国民宿舎 紀州路みなべ(南部温泉・和歌山県みなべ町)<悠久の旅人・日本の宿File No.150>
「南高梅」の里の海際の断崖に建つ、海の絶景を眺めながら過ごせる、公共の温泉宿。
宿泊日:2019年10月19日(土)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室10畳(洗面台・トイレ付き)。
宿泊代: 11,220円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺(5点満点中、4.1点)
Key Word: みなべ温泉、南高梅、シーフロント、夕景、絶景露天風呂、海水浴
マップ <国民宿舎 紀州路 みなべ>
<悠久の旅人・宿File No.150>
**************************************************************************
<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
南高梅の産地として有名な和歌山県みなべ町は、県内随一の温泉地である白浜温泉の北に位置します。
宿は、太平洋に突き出た高台に建っており、宿からは240度ビューの太平洋が眺められます。
建物は、本館と別館の2棟からなります。
正面玄関は丘の上で、本館にあります。


車利用の場合、JRみなべ駅方面から、国道42号線を走り、看板標識に従って右折、住宅街の坂道を上って丘を登り切った突き当りにあります。
公共交通機関利用の場合、JRみなべ駅から路線バス(龍神バス)利用、または、コミュニティバス利用となります。路線バスは国道を走るので、最寄りバス停からは坂道を歩くことにありますが、コミュニティバスなら、宿の玄関前に到着します。

本館は、地上3階、地下1階建ての建物です。

本館の地下1階に別館との連絡通路があり、別館の5階に通じています。
別館は実質3階建ての建物で、

4階部が太平洋を臨む屋上テラス、

5階部が本館との連絡通路口となっています。
別館の2階と3階が客室階となっており、1階部分は、水際の海岸遊歩道に面しています。
夏シーズンは、ここを利用して、海水浴に出かけるようです。ロッカー、更衣室、シャワーがあります。

この海岸入口から、海岸遊歩道を3分ほど歩くと、二子の浜海水浴場へ行けます。
宿の総部屋数は、60室。全室禁煙で、各階に喫煙所が設けられています。客室階は、本館2階、3階部と、別館2階、3階部となります。和室がメインで、本館には和室にツインベッドを配置した和洋室もあります。
今回は、土曜日宿泊、別館和室10畳を3名で利用、朝夕食付きで、料金は一人当り11,220円(税込)です。※別途、入湯税ひとり当り150円必要。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは10時です。
<館内へ>
宿の玄関前にある駐車場に車を停めて、
館内へ。

サーフボードが置かれてある通路を行くと、

右手に売店があり、

その前が受付フロントです。

宿泊手続きをし、夕食時間を決め、翌朝の朝食メニューを和食・洋食から選択します。
館内の説明があり、館内案内図とルームキーをもらって、部屋へと向かいます。
廊下を奥へ進むと、本館エレベーターがあります。

1階から地下1階に下りると、別館へ続く連絡通路があり、これを進むと、別館の5階に出ます。

別館5階はエレベータホールがあるだけで、また、エレベーターに乗り、客室がある3階へ下ります。
別館3階の客室階の廊下を進み、今宵の部屋へ到着です。

<今宵の部屋は>
今宵の部屋は、10畳和室。

上り口には板間があり、

左手の棚に、冷蔵庫と電気ポット、冷水ポット、コップ類が置かれています。

右手には、洗面台とトイレ。


トイレは洗浄機能付き便座で、清潔です。
尚、部屋の照明を点けるには、ルームキーに付いているタブレットを差し込み必要があります。
和室の左手は床の間になっています。

