎えが可能です(要事前予約)。

車は、国道57号線を内牧方面へ戻り、国道を外れると、狭い道へ入ります。
この周辺には、あそ牛料理をウリにした民宿旅館や、乙姫ペンション村があるところです。
狭い道は、途中からは未舗装区間となり、やがて、今宵の宿の入口に到着しました。
敷地 入口

森に囲まれたの敷地内には、宿泊客が泊まるトレーラーハウスが2室(両)あります。つまり、宿の宿泊客は、最大で2組のみ。
その奥には食堂の小屋があります。小屋の奥側は、宿主の住居のようです。
敷地内

今回は、平日にトレーラーハウスを一人で利用、朝夕食付きで、料金は8,500円(税込)です。
宿の標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは10時です。

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<トレーラーハウスへ>
迎えに来た女将さんに案内されて、食堂小屋に近いほうのトレーラーハウスへ。
トレーラハウス外観1

このトレーラーハウスは、アメリカのエアストリーム製。
トレーラハウス外観1

1930年代から製造が始まったという高級キャンピングトレーラーブランドで、丸みを帯びたアルミニウム製ボディが特徴です。最新モデルではなく、かなり年季の入ったレトロタイプです。
トレーラハウス外観3

ウッドデッキスペースが併設されているので、気候が良いシーズンには、ここでBBQを楽しんだり、寛いだり出来ます。
トレーラハウス外観2

<室内(車内)は>
ドアを開けて、室内(車内)へ。
ドア

室内は土足禁止なので、用意されたスリッパに履き替えます。
ロングボディの車内の端は、バスの最後尾席のようなソファースペースです。
エアコンが設置されています。車内の冷暖房は、このエアコン頼みとなります。
ソファ

向かい合うように配置されたアンティークな棚には、小型液晶テレビがあります。
液晶テレビ

車内の奥スペース。
車内奥行き

右手に4人掛けのテーブル席。
テーブル席

窓の外は、見渡す限りの雑木林。
窓外の眺め

左手には、キッチンスペース。
キッチン

残念ながら、キッチンでの炊事、水回りスペースの使用はできません。
電子レンジは使用可能。
電子レンジ

大型の冷蔵庫があります。
冷蔵庫

冷蔵庫の向こうの引き戸を開けると、トイレ、洗面スペースです。
狭いですが、右手にはシャワールームも装備しており、もちろん使用可能です。
トイレ、洗面台

その奥がベッドルーム。
シングルベッドが2台設置されています。
ベッドルーム

冬場なので、ベッドには電気敷毛布が敷かれていました。
夜はベッドサイドライトを点けると、こんな感じ。
ベッドルーム 照明

車内の照明は、こんな感じになります。
車内 夜照明

浴衣や作務衣などの室内着は用意されていませんので、持参する必要があります。
ちなみに、冬場の阿蘇は冷えますので、暖かい室内着を持参されることをおすすめします。





<大浴場は>
宿の大浴場は、離れの小屋にあります。
風呂小屋

脱衣所。タオルが用意されています。
脱衣場

大浴場といっても、広くはありません。家族風呂です。
浴槽は、なんと、五右衛門風呂。
五右衛門風呂1
五右衛門風呂2

小屋の外側のかまどで、薪をくべて、湯を沸かすという本格派です。
風呂焚きは、宿の方がやってくれます。
薪、かまど

風呂場は、洗い場は広く、窓は大きく、天井も高くて、開放感があります。
洗い場
天井

温泉ではありませんが、ゆったりと入浴を楽しめます。
入浴時間は、到着後から夕食前後まで。それ以外の時間は、女将さんに要相談。ただ、夜はまわりが真っ暗になり、風呂小屋まで懐中電灯でもない限り、行けません。夜間の入浴は、難しいかも。
尚、朝風呂はありませんので、車内のシャワーを使用となります。





<夕食は>
食事場所は、食堂小屋~森のレストラン~となります。
食堂小屋

シンプルな内装の山小屋風建物に、4人掛けのテーブル席がふたつあります。
宿の泊まり客は、多くても2組のみですしね。
食堂内

夕食の開始時間は、18時。
和洋折衷の家庭料理が、用意されています。
夕食メニュー

洋は、パンプキンポタージュスープ、
スープ

グラタン、
グラタン

ビーフシチュー。
ビーフシチュー

和は、刺身盛合わせ、
刺身

鯛の頭の煮つけ、
鯛の煮つけ

茶碗蒸し。
茶碗蒸し

そして、揚げたての天ぷらです。
天ぷら

ビーフシチュー中心の洋風メニューと思っていたので、酒は、ビールとチリワインを買ってきましたが、
日本酒冷酒も買ってくればよかったな、と少々、後悔。
持ち込み酒類

ちなみに、宿でのドリンク類の提供はありませんので、事前に買ってきて、持ち込むことができます。

白飯は、セルフサービス。
ご飯ジャー

最後のデザートが供されて、夕食終了。
デザート

料理は、どれもおいしくて、ボリュームも満点です。
ただ、洋物ディッシュが、冷めていたのが、残念です。電子レンジで温めなおしてもらえば良かったかな。。。





<朝食は>
朝食も同じテーブルで。
焼魚、目玉焼きなどの定番メニューに加えて、
朝食メニュー

ポトフ。
ポトフ

こちらも、腹一杯になりました。満足。

<館内施設、その他>
宿の周りには何もありませんが、国道の交差点まで行けば、コンビニがあります。
車なら数分です。歩いて行けないこともなさそうですが。
夕食時の酒類も含めて、持ち込みができます。車なら宿についてから出かけることも可能ですが、公共交通機関利用の場合、内牧駅には何もありません、阿蘇駅付近には、道の駅やコンビニ、温泉施設などがあり、なにかと便利です。

<悠久の旅人のつぶやき>
家族経営の民宿ペンションです。トレーラーハウスでの宿泊、五右衛門風呂など、ちょっと風変わりな体験ができる宿です。
冬場はさすがにちょっと寒いですが、気候の良いシーズンには、大いに楽しめそう。特に家族連れにとっては、忘れられない思い出ができそうです。
加えて、夕食のメニューにも大満足できる、おススメ宿です。







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