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呼子のイカと、東松浦半島周遊ドライブ(佐賀県唐津市)~絶品のイカ活きづくりと、玄界灘の絶景と。

呼子の「イカの活きづくり」を目当てに、東松浦半島へ。加部島と名護屋城跡をめぐるドライブ旅。
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マップ <呼子、加部島
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東松浦半島は、九州の北部に突き出た半島で、唐津市のほとんど全域と、伊万里市の北部、および東松浦郡玄海町の2市1町が在ります。ほぼ全体が玄界灘に面していて、海岸はリアス式海岸で多くの入り江や湾があり、天然の良港に恵まれています。その中でも呼子(よぶこ)港はイカの水揚げの多い漁港として有名です。もちろん、今回の旅の第一のお目当ては、「呼子のイカ」を食べること。
呼子港までは、福岡市街から約70キロ、車で1時間15分ほどです。
呼子港
公共交通機関を利用の場合は、JR唐津駅より、路線バスで30分です。

「呼子のイカ」は、透明度抜群の「イカの活きづくり」。これを目当てに、年間で90万人以上が訪れるといいます。
呼子では一年中イカを味わえます。が、食べられるイカの種類は季節によって変わります。4月中旬頃から10月中旬までが、呼子のイカの代表格でもある「ケンサキイカ」です。10月中旬から4月中旬は「アオリイカ」で、1月~3月は「ヤリイカ」となります。地元民に人気なのは、身が厚い「アオリイカ」なのだといいます。
いづれも、身をカットされても足を動かす透明なイカの活きづくりが味わえます。足を口に含むと、吸盤が舌や口内に吸いつきます。玄界灘の荒海で育った「呼子のイカ」の生命力を感じます。
呼子イカ 活きづくり

呼子港の周辺には、イカ活きづくり元祖といわれる「玄海」や「河太郎」をはじめ、十数軒の店があります。イカ活きづくり膳・定食は、だいたい2700円位の値段で提供されています。また、呼子港周辺に数軒の旅館があり、夕食では、「呼子イカの活きづくり」を始めとした地元産の海の幸が味わえます。
「日本三大朝市」として有名な呼子の朝市は、大正の初期ごろ始まったとされています。200メートルほどの「呼子朝市通り」で、朝7時半から11時頃まで、正月元旦だけが休みであとは年中無休、毎朝開催され、この時間帯は歩行者天国となります。「呼子のイカ」を始め、山海の幸をそろえた出店が、平日には約40店、休日には約60店並びます。

呼子港にある「マリンパル呼子」からは、玄界灘クルーズができる観光遊覧船が出ています。自然のままに泳ぐ魚たちの姿を間近に観ることができる海中展望船『ジーラ』(乗船時間約40分、乗船料金2100円)と、玄海国定公園の七ツ釜の洞窟を巡る七ツ釜遊覧船『イカ丸』(乗船時間約40分、乗船料金1600円)が、それぞれ1時間ごとに運航されています。





今回は、呼子港を出発して、周辺をプチドライブ観光と行きましょう。
まずは、平成元年に開通した全長728メートルの「呼子大橋」を渡って、加部島へ。
呼子大橋

橋を渡った高台に「風の見える丘公園」があります。
呼子で一番の眺めの良いところで、眼下に呼子大橋、呼子港が見渡せます。
風の見える丘公園からの眺望
風の見える丘公園からの眺望

この先、真っ直ぐな農道を進み、島の北部海岸線へ出ます。
このままアクセルを緩めずに突っ走れば、玄界灘の藻屑となれます。
加部島 農道

左に折れ、細い道を行くと目の前に玄界灘に面した放牧地に突き当ります。加部島の北端にある「杉の原放牧場」で、晴れていれば、玄界灘の青い海と白い灯台と牛、そして風が気持ちいい場所です。
杉の原放牧場
狭いですが、駐車スペースがあります。
尚、この地から、対馬までは90キロ、韓国の釜山(プサン)までは170キロほどです。

ここで行きどまりなので、来た道を戻り、呼子大橋を渡り、半島へ戻ります。
国道204号線に合流し、左折して名護屋大橋を渡ったところに「名護屋城跡」(鎮西町) があります。
名護屋城跡1

名護屋城は、今から400年程前、全国平定をなしとげた豊臣秀吉がさらに朝鮮半島、明国(今の中国)へ向けて出兵(文禄、慶長の役)するため、その前進根拠地として築かせた城です。加藤清正が設計し各大名に分担させてわずか5ヶ月で完成させました。規模は当時の城郭では大坂城に次ぐ広壮なものであったといわれています。
周囲には城下町が築かれ、最盛期には人口10万人を超えるほど繁栄しました。周辺には、徳川家康や上杉景勝、前田利家など名だたる大名の陣屋跡が残っています。
秀吉の死後、名護屋城は廃城となり、広大な敷地には、今は低い石垣が残るのみです。
名護屋城跡2
名護屋城跡の入口には「佐賀県立 名護屋城博物館」が建っています。館内には、名護屋城のジオラマ、発掘された埋蔵文化財を中心に展示されています。開館時間は、9時~17時。月曜日休館。観覧料は無料です。
名護屋城跡を散策して、この博物館を見学すると、観光時間は1時間~1時間半は必要です。

今回の旅では、移動のため時間がなく、駆け足での観光になりました。
また、次回、ゆっくりと、ということで、再訪の理由ができます。

(写真撮影日: 2015年11月14日)





<2017年東松浦半島周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.2以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●旅宿 よぶこ(呼子) 1泊朝夕食付き 15,500円~
●海辺の宿 清力(呼子) 1泊朝夕食付き 10,648円~
※この宿の詳細情報は、別記事<海辺の宿 清力>をご覧ください。
●旅館 出雲(呼子) 1泊朝夕食付き 9,259円~
●割烹旅館 筑前屋(呼子) 1泊朝夕食付き 10,000円~

●観光ホテル 大望閣(鎮西町) 1泊朝夕食付き16,000円~
●鎮西町国民宿舎 波戸岬(鎮西町) 1泊朝夕食付き 8,379円~

●唐津シーサイドホテル(唐津) 1泊朝夕食付き 13,000円~
●唐津の料理宿 松の井(唐津) 1泊朝夕食付き 15,000円~
●渚館きむら 唐津茶屋(唐津) 1泊朝夕食付き 12,000円~
●旅館 魚半(唐津) 1泊朝夕食付き 11,000円~
●水野旅館(唐津) 1泊朝夕食付き 20,000円~
●割烹旅館 長崎荘(唐津) 1泊朝夕食付き 11,000円~



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