青い森鉄道、JR八戸線、三陸鉄道北リアス線(青森県/岩手県)~のんびり鉄道の旅・東北編<前編>

青森駅から北三陸リアス海岸へ向けて、のんびり鉄道の旅に出発。前編は「青い森鉄道」の青森駅から八戸駅まで。
KEY WORD: 青森駅、青い森鉄道、浅虫温泉、野辺地、三沢、十和田観光鉄道、八戸、浜料理 いかめしや烹鱗
マップ <青い森鉄道
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本州から北海道への玄関口であった「青森駅」から、今回の鉄道の旅スタートです。

青森駅」は、かつては東北本線と奥羽本線の終着駅であり、青函連絡船との乗換駅でした。
青森駅

1988年(昭和63年)の青函トンネル開通に伴い、青函連絡船は廃止となり、旅客輸送は、津軽線・海峡線を経由するようになります。2010年(平成22年)には、東北新幹線開通に伴い、東北本線の第三セクター化、さらには2016年(平成28年)の北海道新幹線開業に伴い、「北海道との連絡口としての役割を終えました。

青い森鉄道の青森駅ホームから、太平洋側「八戸」方面へ向かう列車に乗り込み、出発です。
青い森鉄道 青森駅ホーム

青い森鉄道」は、2010年12月に東北新幹線の新青森駅への延伸開業に伴い、並行在来線としてJR東日本から経営分離されることとなった東北本線盛岡~青森間のうち、青森県内の部分(目時駅~青森駅間121.9キロ)を運営しています。尚、岩手県内の部分は「IGRいわて銀河鉄道」が運営しています。

青森駅を出発した列車は、青森市の住宅街を走り抜け、やがて郊外に出ます。
青森~浅虫温泉
乗車時間20分ほどで、沿線主要駅のひとつ「浅虫温泉駅」に到着です。青森駅から6つ目の駅です。
浅虫温泉駅ホーム

浅虫温泉」は、平安時代に慈覚大師(円仁)により発見された温泉で、当初は、布を織る麻を蒸すためだけに使われていました。温泉名も麻を蒸すことに由来し、「麻蒸」が転じて「浅虫」になったといわれています。平安時代末期の1190年に、この地を訪れた円光大師(法然)が、傷ついた鹿が湯浴みするのを見て村人に入浴をすすめ、それ以来人々に利用されるようになったという昔からの温泉地です。現在は、鉄道線を囲むように、海側と山側に十数軒の温泉宿が点在しています。

駅前広場には、無料の足湯コーナーがあります。
浅虫温泉駅前 足湯

駅前から海側へ行くと、国道沿いに「道の駅・浅虫温泉 ゆ~さ浅虫」があります。
5階建ての館内には、物販コーナー、レストラン等のほかに、最上階に展望浴場「はだか湯」があります。陸奥湾や湯の島を眺めながら浅虫温泉の湯を楽しむことができます。入浴料350円。営業時間は7時~21時です。

駅から東へ徒歩10分のところには「浅虫水族館」があります。
海の中を歩いているようなトンネル水槽や、イルカパフォーマンスショー等のイベントも開催されています。入場料1020円。営業時間9時~17時。年中無休です。

浅虫温泉駅から八戸方面の列車に乗車。
浅虫温泉駅 列車
車窓からは、陸奥湾が見え隠れします。
浅虫温泉~野辺地

浅虫温泉駅から5つ目の駅が「野辺地駅」です。
駅の山側には、1893年(明治26年)5月に造林した日本で最初の鉄道防雪林があります。
野辺地駅

野辺地駅には、JR東日本の「大湊線」が乗り入れており、接続駅となっています。大湊線は、下北半島のむつ市の「大湊駅」まで運行されています。
また、かつては、野辺地駅~七戸駅を結んでいた「南部縦貫鉄道線」も乗り入れていましたが、2002年に廃止されています。

尚、「青春18きっぷ」で乗車の際、青い森鉄道線の青森駅~八戸駅間を通過利用できる特例があり、「野辺地駅」と「八戸駅」では途中下車、および、JR線への乗り換えが別途料金なしでできます。それ以外の青い森鉄道線内での途中下車は、別途運賃を支払わなくてはなりません。大湊線や久慈線のJR全線普通列車に乗車できるよう便宜を図っています。





野辺地駅から5つ目の駅が「三沢駅」です。
沿線の主要都市である三沢市の人口は約4万人。「米軍・三沢基地」があり、基地所属の軍人・軍属とその家族が約1万人も住んでいます。
郊外にある「三沢空港」は、日本で唯一、米軍・航空自衛隊・民間の三者が共同使用している空港です。2017年現在では、JAL(日本航空)が三沢-東京(羽田)と三沢-大阪(伊丹)、三沢-札幌(丘珠)の便を運航しています。
三沢空港

