大江戸温泉物語 山代温泉 加賀の本陣 山下家(石川県加賀市)<悠久の旅人・日本の宿File No.146>
元々、山代温泉でも指折りの老舗大型旅館。大江戸温泉物語グループ入りで、手軽に宿泊を楽しむことができます。
宿泊日:2019年8月2日(金)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室10畳(洗面台、トイレ付き)。
宿泊代: 9,400円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺☺(5点満点中、4.3点)
Key Word: 大江戸温泉物語、山代温泉、朝夕バイキング、広い部屋、展望露天風呂
マップ <加賀の本陣 山下家>
<悠久の旅人・宿File No.146>
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<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
宿は、山代温泉の中心部に建っています。

周囲は、「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ばれる風情ある町並みです。

山代温泉総湯、源泉足湯は宿の敷地の両隣りにあり、


道路を挟んで、古総湯が目の前にあります。

「山下家」は、藩政期(文化4年・西暦1807年)創業という山代温泉を代表する老舗温泉旅館。加賀藩主の湯治場であったという史実から「加賀藩主ご入湯の本陣」として知られています。館内や敷地内には、多くの歴史的遺構が残されています。
昭和38年(1963年)法人化後、大規模な設備投資を行いましたが、やがて、バブルが崩壊、その後経営は苦しくなって行きます。そして、2008年、前年に起こった「能登半島地震」による風評被害もあり、遂に経営破綻。その後、「大江戸温泉物語」支援の下、グループの一員として、営業を続けています。
車利用の場合、薬王院や、山代温泉「総湯」を目指せば、宿はスグに見つかります。

地下駐車場があるようですが、収容台数が少ないので、宿周辺にある専用駐車場を案内されます。徒歩3分圏内に2カ所の平面駐車場があります。
公共交通機関利用の場合、JR加賀温泉駅から無料シャトルバスが運行されています(14時台~16時台、要事前予約)。
宿の現在の建物は、1980年建築。地下1階、地上13階建て。
金城、遊楽、紫雲、奥殿の4つの建物から成り、総客室数は108室。和室100室、洋室5室、和洋室3室の内訳です。
建物は、傾斜地に建っており、フロントがある金城棟から一番奥にある奥殿棟までは、館内5階にある通路で繋がっています。
今回は、平日泊和室を一人利用、朝夕食付きで料金は9,400円(税込)です。
標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは11時です。
尚、Wi-Fiはフロントロビーのみで利用可能です。
<館内へ>
宿から少し離れたところにある第二駐車場に車を止め、宿の玄関エントランスへ。

館内はちょっと豪華な雰囲気。

階段を上ったところ左手にフロントがあります。

宿泊手続きを済ませ、館内案内所をもらって、まずは浴衣コーナーで好みの浴衣をチョイスします。帯は部屋に用意されているとのこと。

今宵の部屋があるのは、一番奥にある奥殿棟です。
まずは、金城棟のエレベーターで5階に上がります。

館内連絡通路を通り、遊洛棟、紫雲棟を通り抜け、突き当りにある奥殿棟のエレベーターで、最上階の12階へ上がります。

<今宵の部屋は>
今宵の部屋は、奥殿棟最上階の和室です。

ドアを開けて入ると、広めの玄関があります。


下足を脱いで上がると、右手にトイレがあります。トイレは洗浄機能付き便座です。

6畳の次の間があり、

左手には洗面台スペース。


本間和室は、広さ10畳。一人利用なので、すでに布団が敷かれていました。




床の間があるので、かなり広く感じます。

最上階なので、明るい部屋です。

窓側には広縁があり、イステーブルセットが設置されています。



窓からは、山代温泉街が一望できます。


床の間の台に、液晶テレビ、金庫が置かれています。


冷蔵庫、茶器、ポットは、広縁の端に置かれてます。

洗面台には、ヘアドライヤーがあります。

<温泉大浴場は>
温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉。
トロリとした湯触りで、やや塩味があります。
宿のメイン大浴場は4階にあります。

脱衣所には休憩スペースもあります。。


内湯のみで、露天風呂はありません。

入浴時間は、夜は24時まで、朝は5時~11時(宿泊者限定)です。
大浴場前の湯上り処は、広々としています。



中庭を臨む場所にコイン式マッサージチェア(有料)が設置されています。

自販機横に製氷機があります。アイスペールが置いてあるので、自由に利用できます。

宿の露天風呂は、紫雲棟の屋上13階にあります。
この展望露天風呂「あ・うん」は、減って来た客足を取り戻そうと、起死回生策として、平成12年に増設されたものです。
紫雲棟のエレベーターで屋上13階へ。

