余部埼灯台と御崎平家の里(兵庫県香美町香住区)~眼下に日本海!漁火林道三尾御崎線を行く。
余部鉄橋から眼下に海が見えるという林道へ。余部埼灯台を目指す小ドライブ旅行。
KEY WORD: 余部埼灯台、御崎灯台、御崎、林道三尾御崎線
マップ <林道三尾御崎線>
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余部鉄橋下にある「道の駅 あまるべ」駐車場の観光案内板に、見事な日本海の海岸写真があり、車でドライブできるということなので、行ってみることにしました。
道の駅から国道178号線を浜坂方面へ少し走り、「余部交差点」で右折し、海沿いの道に入ります。
交差点脇には「眼下に海 漁火林道三尾御崎線」の立て看板があります。ちょっと、ワクワクさせます。

海沿いを行く林道は、余部漁港を過ぎると海沿いの崖をどんどん上って行きます。
所どころで視界が開け、荒々しい日本海の断崖海岸が見渡せます。

沿道には桜の木が植わっており、春には桜の名所となるそうです。
林道は一車線道路ですが、全線舗装されています。対向車とのすれ違いスペースもあります。


この辺りは上りカーブが続きます。
やがて小さな入江があります。「小さな船着場」と呼ばれている場所です。

平家伝説では、壇ノ浦の戦いで敗れた門脇宰相平中納言教盛(かどわきさいしょうへいちゅうなごんのりもり=平教盛、平清盛の異母弟)を大将とし、伊賀平内左衛門家長、矢引六郎右衛門らが同じ船に乗り込み、遠く壱岐、対馬方面に逃れようとしたところ、日本海を漂流し、香住の近くに流れ着き、磯づたいに「御崎」まで落ち延び、土着したといわれています。
その漂着場所でしょうか。

林道は、やがて、その平家伝説の地「御崎」の集落に出ます。
余部交差点から約3.3キロ、15分ほどの道のりでした。「御崎」バス停付近からは、日本海の絶景が見渡せます。



山地にへばり付くように民家が建つ御崎の集落には、その伝説を裏付けるかのように、門脇家、矢引家が現存し、ここで生活されているそうです。
毎年1月28日には、平家にまつわる行事のひとつ、「百手(ももて)の儀式」が平内神社で行われています。門脇、伊賀、矢引の武将にふんした3人の少年が、竹で作った弓矢で101本の矢を射るもので、平家の無念を晴らすとともに、士気を鼓舞し平家再興を夢見て受け継がれてきた伝統行事です。
御崎集落から、さらに林道を進みましょう。この先は、さらに急な坂道を登ります。
山道を上りきり、海に近づいたところに駐車場があり、前方に灯台が見えます。

1951年(昭和26年)建造の「余部埼灯台」、別名「御崎灯台」と呼ばれています。

灯台だけの高さは14メートルですが、海面から光源までの高さは284メートルで、日本一高い場所にある灯台です。

92万カンデラという光の届く光達距離は、23カイリ(43キロ)で、西は鳥取県東郷町、東は京都府の経ヶ岬まで光が届きます。この光到達距離は、四国の「室戸岬灯台」に次ぎ、日本第二位です。

駐車場は無料。公衆トイレがあります。
この先、行こか、戻ろか、迷いましたが、浜坂の三尾へ向けて、さらに先へ進みます。
この先の道は、普段からあまり車が通らないようで、道路わきの樹木の枝が張り出していて、それを避けながらの徐行運転となります。日陰には雪が残っています。
やがて、「三尾御崎林道開通」の記念碑がある場所へ出ました。峠の頂上のようです。

が、ガガーン、道路上に、行く手を遮る物体が。

「通行止め」「林道法面崩落のため通行できません。」の文字。
三尾まであと2キロですが、進行を断念、残念。
元日から、本年最初のUターン。来た道を余部交差点へ戻りました。