三沢市は、詩人・劇作家の寺山修司の故郷であり、寺山修司記念館があります。
三沢駅前を散策してみましょう。
青い森鉄道三沢駅舎の傍らに、何やら古めかしい建物があります。「三沢駅」「電車・バスのりば」という看板が掲げられており、駅舎のようです。
十鉄駅舎

扉を開けて、中へ入ってみましょう。
中は、何ともレトロな感じ。まるで、昭和の時代にタイムスリップした気分です。廊下の突き当りが駅のようですが。
十鉄駅舎内
でも、ホームには列車が入線してくる気配はありません。
十鉄ホーム跡
改札口横に切符売り場がありますが、よく見ると路線バスの乗車券販売です。
実は、これは地元民に「十鉄(とうてつ)」の愛称で親しまれていた十和田観光電鉄線の廃駅跡です。

十和田観光電鉄線」は、1922年(大正11年)に古間木駅~ 三本木駅間を開業し、その後は、三沢駅~十和田市駅間14.7キロを運行していた電化鉄道でした。2012年(平成24年)4月1日付けで廃線となっています。
現在は、バスセンター、待合室として使用されています。
また、駅舎内には、鉄道廃止後も営業を続けている「三沢駅そばコーナー」があり、地元民に、変わらず愛されています。鉄道は無くなったのに、「駅そば」は残っているなんて、なんだか、しんみりさせるよな~。
十鉄駅そば
扉を開けて入ってみると、カウンター席中心の狭い店内。「天玉そば」360円を注文。取り立てて美味しいとは言えませんが、永年変わらぬ出汁なのでしょう。レトロ感が、堪らん味でした。

「三沢駅」に戻って、旅を続けます。
八戸行きの普通列車が入線。青い森鉄道の列車のほとんどは、八戸行きです。4つ先の八戸駅へは、20分ほどです。
山間を走っていた線路は、だんだん海に近づいてきました。
三沢~八戸

八戸駅」に到着。青い森鉄道の旅は、ここ八戸駅まで。
この先はJR八戸線に乗り換えて、三陸の北リアス海岸を太平洋沿いに南下します。
八戸線の列車出発時間まで1時間以上あるので、改札を出て、駅周辺を散策。駅ビルを出ると、左手にレトロ感ある店が並ぶ一角があります。ここで酒でも飲んで時間潰しを、と思いましたが、昼食時間を過ぎているので、開いている店は無し。
八戸駅前

それで、駅ビルに戻って、駅直結で隣接する「ホテルメッツ八戸」の3階にある居酒屋「浜料理 いかめしや烹鱗(ほうりん)」に入りました。
居酒屋
ちょうど昼と夕方の狭間で、タイムサービスメニューがある時間帯だったので、それを。
「 ほろ酔いセットB」( 1,500円税込)を注文。真イカ刺し・焼き魚・イカ飯一尾・イカ塩辛に、生ビール(中)一杯がついてきました。
晩酌セット

列車出発時間まで、ゆったりと昼下がりの晩酌を楽しむことにします。
次回<後編>は、JR八戸線「八戸駅」からスタートです。

(訪問日: 2015年12月21日/2016年2月28日)





<2017年青い森鉄道、JR八戸線、三陸鉄道北リアス線沿線のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.2以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
棟方志功ゆかりの宿 椿館(浅虫温泉) 1泊朝夕食付き 8,000円~
※この宿の詳細情報は、別記事<棟方志功ゆかりの宿 椿館>をご覧ください。
●南部屋・海扇閣(なんぶや・かいせんかく)(浅虫温泉) 1泊朝夕食付き 12,000円~
●浅虫温泉 辰巳館(たつみかん)(浅虫温泉) 1泊朝夕食付き 9,722円~
●温泉旅館 松園(野辺地) 1泊朝夕食付き 7,129円~
●星野リゾート 青森屋(三沢) 1泊朝夕食付き 15,277円~
●ぴかぴかの宿 民宿石橋(八戸) 1泊朝夕食付き 5,925円~
●浄土ヶ浜パークホテル(宮古) 1泊朝夕食付き 11,100円~
●渚亭たろう庵(宮古) 1泊朝夕食付き 22,037円~
ホテル羅賀荘(田野畑) 1泊朝夕食付き 10,500円~
※この宿の詳細情報は、別記事<ホテル羅賀荘>をご覧ください。



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