湯の里 渓泉(国見温泉、大分県国東市)<悠久の旅人・日本の宿File No.115>
体の芯から温まる良質な硫黄泉。ただ、大浴場は地元外来客で大混雑。山里の一軒宿だが、車でのアクセスは良好です。
宿泊日:2017年5月2日(火)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室8畳(洗面台・トイレ付き。)
宿泊代:8,100円(税込)。
おすすめ度:★★★☺(5点満点中、3.9点)
Key Word: 国東半島、硫黄泉、山里、大分空港
<悠久の旅人・宿File No.115>
******************************************************************************
<宿の概要、宿泊料金>
国東半島の屋根、国見温泉の川沿いに建つ温泉宿。
大分空港、およびJR宇佐駅から車で30~40分です。国東半島の観光スポットである両子寺や文殊仙寺の近くになります。

総部屋数は11室のみですが、大浴場は地元の入浴客で、かなり賑わっています。
建物自体は、古い公共の施設という感じですが、館内、室内共に、不快に感じることはありません。
ロビーフロントは建物の2階にあり、宿泊用客室は2、3階。客室は和室6室と、ツイン洋室が5室となっています。1階は、大浴場と食事処となります。
今回は、平日宿泊で和室を3名で利用、朝夕食付きで料金は一人当り8,100円(税込)でした。
宿の標準的なチェックイン時間は16時から、チェックアウトは10時です。
宿の駐車場は、施設の規模の割には広大で、駐車時の煩わしさはありません。

尚、支払いは現金のみで、クレジットカードの利用はできませんので、ご注意。
<館内へ>
宿の玄関近くに車を停め、館内へ。

玄関で下足をスリッパに履き替えます。
入って左手は入浴客用、右手が宿泊客用の下足入れで、部屋番号の棚に下足を入れます。

上がって左手に受付があり、宿泊手続きをして、同じ階の部屋へ。ロビーには土産物売店スペースがあり、その奥にエレベーターが1基。大浴場、食事処へは、エレベーターか、階段で1階へ下ります。

今回の部屋は、フロントロビーと同じ階なので、エレベーター手前の廊下を進んだところになります。

<部屋は>
和室は8畳の広さ。



奥に広縁があり、テーブルセットが置かれています。

窓の外には、川と県道、そして山という田舎風景。

尚、室内ではWi-Fiは利用できませんでした。
携帯電波も友人のAUは使えましたが、私のY!mobileは電波が届いておらず使用できませんでした。
部屋の備品は、小型冷蔵庫、液晶テレビ、湯沸かしポット、金庫が有ります。ヘアドライヤーは洗面台に有ります。

洗面台とトイレ(洗浄機能付き便座)は、入口側板敷の踏込の両側にあります。


布団は、夕食の間に、敷かれていました。
<温泉風呂は>
宿の大浴場は、1階にあります。

無色透明ながら、硫黄泉ならではの玉子が腐った臭いが特徴の赤根温泉。解毒作用が強く飲用も可能です。源泉温度は低いため、加温処理をしています。夕方からは地元の入浴客が多く詰めかけます。
▼湯の里 渓泉。大浴場、脱衣場。

▼湯の里 渓泉。大浴場、内湯。
内湯の浴槽は大きくないため、地元客3,4人が占拠してしまうと、入るスペースがありません。
サウナもありますが、ほぼ、地元入浴客の寡占状態になります。




▼湯の里 渓泉。大浴場、露天風呂。
露天風呂には、岩風呂、水風呂、源泉の壺湯の3つの浴槽があります。

ただ、岩風呂の湯温が低くて、相当長く入っていないと温まった感じがしません。
源泉の壺湯は冷泉なので、水風呂に近い温度。内湯が地元の常連さんで一杯なので、仕方なく、ぬるい露天風呂で長湯しました。
風をひくんじゃないかと思いましたが、入浴後は体内から温まってくる感じで、汗ばむほど。硫黄泉の温浴効果を実感できます。