往復60分ほどの小ドライブでしたが、日本海の絶景と、ちょっとしたアドベンチャー気分を味わえた時間でした。
2018年の教訓、「とりあえず、進みたい方へ行くが良い。あかんかったら、Uターンして、引き返せばエエだけのこっちゃから」。
(掲載写真撮影日: 2018年1月1日)
<2018年香住・浜坂のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.5以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●香住 内湯の宿 ふじや(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●香住 潮香る内湯のお宿 かめや(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●香住 にしたにや海華(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 20,000円~
●香住 川風香るかにの宿 颯花(さつはな)(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 19,000円~
●香住 かに楽座 甲羅戯(こうらぎ)(柴山温泉) 1泊朝夕食付き 22,000円~
●香住 しばやま荘別館 山水苑(柴山温泉) 1泊朝夕食付き 18,000円~
●香住 日本夕陽百選の温泉宿 三七十館(石井温泉) 1泊朝夕食付き 14,796円~
●香住 おやど 旬香(香住) 1泊朝夕食付き 26,851円~
●香住 カニ料理が自慢の漁師宿 双葉荘(香住) 1泊朝夕食付き 13,888円~
●香住 四季おりおりのお宿 磯の屋(香住) 1泊朝夕食付き 22,550円~
●香住 かにすきの宿 かや荘(香住) 1泊朝夕食付き 19,000円~
●香住 こころのお宿 庵月(あんづき)(香住温泉) 1泊朝夕食付き 21,000円~
●香住 なごみの香風の宿 さだ助(香住温泉) 1泊朝夕食付き 15,555円~
●香住 旅荘 さこ(香住温泉) 1泊朝夕食付き 20,194円~
●香住 湯宿 川本屋(香住温泉) 1泊朝夕食付き 17,592円~
●香住 カニと温泉なら 夕香楼しょう和(あまるべ温泉) 1泊朝夕食付き 8,240円~
●旬の宿 尾崎屋(あまるべ温泉) 1泊朝夕食付き19,444円~
●浜坂温泉 海べのおやど 丸文(浜坂温泉郷) 1泊朝夕食付き 12,777円~
●カニソムリエがいる宿 澄風荘(しょうふうそう) (浜坂温泉郷) 1泊朝夕食付き 10,000円~
●七釜温泉 あかね荘(七釜温泉) 1泊朝夕食付き 23,074円~
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KEY WORD: 余部埼灯台、御崎灯台、御崎、林道三尾御崎線
マップ <林道三尾御崎線>
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余部鉄橋下にある「道の駅 あまるべ」駐車場の観光案内板に、見事な日本海の海岸写真があり、車でドライブできるということなので、行ってみることにしました。
道の駅から国道178号線を浜坂方面へ少し走り、「余部交差点」で右折し、海沿いの道に入ります。
交差点脇には「眼下に海 漁火林道三尾御崎線」の立て看板があります。ちょっと、ワクワクさせます。

海沿いを行く林道は、余部漁港を過ぎると海沿いの崖をどんどん上って行きます。
所どころで視界が開け、荒々しい日本海の断崖海岸が見渡せます。

沿道には桜の木が植わっており、春には桜の名所となるそうです。
林道は一車線道路ですが、全線舗装されています。対向車とのすれ違いスペースもあります。


この辺りは上りカーブが続きます。
やがて小さな入江があります。「小さな船着場」と呼ばれている場所です。

平家伝説では、壇ノ浦の戦いで敗れた門脇宰相平中納言教盛(かどわきさいしょうへいちゅうなごんのりもり=平教盛、平清盛の異母弟)を大将とし、伊賀平内左衛門家長、矢引六郎右衛門らが同じ船に乗り込み、遠く壱岐、対馬方面に逃れようとしたところ、日本海を漂流し、香住の近くに流れ着き、磯づたいに「御崎」まで落ち延び、土着したといわれています。
その漂着場所でしょうか。

林道は、やがて、その平家伝説の地「御崎」の集落に出ます。
余部交差点から約3.3キロ、15分ほどの道のりでした。「御崎」バス停付近からは、日本海の絶景が見渡せます。



