《今は来ないで、行かないで。今は、遠き旅路に思いを巡らせて…》 2015年8月 道東一周ドライブひとり旅。女満別空港から、日本本土最東端・納沙布岬をめざす、2泊3日の旅行記。
女満別空港でレンタカーを借りて、2泊3日の道東一周ドライブ旅行へ。美幌峠から、釧路湿原、日本本土最東端・納沙布岬をめざし、知床半島へ。見どころ満載のドライブツアー。
▼日本本土最東端・納沙布岬

<訪問時期: 2015年8月20日(木)~8月21日(土)>
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DAY1. 女満別空港~美幌峠、弟子屈、阿寒湖~鶴居村へ
美幌峠に立ち、遥かに広がる道東の景観を眺めた。
美幌峠は、屈斜路カルデラの外輪山にある標高約490mの峠。道東一円を見渡す大パノラマ。
▼美幌峠から、屈斜路湖の眺望



▼美幌峠から、北面方面眺望

滋賀県大津市から、青春18きっぷを利用して、普通列車乗り継ぎの旅。6日間2で,000キロの鉄道旅を石北本線西女満別駅で終え、女満別空港近くでレンタカーを借り、国道243号線を走って、美幌峠にやって来た。
▼今回のレンタカー コンパクト車

昨年11月、新千歳空港からレンタカーで、北海道一周ひとりドライブ旅行を敢行。その中で、行程上、行くことのできなかった道東方面へ、再挑戦のドライブ旅行だ。
昨年11月、日本本土最北端・宗谷岬(稚内市)に到達。12月には、日本本土最南端・佐多岬(鹿児島県南大隅町)に到達した。今回のツアーで、日本最東端・納沙布岬へ行けば、日本本土四極のうち、三極到達となる。
美幌峠の大パノラマを楽しみ、国道243号線を下って、屈斜路湖畔へと車を進める。
屈斜路湖畔には、いくつかの無料露天風呂があり、そのひとつ、コタン温泉へ。
コタン温泉は、屈斜路湖の和琴半島と砂湯を結ぶ道路沿いのアイヌ集落にある露天風呂。男女別脱衣所があり、湖畔の岩風呂の湯船は、真ん中の大きな岩で仕切られてはいるが、基本、混浴である。※水着の着用可。
▼コタン温泉

入る気満々で行ったが、運悪く定期清掃日で、入浴できるのは夕方から、ということで入浴は断念、残念。
湖周道路を離れ、モクモクと噴煙を上げる硫黄山を右手に見ながら、川湯温泉を抜けて、摩周湖方面へ。
▼硫黄山

ここまでは見通し抜群だったが、さすが霧の摩周湖。湖畔へ登る途中から深い霧に包まれた。
摩周湖観光は断念して、摩周市街地方面へ下りる。
摩周で、昼食。摩周そばを食べ、その後、摩周郊外にある900草原へ立ち寄り。
甲子園球場218個分の広さの牧場に、約1700頭の乳牛が放牧されているという。高台なので、景色が抜群。パークゴルフ場もある。
▼900草原



摩周市街地に戻り、国道241号線を西へ。阿寒湖を目指す。
このっ工藤は、北海道一周ドライブ旅行でも通ったが、弟子屈町内で日没し、真っ暗闇の中を疾走した道。今回は、車窓の風景を眺めながら、法定速度で。
▼双湖台から、阿寒湖の眺望

