大井川鐡道を追いかけて、大井川を遡上ドライブ(静岡県島田市・川根本町)<前編>~絶景!快適ドライブウェイ中部編
金谷から千頭へ、大井川沿いを絶景ドライブ。大井川鐵道大井川本線編。
KEY WORD: 大井川鐵道、大井川、SLの見える丘、千頭
マップ <大井川鐵道大井川本線>
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静岡県の中央を流れる北から南へと流れる「大井川」。
南アルプス南部、静岡県・長野県・山梨県の県境付近にある「間ノ岳」に源を発し、赤石山脈・白根山脈の間を南下し、駿河湾へと注ぐ全長168キロの一級河川です。
江戸時代、幕府は防衛上の理由として、架橋はおろか、渡し船も厳禁とされました。そのため、大井川を渡河する際には馬や人足を利用して、輿(みこし)や肩車で渡河した川越(かわごし)が行われました。
東海道屈指の難所とされ、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と詠われました。
今回は、大井川鐡道大井川本線「日切駅」付近で国道1号線から国道473号線に入り、大井川鐡道の線路をマイカーで追いかけて、大井川沿いを遡上します。
国道473号線は、程なく、新東名高速道路と交差し、「島田金谷IC」があります。
その先も、しばらくは平坦な道となりますが、やがて小高い丘に上ります。
振り向けば、大井川と金谷の町並みが望めます。

「大井川鐵道」は、1925年(大正14年)の設立。
大井川の水力発電事業が進展するのに合わせて、資材を運搬するためのインフラ整備の一環として鉄道建設が始まり、1927年(昭和2年)に金谷駅 - 横岡駅(現在廃止)間が開業しました。
その後、ダム建設が上流へ向かうと共に、線路は大井川上流へ伸び続け、現在では、「大井川本線」(金谷 - 千頭間)39.5キロと、中部電力から運営を委託されている「井川線」(千頭 - 井川間)25.5キロの2路線を運営しています。「全国登山鉄道‰(パーミル)会」に加盟しています。
沿線の主要駅である「家山駅」を過ぎ、街中の交差点で右折し、県道63号線に入りしばらく走ると、沿道左手に「SLの見える丘公園」があります。
「大井川第一橋梁」を渡るSL急行を撮影する絶好のスポットです。

大井川鐵道は、1976年(昭和51年)に日本で初めて蒸気機関車の動態保存を始めました。
現在もSL急行「かわね路号」の名で、毎日「新金谷駅 - 千頭駅」間に1日1往復(休日など期間によっては、2往復または3往復に増便)運行されています。尚、SL急行に乗車するには普通運賃に加えて急行料金800円(小人400円)が必要です。
また、2014年からは、アジアで初めて走行を開始した「きかんしゃトーマス号」を期間限定で運行させています。2018年もトーマスの権利元の承認を取得が完了、6月頃から運行される見込みです。尚、トーマス号、ジェームズ号の乗車には、普通運賃に加えて1,280円(小人640円)が必要です。
現在、大井川鐡道は、鉄道事業収入の実に9割をこれらSL列車への乗車を目的とする観光客から得ています。
さらに大井川上流へ向かって車を走らせます。大井川支流笹間川にある「笹間川ダム」を過ぎると、島田市から、「川根茶」で有名な川根本町に入ります。
下泉で国道362号線へ入り、やがて国道を外れ、大井川を渡ると、大井川本線の終点「千頭駅」前に到着です。
「大井川本線」は、近鉄や南海電鉄の旧車両で運行されていますが、この先の「井川線」は、トロッコ列車での運行となり、「千頭駅」で乗り換える必要があります。