山地にへばり付くように民家が建つ御崎の集落には、その伝説を裏付けるかのように、門脇家、矢引家が現存し、ここで生活されているそうです。
毎年1月28日には、平家にまつわる行事のひとつ、「百手(ももて)の儀式」が平内神社で行われています。門脇、伊賀、矢引の武将にふんした3人の少年が、竹で作った弓矢で101本の矢を射るもので、平家の無念を晴らすとともに、士気を鼓舞し平家再興を夢見て受け継がれてきた伝統行事です。
御崎集落から、さらに林道を進みましょう。この先は、さらに急な坂道を登ります。
山道を上りきり、海に近づいたところに駐車場があり、前方に灯台が見えます。

1951年(昭和26年)建造の「余部埼灯台」、別名「御崎灯台」と呼ばれています。

灯台だけの高さは14メートルですが、海面から光源までの高さは284メートルで、日本一高い場所にある灯台です。

92万カンデラという光の届く光達距離は、23カイリ(43キロ)で、西は鳥取県東郷町、東は京都府の経ヶ岬まで光が届きます。この光到達距離は、四国の「室戸岬灯台」に次ぎ、日本第二位です。

駐車場は無料。公衆トイレがあります。
この先、行こか、戻ろか、迷いましたが、浜坂の三尾へ向けて、さらに先へ進みます。
この先の道は、普段からあまり車が通らないようで、道路わきの樹木の枝が張り出していて、それを避けながらの徐行運転となります。日陰には雪が残っています。
やがて、「三尾御崎林道開通」の記念碑がある場所へ出ました。峠の頂上のようです。

が、ガガーン、道路上に、行く手を遮る物体が。

「通行止め」「林道法面崩落のため通行できません。」の文字。
三尾まであと2キロですが、進行を断念、残念。
元日から、本年最初のUターン。来た道を余部交差点へ戻りました。

往復60分ほどの小ドライブでしたが、日本海の絶景と、ちょっとしたアドベンチャー気分を味わえた時間でした。
2018年の教訓、「とりあえず、進みたい方へ行くが良い。あかんかったら、Uターンして、引き返せばエエだけのこっちゃから」。
(掲載写真撮影日: 2018年1月1日)
<2018年香住・浜坂のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.5以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●香住 内湯の宿 ふじや(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●香住 潮香る内湯のお宿 かめや(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●香住 にしたにや海華(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 20,000円~
●香住 川風香るかにの宿 颯花(さつはな)(佐津温泉) 1泊朝夕食付き 19,000円~
●香住 かに楽座 甲羅戯(こうらぎ)(柴山温泉) 1泊朝夕食付き 22,000円~
●香住 しばやま荘別館 山水苑(柴山温泉) 1泊朝夕食付き 18,000円~
●香住 日本夕陽百選の温泉宿 三七十館(石井温泉) 1泊朝夕食付き 14,796円~
●香住 おやど 旬香(香住) 1泊朝夕食付き 26,851円~
●香住 カニ料理が自慢の漁師宿 双葉荘(香住) 1泊朝夕食付き 13,888円~
●香住 四季おりおりのお宿 磯の屋(香住) 1泊朝夕食付き 22,550円~
●香住 かにすきの宿 かや荘(香住) 1泊朝夕食付き 19,000円~
●香住 こころのお宿 庵月(あんづき)(香住温泉) 1泊朝夕食付き 21,000円~
●香住 なごみの香風の宿 さだ助(香住温泉) 1泊朝夕食付き 15,555円~
●香住 旅荘 さこ(香住温泉) 1泊朝夕食付き 20,194円~
●香住 湯宿 川本屋(香住温泉) 1泊朝夕食付き 17,592円~
●香住 カニと温泉なら 夕香楼しょう和(あまるべ温泉) 1泊朝夕食付き 8,240円~
●旬の宿 尾崎屋(あまるべ温泉) 1泊朝夕食付き19,444円~
●浜坂温泉 海べのおやど 丸文(浜坂温泉郷) 1泊朝夕食付き 12,777円~
●カニソムリエがいる宿 澄風荘(しょうふうそう) (浜坂温泉郷) 1泊朝夕食付き 10,000円~
●七釜温泉 あかね荘(七釜温泉) 1泊朝夕食付き 23,074円~
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