入浴時間は、夜は23時まで、朝風呂は6時半からですが、朝は露天風呂の湯水は抜かれていて、入浴できません。外来入浴は、22時までです。
夜と朝は、すいていて、ほとんど貸切状態となりますが、外来入浴時間の大混雑と、朝風呂で露天風呂に入れないのは、大きく減点ですね。
尚、姉妹館「国見温泉 あかねの郷」も無料で入浴可能です。車なら1分少々ですが、徒歩だと登り坂を10分程歩くことになります。こちらも夕方からは、地元の入浴客で込み合います。
<食事は>
食事は、朝夕食共に、1階の食事処で。

夕食時は、一般外来の客も食事できます。宿泊客の夕食は、基本、個室座敷でとなります。

夕食は和会席メニューです。地魚の刺身、地鶏の陶板焼き、天ぷら等、8品程度の料理と飯物、デザートとなります。ご飯は筍ご飯でした。







ビールや地酒冷酒の値段は標準的な価格設定です。

朝食は、テーブル席でとなります。

朝食は、陶板で焼く目玉焼き、焼魚など、定番のメニューです。

<館内設備、その他>
宿のロビーには、応接セット、売店コーナーがあります。
1階大浴場入口スペースにマッサージチェアがありますが、コイン式有料です。

尚、宿の周辺にコンビニや商店はありません。
宿のスタッフは少人数ですが、応対に問題はありませんでした。
館内に製氷機はありませんが、夕食時に地酒冷酒を注文する際にアイスペール入りの氷を頼んでおり、それに氷を補充してもらって、部屋へ持ち帰り、部屋飲みに使いました。
<悠久の旅人のつぶやき>
国東半島の山の上の宿で、公共交通機関の利用は、かなり不便ですが、道路は整備されていて、ドライブは楽です。国東半島観光の拠点としては、宿泊料金も手ごろなので、良いと思います。今回は、ゴルフ&温泉ツアーだったので、大分随一のシービューゴルフコースであるパシフィックブルーCCへは、宿から20分程で便利でした。夕方頃は、地元の常連入浴客で大浴場が大混雑しますが、地方福利行政の一環でもあり、公共性のある宿では、仕方ないことですね。
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宿泊日:2017年5月2日(火)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室8畳(洗面台・トイレ付き。)
宿泊代:8,100円(税込)。
おすすめ度:★★★☺(5点満点中、3.9点)
Key Word: 国東半島、硫黄泉、山里、大分空港
<悠久の旅人・宿File No.115>
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<宿の概要、宿泊料金>
国東半島の屋根、国見温泉の川沿いに建つ温泉宿。
大分空港、およびJR宇佐駅から車で30~40分です。国東半島の観光スポットである両子寺や文殊仙寺の近くになります。

総部屋数は11室のみですが、大浴場は地元の入浴客で、かなり賑わっています。
建物自体は、古い公共の施設という感じですが、館内、室内共に、不快に感じることはありません。
ロビーフロントは建物の2階にあり、宿泊用客室は2、3階。客室は和室6室と、ツイン洋室が5室となっています。1階は、大浴場と食事処となります。
今回は、平日宿泊で和室を3名で利用、朝夕食付きで料金は一人当り8,100円(税込)でした。
宿の標準的なチェックイン時間は16時から、チェックアウトは10時です。
宿の駐車場は、施設の規模の割には広大で、駐車時の煩わしさはありません。

尚、支払いは現金のみで、クレジットカードの利用はできませんので、ご注意。
<館内へ>
宿の玄関近くに車を停め、館内へ。

玄関で下足をスリッパに履き替えます。
入って左手は入浴客用、右手が宿泊客用の下足入れで、部屋番号の棚に下足を入れます。

上がって左手に受付があり、宿泊手続きをして、同じ階の部屋へ。ロビーには土産物売店スペースがあり、その奥にエレベーターが1基。大浴場、食事処へは、エレベーターか、階段で1階へ下ります。