▼阿寒湖畔


阿寒に果つぅ~、というところで、日没も近い。
国道240号線を阿寒川沿いに南下、途中で国道274号線に折れ、今宵の宿がある鶴居村へと急ぐ。
日没後、今宵の宿「ホテルグリーンパークつるい」に到着。
DAY1. 女満別空港~美幌峠、摩周湖畔、阿寒湖畔~鶴居村 走行距離200キロ
1泊目 <鶴居温泉>ホテル グリーンパークつるい
丹頂鶴の棲む鶴居村にある温泉宿。茶褐色のモール泉は美肌効果も抜群。温泉大浴場は、露天風呂も完備。夕方からは、日帰り入浴客が絶えない人気の温泉施設。他に宿泊者専用温泉浴場があり、ゆったりと湯を楽しめる。温泉風呂は、両方とも夜通し利用可能。部屋は和室8畳、トイレ付き。日帰り入浴客も利用できるレストラン丹頂で供される夕食は、ボリューム満点。刺身などの和食膳のあと、十勝牛のハンバーグが出てきて、食べきれない程。白飯は、食事開始時間に合わせて、一人用釜炊きで出される。朝食はバイキング。辺鄙な場所にあり、公共交通機関利用の場合、バスの本数も少ないが、2名以上なら、釧路駅や空港への送迎がある。
▼ホテル グリーンパークつるい

宿泊料金: 平日和室一人利用、1泊朝夕食付きで、宿泊料金は8,100円(税込)。
この宿の簡易評価: ★★★★☺(5点満点中、4.5点。夕食はボリューム満点。夜通し入れる温泉でゆったりできる。コスパ感も上々。おススメします。)
【じゃらん】 北海道のホテル・宿の予約
DAY2. 鶴居村~釧路湿原、霧多布、納沙布岬~知床羅臼へ
朝食後、宿を出発。
朝から、地元の人々や、バイカーたちが温泉入浴にやって来る。ほんと、人気の温泉施設なんだな。
▼ホテル グリーンパークつるい 周辺の景観

まずは、釧路市郊外にある、釧路市湿原展望台スへ立ち寄る。
多くの観光バスがやってきており、園内は、大混雑。外国人でも白人観光客が目立つ。
高速道路の延伸開通で、この辺りまで、バス観光コースが伸びたということだろうか。
園内のは、約2.5kmの遊歩道があり、最も展望の開けるサテライト展望台まであh、遊歩道で20分ほど。
ただ、人が多すぎるので、ここは諦め、場所を変えることにした。
▼釧路市湿原展望台

遊歩道。この先20分ほど歩けば、サテライト展望台。

釧路市街地から、国道391号線で釧路市の北東部にある細岡展望台へ。
国道を外れ、達古武湖沿いを走り、JR細岡駅の前を通過、

道は、やがて、未舗装道路となる。

釧路湿原内の道路は、自然環境保護のために、基本、未舗装路なのだ。
やがて、JR線の踏切を渡ると、細岡展望台は、近い。
無料駐車場に車を停め、あとは徒歩で、展望台へ。
細岡展望台は、観光トロッコ列車でも有名なJR釧網本線釧路湿原駅も近くにあり、釧路湿原の展望台の中では、交通アクセスの良さもあり、もっともポピュラーな展望台である。
▼細岡展望台からの釧路湿原の眺望



細岡展望台を出発。高台の牧場地帯を厚岸方面へ。

厚岸の海沿いに出て、厚岸大橋を渡る。

ここからは、別海厚岸道路で海岸沿いの丘ドライブ。
▼厚岸原生花園あやめが原と、チンベノ岬

6月には、あやめが咲き誇る原生花園。岬までの遊歩道一帯の草原には、馬が放牧されている。


海岸道路を霧多布湿原へ。
▼琵琶瀬展望台


霧多布湿原を見渡せる。

なぎさのドライブウェイを走り、沿道のコンビニ店で、北海道限定販売のおにぎりと茶を買って、霧多布岬へ。
岬への道に停車すると、牧場の馬が、親しげに近寄ってくる。

▼霧多布岬


無料駐車場に車を停め、ベンチに座って、海を眺めながら、買って来たおにぎりを食べる。格別の旨さである。
霧多布岬を出発、浜中より北太平洋シーサイドラインで、根室市街へ。ここからは、根室半島南周りで、納沙布岬をめざす。
やがて、日本本土最東端の地へ到着。無料駐車場に車を停め、最東端の地に立つ。
▼日本本土最東端・納沙布岬