10畳の広さが確保されているので、座卓が置かれていても、余裕の広さです。


奥には、海に面した広縁があり、イス・テーブルセットが置かれています。


眺望は、シーフロントビュー。

西向きなので、沖合に沈みゆく夕日を眺めることが出来ます。
旅の無事を労って、缶ビール片手に、しばし、夕陽を眺めて、ぼんやりと、過ごしましょう。

翌朝は、干潮の海を見ることが出来ました。岩肌が露出した海は、また、違った表情です。

和室の床の間には、クローゼット、

液晶テレビ、金庫等が配置されています。

座卓の上には、茶器セットがあります。

<大浴場は>
宿の大浴場は本館地下1階にあります。

天然湧出の「みなべ温泉」の湯で、泉質は、ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物温泉。源泉温度は34℃で、pH8.3のアルカリ性の湯です。
男女別大浴場は、夜間に男女入れ替えとなります。
日帰り入浴客も多く利用するので、脱衣場は広め。

内湯大浴場は、一面のガラス越しに海を望む展望風呂となっています。


露天風呂は、ヒノキ風呂と、岩風呂(入れ替え制)。
どちらも海を臨む丘の上にあり、潮風が心地良いオーシャンビューです。



打ち寄せる波の音を耳に、ゆったりと温泉を楽しむことができます。

宿泊客の入浴時間は、夜は23時まで、朝は6時~9時です。
尚、日帰り入浴は、平日11時~20時、休前日11時~17時。混雑を避けるため、宿泊客に配慮した時間割で、宿泊者にとっては嬉しい限りです。
入浴料は、大人(中学生以上)600円です。
<食事は>
食事場所は、夕食、朝食共に、本館1階のレストランになります。

全てテーブル席で、窓際の席からは、海を眺めることができるようです。

夕食開始時間は、18時スタート、19時スタートからかの選択となります。
今回の宿泊プランの料理内容は、スタンダード和食膳です。
案内されたテーブル席には、料理とお品書きが用意されていました。


先付(梅鶏南蛮漬け)、
刺身三種盛り、

鰤照り焼き、

天ぷら、

茶碗蒸し、

梅鶏白湯鍋。

鍋にはラーメンが入っています。

さすが紀州、梅干しは食べ放題ですが、かなり、しょっぱ辛い味です。

白飯、味噌汁、デザートは柿でした。

内容としては、悪くないのですが、天ぷらや茶碗蒸し、焼物は、はじめからテーブルに並べてあり、冷めてしまってました。本来なら、食事を始めてから供されるのでは、と思います。
休前日の満席状態に対して、人手不足だったのでしょうか。・・・残念です。
朝食時間は、7時半~9時です。
朝食にもお品書きが添えてあります。

選択した和食は、料理長のこだわり朝ごはん。
温泉玉子、サバのみりん干し、紀州海の幸盛り合わせ(しらす、地魚漬け)、あさり汁、

温物は「豆腐のセイロ蒸し」。

尚、ジュースコーナーは、セルフサービスで、飲み放題です。

汁物は、ちゃんと、テーブルに着いてから、供されました。
いや~、この朝ごはん、かなり美味でした。
<館内施設、その他>
本館1階の売店は、7時~21時の営業です。
娯楽施設は、本館地下1階にあります。

卓球、

ゲームコーナー、漫画コーナー、カラオケコーナーがあり、夜は23時まで利用が可能です。

また、別館連絡通路口には、コインランドリーコーナーもあります。


<悠久の旅人のつぶやき>
白浜温泉に比べ、知名度も低いため、繁忙期でも比較的予約が取りやすい穴場宿。ファミリーでも安心して宿泊できる清潔な公共の宿です。部屋からも、温泉風呂からも、海の眺めを堪能することができます。これで夕食の配膳が改善されれば、かなりおススメできる宿になります。
*****************************************************************************
YAHOOショッピング「USA直輸入カジュアルブランドSHOP・悠久の旅人の店」も宜しくお願いします!
↓
*****************************************************************************
宿泊日:2019年10月19日(土)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室10畳(洗面台・トイレ付き)。
宿泊代: 11,220円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺(5点満点中、4.1点)
Key Word: みなべ温泉、南高梅、シーフロント、夕景、絶景露天風呂、海水浴
マップ <国民宿舎 紀州路 みなべ>
<悠久の旅人・宿File No.150>
**************************************************************************
<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
南高梅の産地として有名な和歌山県みなべ町は、県内随一の温泉地である白浜温泉の北に位置します。
宿は、太平洋に突き出た高台に建っており、宿からは240度ビューの太平洋が眺められます。
建物は、本館と別館の2棟からなります。
正面玄関は丘の上で、本館にあります。


