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鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)~山陰海岸ジオパークめぐり②

山陰海岸ジオパークの代表的観光地「鳥取砂丘」。上から見るか、下から見るか。そして、実は・・・の話し。
KEY WORD: 山陰海岸ジオパーク、鳥取砂丘、砂丘センター
マップ <鳥取砂丘
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鳥取市街の北、千代川河口の東海岸に広がる「鳥取砂丘」。
車利用なら、鳥取市街から約8キロで、所要時間は15分ほど。公共交通機関利用の場合、JR鳥取駅前より路線バスで22分、運賃は370円です。

南北2.4キロ, 東西16キロに広がる鳥取砂丘は、一般的に「日本一の砂丘」といわれていますが、実は、青森県の下北半島にある「猿ヶ森砂丘」に次ぐ規模、つまり日本第二位なのです。ただ、猿ヶ森砂丘は、ほぼ全域が防衛装備庁の下北試験場(弾道試験場)の敷地で、一般の立ち入りはできないため、観光可能な砂丘としては、鳥取砂丘が日本最大と言えます。

鳥取砂丘」の成り立ちは、砂丘会館向かいにある「鳥取砂丘ジオパークセンター」のジオラマで詳しく解説されています。
中国山地の花崗岩質の岩石が風化し、千代川によって日本海へ流され、海岸に集まった砂と、海岸に向けて流れ寄せる潮流で海岸へ打ち上げられた砂が、北西からの強い季節風によって、内陸へ砂が運ばれ堆積し、少しづつ、実に十万年の歳月を経て砂丘が形成されました。
鳥取砂丘

鳥取砂丘の入場料は無料。駐車場も基本無料です(一部、有料駐車場あり)。また、砂丘周辺の施設には、無料のスリッパ・長靴レンタル、コインロッカー、足洗い場も備わっています。

鳥取砂丘観光は、砂丘横の道路沿いにある観光施設・土産物店の駐車場に車を停めて、徒歩で砂丘へ立ち入る方法と、
鳥取砂丘 下から

丘の上にある「砂丘センター」へ上がり、展望台から、広大な砂丘の全景を一望する方法があります。
鳥取砂丘 上から
また、砂丘センターからは、砂丘観光リフトがあり、景色を眺めながら、砂丘に建つリフト小屋まで下りれます。リフト小屋から馬の背まで約15分。リフト料金は大人片道200円、往復300円です。

鳥取砂丘の最大高低差は90メートルにもなり、すり鉢に似た形に大きく窪んだ「すりばち」と呼ばれる地形が作られています。
「馬の背」は40メートル以上の高さで、登るのはひと苦労ですが、頂上からは日本海の絶景が望めます。
鳥取砂丘の起伏を活かして、「パラグライダー」「ハングライダー」や「サンドボード」などのスポーツアクティビティーもあります。
すりばちの斜面には、流れるように砂が崩れ落ちた形が簾を連想させる「砂簾(されん)」などの模様や、風速5~6メートル程度の風によって形作られる「風紋(ふうもん)」と呼ばれる筋状の模様が見られます。
テレビ取材などで、よく見かける「らくだ」は、砂丘で30年以上前から飼育されています。らくだとの写真撮影は有料で、100円(らくだと一緒に写真を撮影)~500円(らくだに跨って撮影)です。「らくだライド体験」は、1800円です。





砂丘会館の南側に、人気の観光スポットがあります。
「人の力で新たな砂の造形美を創り出し、この地を訪れる人に今までにない感動と感激を与えたい。」そんな思いが現実となり、2006年11月18日に開館した「砂の美術館」です。
「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」を展示しています。砂像は水で固めた砂の塊を彫る砂の彫刻で、材料には、砂と水以外は用いません。
「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、毎年テーマを変えて展示を行なっています。
入場料600円。開館時間は、9時〜18時 (土曜日は20時まで)です。

帰る前に、砂丘近くの土産物店に何となく立ち寄り、雑貨販売コーナーを見ていたら、「鳥取砂丘の砂の砂時計」が売られてました。
そういえば、これは、実は・・・。

1975年10月5日からテレビ放映された青春ドラマ「俺たちの旅」に思いを馳せます。そういえば、オープニングで流れる砂丘のロケ地は、ここ鳥取砂丘だったろうか。
そして、スペシャル特番として放映された「俺たちの旅 30年SP 三十年目の運命」(2003年12月16日放映)で、長らく別れて暮らしていた洋子(金沢碧)の訃報を聞いたカー介(中村雅俊)が、洋子の家を訪問し、彼女が密かに大事に持っていたものを見つけます。
それがこの「鳥取砂丘の砂の砂時計」。若いころ、二人でここに旅行で来た際、洋子にねだられてカー介が贈ったプレゼント。成就しなかった二人の恋の、洋子の忘れ形見でした。

振り向けば、砂丘を背景に「愛しているから哀しいのです。そして、男の旅はいつまでも続くのです・・・」なんてテロップが流れ、エンディングテーマが始まります。

(写真撮影日: 2015年12月22日/2017年1月1日)





<2017年鳥取砂丘周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.0以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●岩井屋(岩美町) 1泊朝夕食付き 18,000円~
●岩井温泉 花屋旅館(岩美町) 1泊朝夕食付き 12,000円~
●シーサイドうらどめ(岩美町) 1泊朝夕食付き 7,500円~
●鳥取温泉 観水庭こぜにや 白水館・碧水亭(鳥取市) 1泊朝夕食付き 15,638円~
●鳥取温泉 観水庭こぜにや 玄水亭(旧館)(鳥取市) 1泊朝夕食付き 13,638円~
●鳥取グリーンホテルモーリス(鳥取市) 1泊朝食のみ付き 6,023円~
※この宿の詳細情報は、別記事<鳥取グリーンホテルモーリス>をご覧ください。

●湯守りの宿 田中屋 (吉岡温泉) 1泊朝夕食付き 10,648円~
●摘み草の宿 湯菜花(吉岡温泉) 1泊朝夕食付き 9,259円~
●吉岡温泉 たから屋旅館(吉岡温泉) 1泊朝夕食付き 8,796円~
●中島屋旅館(吉岡温泉) 1泊朝夕食付き 8,333円~
●浜村温泉 魚と屋(浜村温泉) 1泊朝夕食付き 7,600円~
●国民宿舎 山紫苑(鹿野温泉) 1泊朝夕食付き 6,527円~
※この宿の詳細情報は、別記事<国民宿舎 山紫苑>をご覧ください。



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