屋上(13階)に造られたペントハウス風の施設には、男女別露天風呂(朝夕で男女入れ替え)と、貸切露天風呂「ふく」、展望ラウンジがあります。

脱衣所はこじんまりとしています。

4~5人入ると一杯になる内風呂・洗い場、


サウナルームがあり、屋外に露天風呂があります。
屋根付きのメイン浴槽、



小さな独立浴槽が配置されています。

夕刻には、山間に沈みゆく夕日を眺めることができます。

展望ラウンジには、足裏マッサージャー(無料)、コイン式マッサージチェア(有料)があります。

露天風呂からも、展望ラウンジからも、加賀平野を見渡すことができます。

宿泊者の入浴時間は、夜は23時まで、朝は5時~11時(宿泊者限定)です。
尚、貸切露天風呂「ふく」は、16時~22時(最終スタート)で、50分3,000円(税別)です。
また、宿の目の前にある「山代温泉 古総湯」の入場割引券がフロントにあります。通常500円が400円になります。
<食事は>
食事場所は、夕食、朝食共に、3階レストランになります。

夕食、朝食共にバイキングです。

この日の夕食時間は、17時~21時(30分前ラストオーダー)です。混雑具合により、時間短縮される場合があるようです。
期間限定の「九州・沖縄 美味いもん大満喫フェア!」が開催されていました。




90分飲み放題コースがありますが、地酒の注文ができないので、それはやめにして、地酒冷酒を注文します。純米酒「常きげん」をチョイス(税別730円)。

酒に合わせて、料理は、刺身、かつおタタキ、

定番料理、ライブ屋台の天ぷら、ステーキ、鰻わっぱ飯・・・



仕上げに、お気に入りのソフトクリームマシーン。


家族連れ客が多かったため、17時、18時台はかなり混み合っていたと思いますが、19時台スタートにしたので、混雑なく、ゆったりと夕食を楽しむことができました。
朝食時間は、7時~9時半です。

和洋バイキングとなります。

<館内施設、その他>
無料で楽しめる施設としては、1階ロビーに「ほのぼの亭」があります。

上方落語認定で、寄席を楽しむことが出来ます。この日は、マジックショーでした。
2階には、マンガコーナー、卓球コーナーがあり、こちらも無料で楽しめます。


その他、有料になりますが、カラオケボックス、麻雀、ゲームコーナーがあります。


1階ロビーには、売店コーナー。朝には、地元物産の朝市も開催されます。


<悠久の旅人のつぶやき>
もともと、山代温泉の老舗大型旅館。
隆盛当時は、庶民感覚では気軽に利用できる施設ではなかったでしょうが、今は、手軽に利用できます。
温泉街散策にも一番便利な場所にあります。
北陸方面の庶民派温泉施設として、大いにおススメします。
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宿泊日:2019年8月2日(金)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室10畳(洗面台、トイレ付き)。
宿泊代: 9,400円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺☺(5点満点中、4.3点)
Key Word: 大江戸温泉物語、山代温泉、朝夕バイキング、広い部屋、展望露天風呂
マップ <加賀の本陣 山下家>
<悠久の旅人・宿File No.146>
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<宿の概要、アクセス、宿泊料金>
宿は、山代温泉の中心部に建っています。

周囲は、「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ばれる風情ある町並みです。

山代温泉総湯、源泉足湯は宿の敷地の両隣りにあり、


道路を挟んで、古総湯が目の前にあります。

「山下家」は、藩政期(文化4年・西暦1807年)創業という山代温泉を代表する老舗温泉旅館。加賀藩主の湯治場であったという史実から「加賀藩主ご入湯の本陣」として知られています。館内や敷地内には、多くの歴史的遺構が残されています。
昭和38年(1963年)法人化後、大規模な設備投資を行いましたが、やがて、バブルが崩壊、その後経営は苦しくなって行きます。そして、2008年、前年に起こった「能登半島地震」による風評被害もあり、遂に経営破綻。その後、「大江戸温泉物語」支援の下、グループの一員として、営業を続けています。
車利用の場合、薬王院や、山代温泉「総湯」を目指せば、宿はスグに見つかります。

地下駐車場があるようですが、収容台数が少ないので、宿周辺にある専用駐車場を案内されます。徒歩3分圏内に2カ所の平面駐車場があります。
公共交通機関利用の場合、JR加賀温泉駅から無料シャトルバスが運行されています(14時台~16時台、要事前予約)。
宿の現在の建物は、1980年建築。地下1階、地上13階建て。
金城、遊楽、紫雲、奥殿の4つの建物から成り、総客室数は108室。和室100室、洋室5室、和洋室3室の内訳です。
建物は、傾斜地に建っており、フロントがある金城棟から一番奥にある奥殿棟までは、館内5階にある通路で繋がっています。
今回は、平日泊和室を一人利用、朝夕食付きで料金は9,400円(税込)です。
標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは11時です。
尚、Wi-Fiはフロントロビーのみで利用可能です。
<館内へ>
宿から少し離れたところにある第二駐車場に車を止め、宿の玄関エントランスへ。