車利用の場合、JRみなべ駅方面から、国道42号線を走り、看板標識に従って右折、住宅街の坂道を上って丘を登り切った突き当りにあります。
公共交通機関利用の場合、JRみなべ駅から路線バス(龍神バス)利用、または、コミュニティバス利用となります。路線バスは国道を走るので、最寄りバス停からは坂道を歩くことにありますが、コミュニティバスなら、宿の玄関前に到着します。

本館は、地上3階、地下1階建ての建物です。

本館の地下1階に別館との連絡通路があり、別館の5階に通じています。
別館は実質3階建ての建物で、

4階部が太平洋を臨む屋上テラス、

5階部が本館との連絡通路口となっています。
別館の2階と3階が客室階となっており、1階部分は、水際の海岸遊歩道に面しています。
夏シーズンは、ここを利用して、海水浴に出かけるようです。ロッカー、更衣室、シャワーがあります。

この海岸入口から、海岸遊歩道を3分ほど歩くと、二子の浜海水浴場へ行けます。
宿の総部屋数は、60室。全室禁煙で、各階に喫煙所が設けられています。客室階は、本館2階、3階部と、別館2階、3階部となります。和室がメインで、本館には和室にツインベッドを配置した和洋室もあります。
今回は、土曜日宿泊、別館和室10畳を3名で利用、朝夕食付きで、料金は一人当り11,220円(税込)です。※別途、入湯税ひとり当り150円必要。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは10時です。
<館内へ>
宿の玄関前にある駐車場に車を停めて、

館内へ。

サーフボードが置かれてある通路を行くと、

右手に売店があり、

その前が受付フロントです。

宿泊手続きをし、夕食時間を決め、翌朝の朝食メニューを和食・洋食から選択します。
館内の説明があり、館内案内図とルームキーをもらって、部屋へと向かいます。
廊下を奥へ進むと、本館エレベーターがあります。

1階から地下1階に下りると、別館へ続く連絡通路があり、これを進むと、別館の5階に出ます。

別館5階はエレベータホールがあるだけで、また、エレベーターに乗り、客室がある3階へ下ります。
別館3階の客室階の廊下を進み、今宵の部屋へ到着です。

<今宵の部屋は>
今宵の部屋は、10畳和室。

上り口には板間があり、

左手の棚に、冷蔵庫と電気ポット、冷水ポット、コップ類が置かれています。

右手には、洗面台とトイレ。


トイレは洗浄機能付き便座で、清潔です。
尚、部屋の照明を点けるには、ルームキーに付いているタブレットを差し込み必要があります。
和室の左手は床の間になっています。

10畳の広さが確保されているので、座卓が置かれていても、余裕の広さです。


奥には、海に面した広縁があり、イス・テーブルセットが置かれています。


眺望は、シーフロントビュー。

西向きなので、沖合に沈みゆく夕日を眺めることが出来ます。
旅の無事を労って、缶ビール片手に、しばし、夕陽を眺めて、ぼんやりと、過ごしましょう。

翌朝は、干潮の海を見ることが出来ました。岩肌が露出した海は、また、違った表情です。

和室の床の間には、クローゼット、

液晶テレビ、金庫等が配置されています。

座卓の上には、茶器セットがあります。

<大浴場は>
宿の大浴場は本館地下1階にあります。

天然湧出の「みなべ温泉」の湯で、泉質は、ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物温泉。源泉温度は34℃で、pH8.3のアルカリ性の湯です。
男女別大浴場は、夜間に男女入れ替えとなります。
日帰り入浴客も多く利用するので、脱衣場は広め。

