志摩半島(三重県志摩市)~絶景!快適ドライブウェイ・東海編
志摩半島の先端まで、小ドライブ旅行。太平洋と英虞湾を眺める快適ドライブコース。
KEY WORD: 志摩半島、大王崎、大王崎灯台、深谷水道、英虞湾、御座白浜
マップ <志摩半島>
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三重県の伊勢志摩方面には何度も行ってましたが、案外、志摩半島の先端部までは行ったことがありませんでした。今回は、志摩半島への小ドライブ旅行をご紹介します。
「志摩半島」は、北側を伊勢湾、東側を遠州灘、南側を熊野灘に面している三重県南東部にある半島です。このうち、志摩市の大王町から志摩町にかけて英虞湾を囲む部分は「さきしま半島」と呼ばれています。
今回のドライブ旅の起点は、志摩地方の中心地「鵜方」の国道167号線分岐点から。ここから、半島を横断する国道260号線で、半島の先端部「御座」まで、22キロほどです。
志摩半島は小さな島・岬・入り江(溺れ谷)の多いリアス式海岸が発達した地形で、海岸線が複雑なため、伊能忠敬が日本地図作成のための測量で苦労したという英虞湾では真珠やアオサの養殖が行われています。絶景が期待できます。
国道を南へ進み、「大王崎入口」交差点で国道から外れ、市道へ入ります。大王町市街地を抜けると「波切(なきり)漁港」に突き当たります。平日でも魚の買い出しに多くの人が来ています。

「大王崎(だいおうざき)」は、大王町波切にある、熊野灘と遠州灘を分ける岬です。

暗礁・岩礁が多く、「伊勢の神崎、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい」と唄われたほどの航海の難所でした。
1913年(大正2年)には、サンマ漁船が遭難し一瞬にして死者51名を出し、1918年(大正7年)には、3千トンの巡洋艦「音羽」が大王岩に激突座礁するなどの海難事故が起こっていました。
長らく、灯台建設が求められいまいたが、1927年(昭和2)10月、ようやく「大王埼灯台」が初点灯しました。
大王崎灯台周辺は、リアス式海岸の造形する風光明媚の地で、大王崎灯台は、「日本の灯台50選」に選ばれています。
灯台は一般公開されており、参観料200円を払えば、上まで登ることができます。
近辺に無料駐車場はなく、漁協、観光協会の駐車場が在り、協力金として1回200円必要です。
国道に戻って、志摩半島のドライブ旅を続けましょう。
しばらく進むと「深谷大橋」を渡ります。
橋の下を流れるのは、「深谷水道」です。
1932年(昭和7年)10月に完成した運河で、全長66メートル、幅14.5メートルの運河です。
真珠養殖が盛んになった英虞湾での赤潮発生、低海水温を防ぐため、黒潮の流れる暖かい太平洋の水を英虞湾に引き込む目的で造られました。
水産庁が選定した「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれています。
深谷大橋を渡ると、国道はバイパスとなり、「さきしま半島」の丘陵の上を走り抜けます。
この先は、英虞湾の入江をいくつかの橋で跨ぐ絶景区間です。



志摩町片田地区には、展望台が設けられて、駐車スペースと公衆トイレがあります。
やがて国道は、「御座(ござ)港」に突き当ります。

国道260号線は、この先、海上区間となり、対岸の浜島港から沿岸沿いを西へ進み、紀伊長島町で国道42号線に合流します。
かつては、対岸の浜島へ渡る「奥志摩フェリー(御座~浜島)」が運行されていましたが、1989年に廃止されました。
御座港から市道を行くと、「御座白浜」へ出ます。
志摩半島の最西端に位置し、白い砂浜が続く海岸です。

水質が良く、環境省による「快水浴場百選」のほか、「日本の水浴場55選」、「日本の水浴場88選」にも選ばれています。


夏シーズンには、海水浴、オートキャンプで賑わいますが、冬の白浜は、ひっそりとしていて、ぼんやりと海を眺めるには、うってつけのスポットです。
(訪問日: 2016年1月8日)
<2017年志摩半島周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.5以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●汀渚 ばさら邸 1泊朝夕食付き 27,000円~
●志摩観光ホテル ザ クラシック 1泊朝夕食付き 34,722円~
●はいふう(磯部わたかの温泉) 1泊朝夕食付き 20,370円~
●NEMU RESORT HOTEL NEMU(奥志摩温泉) 1泊朝夕食付き 17,037円~
●心湯あそび ねぼーや(志摩の国温泉) 1泊朝夕食付き 14,074円~
●志摩地中海村 1泊朝夕食付き12,796円~
●賢島宝生苑(近鉄賢島温泉) 1泊朝夕食付き 12,777円~
●志摩観光ホテル ザ ベイスイート 1泊朝夕食付き 40,277円~
●佳景の宿 かねよ 1泊朝夕食付き 11,574円~
●料理旅館 高曽 1泊朝夕食付き 12,000円~
●花多來 1泊朝夕食付き 7,222円~(ペット同伴可)
●檜扇荘 1泊朝夕食付き 11,418円~
●プチホテル賢島ハーバー 1泊朝夕食付き 8,796円~
●民宿 森源 1泊朝夕食付き 5,000円~
●民宿 珠 1泊朝夕食付き 7,870円~
●名代的矢かき料理の宿 いかだ荘山上 1泊朝夕食付き 11,111円~
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KEY WORD: 志摩半島、大王崎、大王崎灯台、深谷水道、英虞湾、御座白浜
マップ <志摩半島>
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三重県の伊勢志摩方面には何度も行ってましたが、案外、志摩半島の先端部までは行ったことがありませんでした。今回は、志摩半島への小ドライブ旅行をご紹介します。
「志摩半島」は、北側を伊勢湾、東側を遠州灘、南側を熊野灘に面している三重県南東部にある半島です。このうち、志摩市の大王町から志摩町にかけて英虞湾を囲む部分は「さきしま半島」と呼ばれています。
今回のドライブ旅の起点は、志摩地方の中心地「鵜方」の国道167号線分岐点から。ここから、半島を横断する国道260号線で、半島の先端部「御座」まで、22キロほどです。
志摩半島は小さな島・岬・入り江(溺れ谷)の多いリアス式海岸が発達した地形で、海岸線が複雑なため、伊能忠敬が日本地図作成のための測量で苦労したという英虞湾では真珠やアオサの養殖が行われています。絶景が期待できます。
国道を南へ進み、「大王崎入口」交差点で国道から外れ、市道へ入ります。大王町市街地を抜けると「波切(なきり)漁港」に突き当たります。平日でも魚の買い出しに多くの人が来ています。