日本本土最北端・宗谷岬(2014年11月到達)、最南端・佐多岬(2014年12月到達)に続き、日本本土四極のうち、三極と立つとなった。あとは、日本本土最西端を残すのみ。年内達成をめざそう。
夕暮れが近づいてきた。納沙布岬の標識には、知床羅臼まで100kmと書いてある。1時間半くらいで到着できる、か。
車に戻って、カーナビを今宵の宿がある羅臼にセットすると、163km。そっか、標識の距離は直線距離だったか。考えてみれば、そりゃそうだ。もちろん、高速道路なんかない。2時間半以上は、たっぷり掛かりそう。
急がねば、夕食時間に間に合わない。
日本本土最東端の地を出発。
根室半島北回りで、根室市街へ入る頃には、夕暮れ迫る。
国道44号線を西へ走り、厚床から国道243号線を北へ疾走。真っ暗闇の中、標津からは国道335号線「国後国道」で知床半島東海岸沿いを走る、走る。平均時速80キロで、夜の国道を突っ走り、今宵の宿へ到着。
DAY2. 鶴居村~釧路湿原~霧多布~納沙布岬~知床羅臼 走行距離398キロ
2泊目 <羅臼温泉>陶灯りの宿 らうす第一ホテル
知床横断道沿いに建つ、羅臼温泉の宿。施設は古いが、硫黄・ナトリウム・塩化物泉の温泉と、道産物を使った食事が自慢の宿。夜には、館内中に陶灯りのランプが灯る。
▼陶灯りの宿 らうす第一ホテル

宿泊料金: 平日和室一人利用、1泊夕食のみ付きで、宿泊料金は8,250円(税込)。
この宿の簡易評価: ★★★★☺(5点満点中、4.2点。露天風呂が、広くて気持ちイイ。夕食もボリューム満点。コスパ感もあり。観光シーズンの知床での宿は、ウトロよりも羅臼がお得。)
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DAY3. 知床羅臼~ウトロ、斜里~女満別空港へ
宿を出発。
本来なら、セセキ温泉露天風呂へ行きたいところだが、飛行機の時間の都合で、あきらめ。
知床横断道路を知床峠方面へ。峠道へ入る手前、道路沿いの羅臼温泉・熊の湯露天風呂には、朝早くからバイカーたちが集まっていて、ひとっ風呂楽しんでいる。
車を先に進め、知床峠へ。昨年11月のドライブ旅行では、冬期閉鎖で通行できなかった知床縦断道路、知床峠。
しかし、峠に近づくと、濃い霧に見舞われた。
峠で、ウトロ側から登って来たサイクリストに頼まれて、知床峠の道路標識の前で、写真をパチリ。毎年、大阪から、飛行機に自転車を積んで、やってくるのだという。女満別空港から、道東のサイクリング旅行中だそう。
▼知床峠

知床峠から、山を下って、ウトロ港へ。
ここにはお目当ての食堂があり、ここで朝食。宿は朝飯抜きで出てきた。
▼ウトロ漁港と、ウトロ漁協婦人部食堂


今日は、ウニは無し、とのこと。それで、大きく、分厚いホッケ焼き魚定食を注文。
ウトロを出て、国道334号線を海沿いに斜里へ。
国道を外れ、今回のドライブ旅行最後の観光スポット、天まで続く道へ。
国道244号線、国道344号線とつながる約18kmの直線道路を、高台の畑にある展望台から見る。
▼天まで続く道


展望塔から見る、知床半島方面

さあ、これで今回の道東ドライブ旅行も終わりが近づいた。
あとは、244号線で、網走を経由して女満別空港へ戻り、空港から、伊丹行きJAL便に乗って、帰るだけ。
DAY3. 知床羅臼~知床峠~ウトロ~網走~女満別空港 走行距離127キロ
道東異臭ドライブ旅2泊3日. 総走行距離725キロ
大津市のJR湖西線蓬莱駅から列車に乗り込んで、青春18きっぷを利用して、JR石北本線西女満別駅までの鉄道旅。引き続き、女満別空港からの道東一周ドライブ旅。家を出発してから、延べ7泊8日の長旅であった。
次は、いつ、北海道に来るかな。
それでは、天まで続く道を、走って行くことにしよう!