内湯大浴場は、一面のガラス越しに海を望む展望風呂となっています。


露天風呂は、ヒノキ風呂と、岩風呂(入れ替え制)。
どちらも海を臨む丘の上にあり、潮風が心地良いオーシャンビューです。



打ち寄せる波の音を耳に、ゆったりと温泉を楽しむことができます。

宿泊客の入浴時間は、夜は23時まで、朝は6時~9時です。
尚、日帰り入浴は、平日11時~20時、休前日11時~17時。混雑を避けるため、宿泊客に配慮した時間割で、宿泊者にとっては嬉しい限りです。
入浴料は、大人(中学生以上)600円です。
<食事は>
食事場所は、夕食、朝食共に、本館1階のレストランになります。

全てテーブル席で、窓際の席からは、海を眺めることができるようです。

夕食開始時間は、18時スタート、19時スタートからかの選択となります。
今回の宿泊プランの料理内容は、スタンダード和食膳です。
案内されたテーブル席には、料理とお品書きが用意されていました。


先付(梅鶏南蛮漬け)、
刺身三種盛り、

鰤照り焼き、

天ぷら、

茶碗蒸し、

梅鶏白湯鍋。

鍋にはラーメンが入っています。

さすが紀州、梅干しは食べ放題ですが、かなり、しょっぱ辛い味です。

白飯、味噌汁、デザートは柿でした。

内容としては、悪くないのですが、天ぷらや茶碗蒸し、焼物は、はじめからテーブルに並べてあり、冷めてしまってました。本来なら、食事を始めてから供されるのでは、と思います。
休前日の満席状態に対して、人手不足だったのでしょうか。・・・残念です。
朝食時間は、7時半~9時です。
朝食にもお品書きが添えてあります。

選択した和食は、料理長のこだわり朝ごはん。
温泉玉子、サバのみりん干し、紀州海の幸盛り合わせ(しらす、地魚漬け)、あさり汁、

温物は「豆腐のセイロ蒸し」。

尚、ジュースコーナーは、セルフサービスで、飲み放題です。

汁物は、ちゃんと、テーブルに着いてから、供されました。
いや~、この朝ごはん、かなり美味でした。
<館内施設、その他>
本館1階の売店は、7時~21時の営業です。
娯楽施設は、本館地下1階にあります。

卓球、

ゲームコーナー、漫画コーナー、カラオケコーナーがあり、夜は23時まで利用が可能です。

また、別館連絡通路口には、コインランドリーコーナーもあります。


<悠久の旅人のつぶやき>
白浜温泉に比べ、知名度も低いため、繁忙期でも比較的予約が取りやすい穴場宿。ファミリーでも安心して宿泊できる清潔な公共の宿です。部屋からも、温泉風呂からも、海の眺めを堪能することができます。これで夕食の配膳が改善されれば、かなりおススメできる宿になります。
*****************************************************************************
YAHOOショッピング「USA直輸入カジュアルブランドSHOP・悠久の旅人の店」も宜しくお願いします!
↓
*****************************************************************************
- 関連記事
-
-
湯の花温泉 渓山閣(京都府亀岡市)<悠久の旅人・日本の宿File No.156> 2020/09/21
-
旅館 高島屋(宮津温泉・京都府宮津市)<悠久の旅人・日本の宿File No.151> 2020/01/09
-
国民宿舎 紀州路みなべ(南部温泉・和歌山県みなべ町)<悠久の旅人・日本の宿File No.150> 2019/12/29
-
保養センター 美榛苑(奈良宇陀温泉郷、奈良県宇陀市榛原)<悠久の旅人・日本の宿File No.139> 2019/03/22
-
南紀勝浦温泉 ホテル浦島(和歌山県那智勝浦町)<悠久の旅人・日本の宿File No.133> 2019/01/01
-
スポンサーサイト
コメント