「大王崎(だいおうざき)」は、大王町波切にある、熊野灘と遠州灘を分ける岬です。

暗礁・岩礁が多く、「伊勢の神崎、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい」と唄われたほどの航海の難所でした。
1913年(大正2年)には、サンマ漁船が遭難し一瞬にして死者51名を出し、1918年(大正7年)には、3千トンの巡洋艦「音羽」が大王岩に激突座礁するなどの海難事故が起こっていました。
長らく、灯台建設が求められいまいたが、1927年(昭和2)10月、ようやく「大王埼灯台」が初点灯しました。
大王崎灯台周辺は、リアス式海岸の造形する風光明媚の地で、大王崎灯台は、「日本の灯台50選」に選ばれています。
灯台は一般公開されており、参観料200円を払えば、上まで登ることができます。
近辺に無料駐車場はなく、漁協、観光協会の駐車場が在り、協力金として1回200円必要です。
国道に戻って、志摩半島のドライブ旅を続けましょう。
しばらく進むと「深谷大橋」を渡ります。
橋の下を流れるのは、「深谷水道」です。
1932年(昭和7年)10月に完成した運河で、全長66メートル、幅14.5メートルの運河です。
真珠養殖が盛んになった英虞湾での赤潮発生、低海水温を防ぐため、黒潮の流れる暖かい太平洋の水を英虞湾に引き込む目的で造られました。
水産庁が選定した「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれています。
深谷大橋を渡ると、国道はバイパスとなり、「さきしま半島」の丘陵の上を走り抜けます。
この先は、英虞湾の入江をいくつかの橋で跨ぐ絶景区間です。



志摩町片田地区には、展望台が設けられて、駐車スペースと公衆トイレがあります。
やがて国道は、「御座(ござ)港」に突き当ります。

国道260号線は、この先、海上区間となり、対岸の浜島港から沿岸沿いを西へ進み、紀伊長島町で国道42号線に合流します。
かつては、対岸の浜島へ渡る「奥志摩フェリー(御座~浜島)」が運行されていましたが、1989年に廃止されました。
御座港から市道を行くと、「御座白浜」へ出ます。
志摩半島の最西端に位置し、白い砂浜が続く海岸です。

水質が良く、環境省による「快水浴場百選」のほか、「日本の水浴場55選」、「日本の水浴場88選」にも選ばれています。


夏シーズンには、海水浴、オートキャンプで賑わいますが、冬の白浜は、ひっそりとしていて、ぼんやりと海を眺めるには、うってつけのスポットです。
(訪問日: 2016年1月8日)
<2017年志摩半島周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.5以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●汀渚 ばさら邸 1泊朝夕食付き 27,000円~
●志摩観光ホテル ザ クラシック 1泊朝夕食付き 34,722円~
●はいふう(磯部わたかの温泉) 1泊朝夕食付き 20,370円~
●NEMU RESORT HOTEL NEMU(奥志摩温泉) 1泊朝夕食付き 17,037円~
●心湯あそび ねぼーや(志摩の国温泉) 1泊朝夕食付き 14,074円~
●志摩地中海村 1泊朝夕食付き12,796円~
●賢島宝生苑(近鉄賢島温泉) 1泊朝夕食付き 12,777円~
●志摩観光ホテル ザ ベイスイート 1泊朝夕食付き 40,277円~
●佳景の宿 かねよ 1泊朝夕食付き 11,574円~
●料理旅館 高曽 1泊朝夕食付き 12,000円~
●花多來 1泊朝夕食付き 7,222円~(ペット同伴可)
●檜扇荘 1泊朝夕食付き 11,418円~
●プチホテル賢島ハーバー 1泊朝夕食付き 8,796円~
●民宿 森源 1泊朝夕食付き 5,000円~
●民宿 珠 1泊朝夕食付き 7,870円~
●名代的矢かき料理の宿 いかだ荘山上 1泊朝夕食付き 11,111円~
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