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青函フェリー(北海道函館市函館港~青森県青森市青森港)

函館~青森の津軽海峡を渡る、約4時間の船旅。北海道新幹線よりもかなり格安で、のんびり旅を楽しみましょう。
KEY WORD: 津軽海峡、船旅、フェリー、コスパ交通手段
MAP <青函フェリーターミナル 函館
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青函フェリーは、函館(北海道)と青森(本州)を1日8往復するフェリーです。
1988年(昭和63年)3月13日の青函トンネル開業で、国鉄経営の青函連絡船が廃止されてからは、青函フェリーと津軽海峡フェリーの民間2社が、津軽海峡を航行するフェリーを運営しています。

今回は、函館から新潟までの鉄道の旅の途中、時間的に便利だった青函フェリーに乗船して、函館港から青森港へ向かうことにしました。
一度は船で渡ってみたい津軽海峡。
2年前の夏旅で、函館から青森へ青函フェリーで渡る予定でしたが、台風接近により、フェリーは運航中止、やむなく、北海道新幹線を利用して以来の、いわば、リベンジ船旅となります。

前泊地の湯の川温泉の宿を出発。青函フェリー函館ターミナルへ向かいます。
上湯川町~湯の川温泉~函館駅~五稜郭~青函フェリー前を北海道観光バス社の路線バスが1日7往復しており、便利です。函館駅~青函フェリー前まで所要時間11分、運賃200円です。
が、今回は、フェリーターミナルで1時間待ちが嫌だったので、市電で五稜郭公園前電停まで行き、そこからタクシー乗車。地図で見る限り、それほど距離はなさそうに思えたのですが、タクシー料金は1200円程掛かりました。
やはり、コスパ的には、上述の路線バス利用をおススメします。
まあ、それでも、五稜郭公園前交差点に建つ「シエスタハコダテ」の地階にあるフードコーナーで、昼食弁当や酒、つまみが買えたので、良しとしましょう。

と、いうわけで、青函フェリー乗り場へ到着。
大人ひとり1,600円で、乗船券を購入。ですが、青函フェリーホームページで10%の割引クーポンがゲットできますので、それを提示すれば、大人ひとり1.440円です。
ちなみに、北海道新幹線新函館北斗駅~新青森駅利用の料金は、大人ひとり7,260円です。

尚、フェリーターミナル内には、売店も酒類自販機もありません。ベンチが設置された待合室があるだけです。





やがてアナウンスがあり、乗船客は歩いてフェリーに向かいます。
青函フェリー

今回乗船するフェリーは「3号はやぶさ」。2000年9月就航、2107トンの船で、旅客定員は105人。
青函フェリー

青函フェリーでは全4隻のフェリーが運行されており、2949トン、旅客定員300人の「はやぶさ」を除けば、青函フェリーでは標準的な大きさの船です。

船内に入ると、車両甲板から階段を上り、上層階にある旅客室へ。
青函フェリー

一般旅客が乗船時間の4時間を過ごすスペースは、
カーペット敷きの旅客室、
青函フェリー カーペット室

リクライニングシートルーム、
青函フェリー リクライニング

ラウンジ・チェアスペースとなります。
青函フェリー ラウンジ

とりあえず、リクライニングシートルームの窓側に席を確保しました。

船はやがて、左手に函館山を眺めつつ、静かに桟橋を離れます。
青函フェリー

船内には、軽食コーナーや売店はありません。
カップ麺とソフトドリンクの自販機があるだけで、アルコール類の販売もありません。
パントリーには、電子レンジ、給湯器があります。
青函フェリー 自販機、パントリー

つまり、乗船前に食料や酒類は事前購入しておかないと、ひもじい思いで4時間を過ごすことになりますので、要注意!

途中、五稜郭公園前で購入した、まるかつ水産のカニ飯と、玉子フライを、缶ビール、チューハイで、船窓の景色を眺めながら、のんびりと船旅を楽しむことにします。
カニ飯

それにしても、このカニ飯、カニ身、ピチピチのイクラがたっぷりで、美味です。
カニ飯

船は海峡を渡って、左手には下北半島の海岸線が果てしなく続きます。。。
青函フェリー



「ごらん、あれが竜飛岬、北のはずれと・・・」
と、右手に津軽半島が見えてくると、
青函フェリー 津軽半島

この船旅も3分の2を過ぎ、青森市が近づいてきます。

彼方には、かつて青函連絡船の乗り場があった青森桟橋が見えてきました。
青函フェリー 旧連絡船青森桟橋

正面に八甲田の山々が見えてくると、青森港へ到着です。
青函フェリー 青森桟橋

青函フェリー 3号はやぶさ

青森港フェリーターミナルからは、「青函フェリーdeお手軽タクシー」という定額料金タクシーサービスを利用できます。
青函フェリー 青森港ターミナル

青森駅(西口)760円、新青森駅850円です。船内にある直通無料電話でも申込みできます。





尚、津軽海峡を渡るフェリーのもう一社は、「津軽海峡フェリー」。
津軽海峡フェリー

こちらは、7000~8000トン級のクルーズフェリーで、乗船定員約580人、1日8往復運航しています。
旅客運賃は2,220円~と少し高めになります。
また、同社は、函館~大間(本州下北半島)の航路も、1日2往復運航しています。

次の機会には、津軽海峡フェリーの函館~大間航路を利用して、下北半島を巡る温泉旅行、と行きたいものです。

(訪問日: 2019年1月3日)







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