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▼日本本土最東端・納沙布岬

<訪問時期: 2015年8月20日(木)~8月21日(土)>
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DAY1. 女満別空港~美幌峠、弟子屈、阿寒湖~鶴居村へ
美幌峠に立ち、遥かに広がる道東の景観を眺めた。
美幌峠は、屈斜路カルデラの外輪山にある標高約490mの峠。道東一円を見渡す大パノラマ。
▼美幌峠から、屈斜路湖の眺望



▼美幌峠から、北面方面眺望

滋賀県大津市から、青春18きっぷを利用して、普通列車乗り継ぎの旅。6日間2で,000キロの鉄道旅を石北本線西女満別駅で終え、女満別空港近くでレンタカーを借り、国道243号線を走って、美幌峠にやって来た。
▼今回のレンタカー コンパクト車

昨年11月、新千歳空港からレンタカーで、北海道一周ひとりドライブ旅行を敢行。その中で、行程上、行くことのできなかった道東方面へ、再挑戦のドライブ旅行だ。
昨年11月、日本本土最北端・宗谷岬(稚内市)に到達。12月には、日本本土最南端・佐多岬(鹿児島県南大隅町)に到達した。今回のツアーで、日本最東端・納沙布岬へ行けば、日本本土四極のうち、三極到達となる。
美幌峠の大パノラマを楽しみ、国道243号線を下って、屈斜路湖畔へと車を進める。
屈斜路湖畔には、いくつかの無料露天風呂があり、そのひとつ、コタン温泉へ。
コタン温泉は、屈斜路湖の和琴半島と砂湯を結ぶ道路沿いのアイヌ集落にある露天風呂。男女別脱衣所があり、湖畔の岩風呂の湯船は、真ん中の大きな岩で仕切られてはいるが、基本、混浴である。※水着の着用可。
▼コタン温泉

入る気満々で行ったが、運悪く定期清掃日で、入浴できるのは夕方から、ということで入浴は断念、残念。
湖周道路を離れ、モクモクと噴煙を上げる硫黄山を右手に見ながら、川湯温泉を抜けて、摩周湖方面へ。
▼硫黄山

ここまでは見通し抜群だったが、さすが霧の摩周湖。湖畔へ登る途中から深い霧に包まれた。
摩周湖観光は断念して、摩周市街地方面へ下りる。
摩周で、昼食。摩周そばを食べ、その後、摩周郊外にある900草原へ立ち寄り。
甲子園球場218個分の広さの牧場に、約1700頭の乳牛が放牧されているという。高台なので、景色が抜群。パークゴルフ場もある。
▼900草原



摩周市街地に戻り、国道241号線を西へ。阿寒湖を目指す。
このっ工藤は、北海道一周ドライブ旅行でも通ったが、弟子屈町内で日没し、真っ暗闇の中を疾走した道。今回は、車窓の風景を眺めながら、法定速度で。
▼双湖台から、阿寒湖の眺望

▼阿寒湖畔


阿寒に果つぅ~、というところで、日没も近い。
国道240号線を阿寒川沿いに南下、途中で国道274号線に折れ、今宵の宿がある鶴居村へと急ぐ。
日没後、今宵の宿「ホテルグリーンパークつるい」に到着。
DAY1. 女満別空港~美幌峠、摩周湖畔、阿寒湖畔~鶴居村 走行距離200キロ
1泊目 <鶴居温泉>ホテル グリーンパークつるい
丹頂鶴の棲む鶴居村にある温泉宿。茶褐色のモール泉は美肌効果も抜群。温泉大浴場は、露天風呂も完備。夕方からは、日帰り入浴客が絶えない人気の温泉施設。他に宿泊者専用温泉浴場があり、ゆったりと湯を楽しめる。温泉風呂は、両方とも夜通し利用可能。部屋は和室8畳、トイレ付き。日帰り入浴客も利用できるレストラン丹頂で供される夕食は、ボリューム満点。刺身などの和食膳のあと、十勝牛のハンバーグが出てきて、食べきれない程。白飯は、食事開始時間に合わせて、一人用釜炊きで出される。朝食はバイキング。辺鄙な場所にあり、公共交通機関利用の場合、バスの本数も少ないが、2名以上なら、釧路駅や空港への送迎がある。
▼ホテル グリーンパークつるい