運賃も、同じ事業者でありながら、「大井川本線」と「井川線」相互間を乗車する場合でも千頭駅で一旦打ち切る形が採られています。
尚、金谷~千頭間の片道運賃は1,810円。お得な周遊きっぷの利用がおススメです。
また、千頭駅は、寸又峡温泉行きの路線バス乗り換え駅です。
千頭駅裏手に無料駐車場があります。ここに車を停めて、井川線のトロッコ列車の旅を楽しむこともできます。
尚、金谷日切の1号線交差点~千頭駅までのドライブ距離は約43キロ、所要時間は1時間です。
前編は、ここ「千頭駅」まで。
次回は、「大井川鐵道井川線」を追って、大井川をさらに遡上ドライブします。
(掲載写真撮影日: 2015年12月27日~28日)
<2018年大井川周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.0以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●時之栖 川根温泉ホテル(川根温泉) 1泊朝夕食付き 7,796円~
●川根温泉ふれあいコテージ(川根温泉) 4人棟コテージ一棟貸し(素泊まり) 14,000円~
●SL・トロッコ列車の旅におすすめの宿 民宿 奥大井(奥泉) 1泊朝夕食付き 6,759円
●翠紅苑(寸又峡温泉) 1泊朝夕食付き 9,000円~
※この宿の詳細情報は、別記事<翠紅苑>をご覧ください。
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マップ <大井川鐵道大井川本線>
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静岡県の中央を流れる北から南へと流れる「大井川」。
南アルプス南部、静岡県・長野県・山梨県の県境付近にある「間ノ岳」に源を発し、赤石山脈・白根山脈の間を南下し、駿河湾へと注ぐ全長168キロの一級河川です。
江戸時代、幕府は防衛上の理由として、架橋はおろか、渡し船も厳禁とされました。そのため、大井川を渡河する際には馬や人足を利用して、輿(みこし)や肩車で渡河した川越(かわごし)が行われました。
東海道屈指の難所とされ、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と詠われました。
今回は、大井川鐡道大井川本線「日切駅」付近で国道1号線から国道473号線に入り、大井川鐡道の線路をマイカーで追いかけて、大井川沿いを遡上します。
国道473号線は、程なく、新東名高速道路と交差し、「島田金谷IC」があります。
その先も、しばらくは平坦な道となりますが、やがて小高い丘に上ります。
振り向けば、大井川と金谷の町並みが望めます。

「大井川鐵道」は、1925年(大正14年)の設立。
大井川の水力発電事業が進展するのに合わせて、資材を運搬するためのインフラ整備の一環として鉄道建設が始まり、1927年(昭和2年)に金谷駅 - 横岡駅(現在廃止)間が開業しました。
その後、ダム建設が上流へ向かうと共に、線路は大井川上流へ伸び続け、現在では、「大井川本線」(金谷 - 千頭間)39.5キロと、中部電力から運営を委託されている「井川線」(千頭 - 井川間)25.5キロの2路線を運営しています。「全国登山鉄道‰(パーミル)会」に加盟しています。
沿線の主要駅である「家山駅」を過ぎ、街中の交差点で右折し、県道63号線に入りしばらく走ると、沿道左手に「SLの見える丘公園」があります。
「大井川第一橋梁」を渡るSL急行を撮影する絶好のスポットです。

大井川鐵道は、1976年(昭和51年)に日本で初めて蒸気機関車の動態保存を始めました。
現在もSL急行「かわね路号」の名で、毎日「新金谷駅 - 千頭駅」間に1日1往復(休日など期間によっては、2往復または3往復に増便)運行されています。尚、SL急行に乗車するには普通運賃に加えて急行料金800円(小人400円)が必要です。
また、2014年からは、アジアで初めて走行を開始した「きかんしゃトーマス号」を期間限定で運行させています。2018年もトーマスの権利元の承認を取得が完了、6月頃から運行される見込みです。尚、トーマス号、ジェームズ号の乗車には、普通運賃に加えて1,280円(小人640円)が必要です。
現在、大井川鐡道は、鉄道事業収入の実に9割をこれらSL列車への乗車を目的とする観光客から得ています。
さらに大井川上流へ向かって車を走らせます。大井川支流笹間川にある「笹間川ダム」を過ぎると、島田市から、「川根茶」で有名な川根本町に入ります。
下泉で国道362号線へ入り、やがて国道を外れ、大井川を渡ると、大井川本線の終点「千頭駅」前に到着です。
「大井川本線」は、近鉄や南海電鉄の旧車両で運行されていますが、この先の「井川線」は、トロッコ列車での運行となり、「千頭駅」で乗り換える必要があります。

運賃も、同じ事業者でありながら、「大井川本線」と「井川線」相互間を乗車する場合でも千頭駅で一旦打ち切る形が採られています。
尚、金谷~千頭間の片道運賃は1,810円。お得な周遊きっぷの利用がおススメです。
また、千頭駅は、寸又峡温泉行きの路線バス乗り換え駅です。
千頭駅裏手に無料駐車場があります。ここに車を停めて、井川線のトロッコ列車の旅を楽しむこともできます。
尚、金谷日切の1号線交差点~千頭駅までのドライブ距離は約43キロ、所要時間は1時間です。
前編は、ここ「千頭駅」まで。
次回は、「大井川鐵道井川線」を追って、大井川をさらに遡上ドライブします。
(掲載写真撮影日: 2015年12月27日~28日)
<2018年大井川周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.0以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●時之栖 川根温泉ホテル(川根温泉) 1泊朝夕食付き 7,796円~
●川根温泉ふれあいコテージ(川根温泉) 4人棟コテージ一棟貸し(素泊まり) 14,000円~
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●翠紅苑(寸又峡温泉) 1泊朝夕食付き 9,000円~
※この宿の詳細情報は、別記事<翠紅苑>をご覧ください。
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