串本海岸と本州最南端・潮岬(和歌山県串本町)南紀勝浦温泉~紀伊半島南部をめぐる「絶景!快適ドライブウェイ」①
真冬でも温暖な気候に抱かれて、串本海岸、潮岬半島周回の快適ドライブウェイ。前編。
KEY WORD: 串本海岸、串本海中公園、潮岬灯台、本州最南端、潮岬、潮岬観光センター
マップ <潮岬>
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紀伊半島の南端にある串本町は、本州最南端の地でもあります。海洋性気候で年中温暖、冬のドライブ旅行には最適です。
「熊野古道・大辺路」の起点である大阪市内天満橋から、紀勢道「すさみ南IC」までは、高速経由で約187キロ、走行時間は2時間30分です。
紀勢道「すさみ南IC」より国道42号線を南東へ約18キロ、25分ほどのところには、「串本海中公園」があります。
串本海中公園を含む串本沿岸海域の珊瑚の海が、2005年11月に非サンゴ礁では世界唯一「ラムサール条約」に登録されました。

串本は北緯33度30分という位置にあり、温帯の海に属します。
しかしながら、南から暖かい水を運んでくる「黒潮」の働きにより、串本の海は常に暖められ、そこに南の海と同様のサンゴの海が形成されているのです。世界でもっとも北にあるサンゴの海、それが紀伊半島の先端にある串本の海なのです。
ただし、沖縄やフィリピンなどとよく似たサンゴの景観が見られるのは夏から秋の暖かいシーズンで、晩秋から春にかけては、海藻が生い茂り、温帯的な景観と熱帯的景観が混じる珍しい景観を見せます。
串本海中公園にある「海中展望塔」や海中観光船で手軽に海中探訪ができます。
水族館・展望塔入場券は大人1,800円、小中学生800円。駐車場無料です。
串本海岸を眺めながら、国道42号線を進んで、串本市街地へ向かいます。

「潮岬西入口」交差点を右折すると、県道41号線(潮岬周遊道路)で潮岬半島を周回することが出来ます。南国情緒あふれる風景を見ながらの快適なドライブウェイが続きます。

最南端の「潮岬」がある潮岬半島は、紀伊半島から突き出しており、串本の市街地は潮岬側と元来の陸をつなぐ砂州の上にあります。「陸繋島(りくけいとう)」と呼ばれる島で、砂州によって本土や大きな島と陸続きになった島のことです。
日本の主な「陸繋島」としては、陸繋砂州上にある市街地としては日本国内最大規模の「函館山」(北海道函館市)、男鹿半島(秋田県)、江の島(神奈川県藤沢市)、志賀島(福岡県福岡市)、青島(宮崎県宮崎市)などが有名です。
やがて県道41号線は、半島の先端部に近づき、左へ大きくカーブします。
その海岸に「潮岬灯台」が建っています。

明治6年の初点灯以来、100余年もの間、海上交通の要所として沖行く船を照らし続ける、断崖に建つ白亜の灯台で、本州最南端のシンボル的存在です。

灯台の高さは19.55メートルで、それほど大きなものではありません。
入場料を払えば、灯台内のらせん階段を登って上へ上がれます。

灯台の上から、雄大な太平洋と、眼下の断崖が眺められます。





営業時間は9時~16時。入場料200円、駐車場料金300円です。
灯台から東へ走ると、本州最南端の地、「潮岬(クレ崎)」です。


道路左手に「潮岬観光タワー」があり、右手に潮岬の先端へと続く約10万平米の大芝生「望楼の芝」が広がります。
その昔、海軍の望楼(物見櫓)があったところで、眼前には緩やかな弧をえがいて太平洋が広がり、地球が丸いことが実感できます。
また、1月の最後の土曜日には「本州最南端の火祭り」が催されます。
「潮岬観光タワー」の展望台は、海抜100メートルで、360度のパノラマ展望が楽しめます。
営業時間は、8時半~16時半。入場料は、大人300円、小中学生100円。駐車場無料です。また、観光タワーで「本州最南端訪問証明書」を発行してもらえます。
ちなみに、本州最北端の岬は下北半島の「大間崎」(青森県下北郡大間町)、本州最東端の岬は三陸海岸の「魹ヶ崎(とどがさき)」、本州最西端の岬は「毘沙ノ鼻(びしゃのはな)」(山口県下関市)です。
尚、串本海中公園から潮岬までは、約11キロ、走行時間20分ほどです。
<続く>
(写真撮影日: 2016年1月6日)
<2017年串本周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.2以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●南紀すさみ温泉 ホテルベルヴェデーレ(すさみ温泉) 13,300円~
●ホテル ホリスティック リゾート(太地温泉) 15,126円~
●お宿 えびす(串本) 6,851円~
●かつうら御苑 那智の滝を遠望できる海辺の絶景露天と美食の宿(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 10,000円~
●休暇村 南紀勝浦(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 11,111円~
●料理旅館 万清楼(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●温泉民宿 小阪屋 本館(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 7,222円~
●サンライズ勝浦(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 6,481円~
●南紀勝浦温泉 ホテル中の島(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 19,500円~
※この宿の詳細情報は、別記事<ホテル中の島>をご覧ください。
●パルスイン 勝浦(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 8,703円~
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マップ <潮岬>
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紀伊半島の南端にある串本町は、本州最南端の地でもあります。海洋性気候で年中温暖、冬のドライブ旅行には最適です。
「熊野古道・大辺路」の起点である大阪市内天満橋から、紀勢道「すさみ南IC」までは、高速経由で約187キロ、走行時間は2時間30分です。
紀勢道「すさみ南IC」より国道42号線を南東へ約18キロ、25分ほどのところには、「串本海中公園」があります。
串本海中公園を含む串本沿岸海域の珊瑚の海が、2005年11月に非サンゴ礁では世界唯一「ラムサール条約」に登録されました。