今回の部屋は、フロントロビーと同じ階なので、エレベーター手前の廊下を進んだところになります。

<部屋は>
和室は8畳の広さ。



奥に広縁があり、テーブルセットが置かれています。

窓の外には、川と県道、そして山という田舎風景。

尚、室内ではWi-Fiは利用できませんでした。
携帯電波も友人のAUは使えましたが、私のY!mobileは電波が届いておらず使用できませんでした。
部屋の備品は、小型冷蔵庫、液晶テレビ、湯沸かしポット、金庫が有ります。ヘアドライヤーは洗面台に有ります。

洗面台とトイレ(洗浄機能付き便座)は、入口側板敷の踏込の両側にあります。


布団は、夕食の間に、敷かれていました。
<温泉風呂は>
宿の大浴場は、1階にあります。

無色透明ながら、硫黄泉ならではの玉子が腐った臭いが特徴の赤根温泉。解毒作用が強く飲用も可能です。源泉温度は低いため、加温処理をしています。夕方からは地元の入浴客が多く詰めかけます。
▼湯の里 渓泉。大浴場、脱衣場。

▼湯の里 渓泉。大浴場、内湯。
内湯の浴槽は大きくないため、地元客3,4人が占拠してしまうと、入るスペースがありません。
サウナもありますが、ほぼ、地元入浴客の寡占状態になります。




▼湯の里 渓泉。大浴場、露天風呂。
露天風呂には、岩風呂、水風呂、源泉の壺湯の3つの浴槽があります。

ただ、岩風呂の湯温が低くて、相当長く入っていないと温まった感じがしません。
源泉の壺湯は冷泉なので、水風呂に近い温度。内湯が地元の常連さんで一杯なので、仕方なく、ぬるい露天風呂で長湯しました。
風をひくんじゃないかと思いましたが、入浴後は体内から温まってくる感じで、汗ばむほど。硫黄泉の温浴効果を実感できます。


入浴時間は、夜は23時まで、朝風呂は6時半からですが、朝は露天風呂の湯水は抜かれていて、入浴できません。外来入浴は、22時までです。
夜と朝は、すいていて、ほとんど貸切状態となりますが、外来入浴時間の大混雑と、朝風呂で露天風呂に入れないのは、大きく減点ですね。
尚、姉妹館「国見温泉 あかねの郷」も無料で入浴可能です。車なら1分少々ですが、徒歩だと登り坂を10分程歩くことになります。こちらも夕方からは、地元の入浴客で込み合います。
<食事は>
食事は、朝夕食共に、1階の食事処で。

夕食時は、一般外来の客も食事できます。宿泊客の夕食は、基本、個室座敷でとなります。

夕食は和会席メニューです。地魚の刺身、地鶏の陶板焼き、天ぷら等、8品程度の料理と飯物、デザートとなります。ご飯は筍ご飯でした。







ビールや地酒冷酒の値段は標準的な価格設定です。

朝食は、テーブル席でとなります。

朝食は、陶板で焼く目玉焼き、焼魚など、定番のメニューです。

<館内設備、その他>
宿のロビーには、応接セット、売店コーナーがあります。
1階大浴場入口スペースにマッサージチェアがありますが、コイン式有料です。

尚、宿の周辺にコンビニや商店はありません。
宿のスタッフは少人数ですが、応対に問題はありませんでした。
館内に製氷機はありませんが、夕食時に地酒冷酒を注文する際にアイスペール入りの氷を頼んでおり、それに氷を補充してもらって、部屋へ持ち帰り、部屋飲みに使いました。
<悠久の旅人のつぶやき>
国東半島の山の上の宿で、公共交通機関の利用は、かなり不便ですが、道路は整備されていて、ドライブは楽です。国東半島観光の拠点としては、宿泊料金も手ごろなので、良いと思います。今回は、ゴルフ&温泉ツアーだったので、大分随一のシービューゴルフコースであるパシフィックブルーCCへは、宿から20分程で便利でした。夕方頃は、地元の常連入浴客で大浴場が大混雑しますが、地方福利行政の一環でもあり、公共性のある宿では、仕方ないことですね。
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