館内はちょっと豪華な雰囲気。

階段を上ったところ左手にフロントがあります。

宿泊手続きを済ませ、館内案内所をもらって、まずは浴衣コーナーで好みの浴衣をチョイスします。帯は部屋に用意されているとのこと。

今宵の部屋があるのは、一番奥にある奥殿棟です。
まずは、金城棟のエレベーターで5階に上がります。

館内連絡通路を通り、遊洛棟、紫雲棟を通り抜け、突き当りにある奥殿棟のエレベーターで、最上階の12階へ上がります。

<今宵の部屋は>
今宵の部屋は、奥殿棟最上階の和室です。

ドアを開けて入ると、広めの玄関があります。


下足を脱いで上がると、右手にトイレがあります。トイレは洗浄機能付き便座です。

6畳の次の間があり、

左手には洗面台スペース。


本間和室は、広さ10畳。一人利用なので、すでに布団が敷かれていました。




床の間があるので、かなり広く感じます。

最上階なので、明るい部屋です。

窓側には広縁があり、イステーブルセットが設置されています。



窓からは、山代温泉街が一望できます。


床の間の台に、液晶テレビ、金庫が置かれています。


冷蔵庫、茶器、ポットは、広縁の端に置かれてます。

洗面台には、ヘアドライヤーがあります。

<温泉大浴場は>
温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉。
トロリとした湯触りで、やや塩味があります。
宿のメイン大浴場は4階にあります。

脱衣所には休憩スペースもあります。。


内湯のみで、露天風呂はありません。

入浴時間は、夜は24時まで、朝は5時~11時(宿泊者限定)です。
大浴場前の湯上り処は、広々としています。



中庭を臨む場所にコイン式マッサージチェア(有料)が設置されています。

自販機横に製氷機があります。アイスペールが置いてあるので、自由に利用できます。

宿の露天風呂は、紫雲棟の屋上13階にあります。
この展望露天風呂「あ・うん」は、減って来た客足を取り戻そうと、起死回生策として、平成12年に増設されたものです。
紫雲棟のエレベーターで屋上13階へ。

屋上(13階)に造られたペントハウス風の施設には、男女別露天風呂(朝夕で男女入れ替え)と、貸切露天風呂「ふく」、展望ラウンジがあります。

脱衣所はこじんまりとしています。

4~5人入ると一杯になる内風呂・洗い場、


サウナルームがあり、屋外に露天風呂があります。
屋根付きのメイン浴槽、



小さな独立浴槽が配置されています。

夕刻には、山間に沈みゆく夕日を眺めることができます。

展望ラウンジには、足裏マッサージャー(無料)、コイン式マッサージチェア(有料)があります。

露天風呂からも、展望ラウンジからも、加賀平野を見渡すことができます。

宿泊者の入浴時間は、夜は23時まで、朝は5時~11時(宿泊者限定)です。
尚、貸切露天風呂「ふく」は、16時~22時(最終スタート)で、50分3,000円(税別)です。
また、宿の目の前にある「山代温泉 古総湯」の入場割引券がフロントにあります。通常500円が400円になります。
<食事は>
食事場所は、夕食、朝食共に、3階レストランになります。

夕食、朝食共にバイキングです。

この日の夕食時間は、17時~21時(30分前ラストオーダー)です。混雑具合により、時間短縮される場合があるようです。
期間限定の「九州・沖縄 美味いもん大満喫フェア!」が開催されていました。




90分飲み放題コースがありますが、地酒の注文ができないので、それはやめにして、地酒冷酒を注文します。純米酒「常きげん」をチョイス(税別730円)。

酒に合わせて、料理は、刺身、かつおタタキ、

定番料理、ライブ屋台の天ぷら、ステーキ、鰻わっぱ飯・・・



仕上げに、お気に入りのソフトクリームマシーン。


家族連れ客が多かったため、17時、18時台はかなり混み合っていたと思いますが、19時台スタートにしたので、混雑なく、ゆったりと夕食を楽しむことができました。
朝食時間は、7時~9時半です。

和洋バイキングとなります。

<館内施設、その他>
無料で楽しめる施設としては、1階ロビーに「ほのぼの亭」があります。

上方落語認定で、寄席を楽しむことが出来ます。この日は、マジックショーでした。
2階には、マンガコーナー、卓球コーナーがあり、こちらも無料で楽しめます。


その他、有料になりますが、カラオケボックス、麻雀、ゲームコーナーがあります。


1階ロビーには、売店コーナー。朝には、地元物産の朝市も開催されます。


<悠久の旅人のつぶやき>
もともと、山代温泉の老舗大型旅館。
隆盛当時は、庶民感覚では気軽に利用できる施設ではなかったでしょうが、今は、手軽に利用できます。
温泉街散策にも一番便利な場所にあります。
北陸方面の庶民派温泉施設として、大いにおススメします。
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