串本は北緯33度30分という位置にあり、温帯の海に属します。
しかしながら、南から暖かい水を運んでくる「黒潮」の働きにより、串本の海は常に暖められ、そこに南の海と同様のサンゴの海が形成されているのです。世界でもっとも北にあるサンゴの海、それが紀伊半島の先端にある串本の海なのです。
ただし、沖縄やフィリピンなどとよく似たサンゴの景観が見られるのは夏から秋の暖かいシーズンで、晩秋から春にかけては、海藻が生い茂り、温帯的な景観と熱帯的景観が混じる珍しい景観を見せます。
串本海中公園にある「海中展望塔」や海中観光船で手軽に海中探訪ができます。
水族館・展望塔入場券は大人1,800円、小中学生800円。駐車場無料です。
串本海岸を眺めながら、国道42号線を進んで、串本市街地へ向かいます。

「潮岬西入口」交差点を右折すると、県道41号線(潮岬周遊道路)で潮岬半島を周回することが出来ます。南国情緒あふれる風景を見ながらの快適なドライブウェイが続きます。

最南端の「潮岬」がある潮岬半島は、紀伊半島から突き出しており、串本の市街地は潮岬側と元来の陸をつなぐ砂州の上にあります。「陸繋島(りくけいとう)」と呼ばれる島で、砂州によって本土や大きな島と陸続きになった島のことです。
日本の主な「陸繋島」としては、陸繋砂州上にある市街地としては日本国内最大規模の「函館山」(北海道函館市)、男鹿半島(秋田県)、江の島(神奈川県藤沢市)、志賀島(福岡県福岡市)、青島(宮崎県宮崎市)などが有名です。
やがて県道41号線は、半島の先端部に近づき、左へ大きくカーブします。
その海岸に「潮岬灯台」が建っています。

明治6年の初点灯以来、100余年もの間、海上交通の要所として沖行く船を照らし続ける、断崖に建つ白亜の灯台で、本州最南端のシンボル的存在です。

灯台の高さは19.55メートルで、それほど大きなものではありません。
入場料を払えば、灯台内のらせん階段を登って上へ上がれます。

灯台の上から、雄大な太平洋と、眼下の断崖が眺められます。





営業時間は9時~16時。入場料200円、駐車場料金300円です。
灯台から東へ走ると、本州最南端の地、「潮岬(クレ崎)」です。


道路左手に「潮岬観光タワー」があり、右手に潮岬の先端へと続く約10万平米の大芝生「望楼の芝」が広がります。
その昔、海軍の望楼(物見櫓)があったところで、眼前には緩やかな弧をえがいて太平洋が広がり、地球が丸いことが実感できます。
また、1月の最後の土曜日には「本州最南端の火祭り」が催されます。
「潮岬観光タワー」の展望台は、海抜100メートルで、360度のパノラマ展望が楽しめます。
営業時間は、8時半~16時半。入場料は、大人300円、小中学生100円。駐車場無料です。また、観光タワーで「本州最南端訪問証明書」を発行してもらえます。
ちなみに、本州最北端の岬は下北半島の「大間崎」(青森県下北郡大間町)、本州最東端の岬は三陸海岸の「魹ヶ崎(とどがさき)」、本州最西端の岬は「毘沙ノ鼻(びしゃのはな)」(山口県下関市)です。
尚、串本海中公園から潮岬までは、約11キロ、走行時間20分ほどです。
<続く>
(写真撮影日: 2016年1月6日)
<2017年串本周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.2以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●南紀すさみ温泉 ホテルベルヴェデーレ(すさみ温泉) 13,300円~
●ホテル ホリスティック リゾート(太地温泉) 15,126円~
●お宿 えびす(串本) 6,851円~
●かつうら御苑 那智の滝を遠望できる海辺の絶景露天と美食の宿(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 10,000円~
●休暇村 南紀勝浦(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 11,111円~
●料理旅館 万清楼(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●温泉民宿 小阪屋 本館(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 7,222円~
●サンライズ勝浦(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 6,481円~
●南紀勝浦温泉 ホテル中の島(那智勝浦) 1泊朝夕食付き 19,500円~
※この宿の詳細情報は、別記事<ホテル中の島>をご覧ください。
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