宿泊料金: 平日和室一人利用、1泊朝夕食付きで、宿泊料金は8,100円(税込)。
この宿の簡易評価: ★★★★☺(5点満点中、4.5点。夕食はボリューム満点。夜通し入れる温泉でゆったりできる。コスパ感も上々。おススメします。)
DAY2. 鶴居村~釧路湿原、霧多布、納沙布岬~知床羅臼へ
朝食後、宿を出発。
朝から、地元の人々や、バイカーたちが温泉入浴にやって来る。ほんと、人気の温泉施設なんだな。
▼ホテル グリーンパークつるい 周辺の景観

まずは、釧路市郊外にある、釧路市湿原展望台スへ立ち寄る。
多くの観光バスがやってきており、園内は、大混雑。外国人でも白人観光客が目立つ。
高速道路の延伸開通で、この辺りまで、バス観光コースが伸びたということだろうか。
園内のは、約2.5kmの遊歩道があり、最も展望の開けるサテライト展望台まであh、遊歩道で20分ほど。
ただ、人が多すぎるので、ここは諦め、場所を変えることにした。
▼釧路市湿原展望台

遊歩道。この先20分ほど歩けば、サテライト展望台。

釧路市街地から、国道391号線で釧路市の北東部にある細岡展望台へ。
国道を外れ、達古武湖沿いを走り、JR細岡駅の前を通過、

道は、やがて、未舗装道路となる。

釧路湿原内の道路は、自然環境保護のために、基本、未舗装路なのだ。
やがて、JR線の踏切を渡ると、細岡展望台は、近い。
無料駐車場に車を停め、あとは徒歩で、展望台へ。
細岡展望台は、観光トロッコ列車でも有名なJR釧網本線釧路湿原駅も近くにあり、釧路湿原の展望台の中では、交通アクセスの良さもあり、もっともポピュラーな展望台である。
▼細岡展望台からの釧路湿原の眺望



細岡展望台を出発。高台の牧場地帯を厚岸方面へ。

厚岸の海沿いに出て、厚岸大橋を渡る。

ここからは、別海厚岸道路で海岸沿いの丘ドライブ。
▼厚岸原生花園あやめが原と、チンベノ岬

6月には、あやめが咲き誇る原生花園。岬までの遊歩道一帯の草原には、馬が放牧されている。


海岸道路を霧多布湿原へ。
▼琵琶瀬展望台


霧多布湿原を見渡せる。

なぎさのドライブウェイを走り、沿道のコンビニ店で、北海道限定販売のおにぎりと茶を買って、霧多布岬へ。
岬への道に停車すると、牧場の馬が、親しげに近寄ってくる。

▼霧多布岬


無料駐車場に車を停め、ベンチに座って、海を眺めながら、買って来たおにぎりを食べる。格別の旨さである。
霧多布岬を出発、浜中より北太平洋シーサイドラインで、根室市街へ。ここからは、根室半島南周りで、納沙布岬をめざす。
やがて、日本本土最東端の地へ到着。無料駐車場に車を停め、最東端の地に立つ。
▼日本本土最東端・納沙布岬






日本本土最北端・宗谷岬(2014年11月到達)、最南端・佐多岬(2014年12月到達)に続き、日本本土四極のうち、三極と立つとなった。あとは、日本本土最西端を残すのみ。年内達成をめざそう。
夕暮れが近づいてきた。納沙布岬の標識には、知床羅臼まで100kmと書いてある。1時間半くらいで到着できる、か。
車に戻って、カーナビを今宵の宿がある羅臼にセットすると、163km。そっか、標識の距離は直線距離だったか。考えてみれば、そりゃそうだ。もちろん、高速道路なんかない。2時間半以上は、たっぷり掛かりそう。
急がねば、夕食時間に間に合わない。
日本本土最東端の地を出発。
根室半島北回りで、根室市街へ入る頃には、夕暮れ迫る。
国道44号線を西へ走り、厚床から国道243号線を北へ疾走。真っ暗闇の中、標津からは国道335号線「国後国道」で知床半島東海岸沿いを走る、走る。平均時速80キロで、夜の国道を突っ走り、今宵の宿へ到着。
DAY2. 鶴居村~釧路湿原~霧多布~納沙布岬~知床羅臼 走行距離398キロ
2泊目 <羅臼温泉>陶灯りの宿 らうす第一ホテル
知床横断道沿いに建つ、羅臼温泉の宿。施設は古いが、硫黄・ナトリウム・塩化物泉の温泉と、道産物を使った食事が自慢の宿。夜には、館内中に陶灯りのランプが灯る。
▼陶灯りの宿 らうす第一ホテル

宿泊料金: 平日和室一人利用、1泊夕食のみ付きで、宿泊料金は8,250円(税込)。
この宿の簡易評価: ★★★★☺(5点満点中、4.2点。露天風呂が、広くて気持ちイイ。夕食もボリューム満点。コスパ感もあり。観光シーズンの知床での宿は、ウトロよりも羅臼がお得。)
DAY3. 知床羅臼~ウトロ、斜里~女満別空港へ
宿を出発。
本来なら、セセキ温泉露天風呂へ行きたいところだが、飛行機の時間の都合で、あきらめ。
知床横断道路を知床峠方面へ。峠道へ入る手前、道路沿いの羅臼温泉・熊の湯露天風呂には、朝早くからバイカーたちが集まっていて、ひとっ風呂楽しんでいる。
車を先に進め、知床峠へ。昨年11月のドライブ旅行では、冬期閉鎖で通行できなかった知床縦断道路、知床峠。
しかし、峠に近づくと、濃い霧に見舞われた。
峠で、ウトロ側から登って来たサイクリストに頼まれて、知床峠の道路標識の前で、写真をパチリ。毎年、大阪から、飛行機に自転車を積んで、やってくるのだという。女満別空港から、道東のサイクリング旅行中だそう。
▼知床峠

知床峠から、山を下って、ウトロ港へ。
ここにはお目当ての食堂があり、ここで朝食。宿は朝飯抜きで出てきた。
▼ウトロ漁港と、ウトロ漁協婦人部食堂


今日は、ウニは無し、とのこと。それで、大きく、分厚いホッケ焼き魚定食を注文。
ウトロを出て、国道334号線を海沿いに斜里へ。
国道を外れ、今回のドライブ旅行最後の観光スポット、天まで続く道へ。
国道244号線、国道344号線とつながる約18kmの直線道路を、高台の畑にある展望台から見る。
▼天まで続く道


展望塔から見る、知床半島方面

さあ、これで今回の道東ドライブ旅行も終わりが近づいた。
あとは、244号線で、網走を経由して女満別空港へ戻り、空港から、伊丹行きJAL便に乗って、帰るだけ。
DAY3. 知床羅臼~知床峠~ウトロ~網走~女満別空港 走行距離127キロ
道東異臭ドライブ旅2泊3日. 総走行距離725キロ
大津市のJR湖西線蓬莱駅から列車に乗り込んで、青春18きっぷを利用して、JR石北本線西女満別駅までの鉄道旅。引き続き、女満別空港からの道東一周ドライブ旅。家を出発してから、延べ7泊8日の長旅であった。
次は、いつ、北海道に来るかな。
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