備中松山城(岡山県高梁市)~雲海に浮かぶ難攻不落の要塞城
日本三大山城のひとつで、現存天守を持つ山城では、日本一高いところにある城。
KEY WORD: 高梁市、備中松山城、高梁城、日本三大山城、備中松山城展望台、雲海に浮かぶ山城
マップ <備中松山城>
********************************************************************
岡山市内から北西へ45キロ、倉敷市内から北へ35キロ。高梁川沿いの山あいに高梁(たかはし)市があります。
この地は山陰と山陽を結び、東西の主要街道も交差する要地であるため、戦国時代には激しい争奪戦が絶えませんでした。
現在の高梁市街の北側にある臥牛山(がぎゅうざん)に建つ山城が、「備中松山城(別名:高梁城)」です。
臥牛山は、古くは「松山」といわれており、今では市民からは「おしろやま」の愛称で呼ばれています。標高430メートルの臥牛山頂上付近に建つ城の天守は、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあります。
<臥牛山7合目付近からの高梁市街の眺望>

この城は、岐阜県恵那市の「岩村城」。奈良県高取町の「高取城」と共に、日本三大山城といわれており、日本100名城(68番)にも選定されています。また、トリップアドバイザーの「行ってよかった!日本の城 ランキング 2016」では、1位「姫路城」、2位「松本城」、3位「熊本城」、4位「犬山城」、5位「二条城」、6位「松山城」に次いで、7位にランクインしています。
この城の歴史は古く、鎌倉時代の1240年(延応2年)に有漢郷(現在の上房郡有漢町)の地頭に 任ぜられた秋庭三郎重信により、臥牛山のうちの大松山に砦が築かれたことに始まります。現存する天守などは、1683年(天和3年)に水谷勝宗により修築されたものと伝えられています。
江戸期の備中松山藩時代は、山城で不便なため、山麓に御根小屋という御殿を構え、そこで藩の政務を行っていました。
明治に入り、廃城令が公布され、御根小屋は取り壊されましたが、山上の建物はあまりにも不便な場所にあることから、解体されずに放置されました。昭和に入り、高梁町によって修復作業が行われ、重要文化財に指定されました。
山頂の本丸へは、麓の御根小屋跡付近の登城口から約1,500メートル、1時間ほどの道のりの山道を経て至ります。
<麓の登城口>

自家用車の場合、8合目にある「ふいご峠」駐車場まで上がれます。

ふいご峠からは、山道を徒歩20分ほどです。

城の入場料300円。開城時間は、9時~16時半(4月~9月は、17時半まで)です。
公共交通機関利用の場合、JR備中高梁駅前観光案内所から、ふいご峠まで、観光乗合タクシーが毎日往復4便が運行しています。運賃は片道500円。※高梁市観光案内所で要予約。
尚、土日祝日や観光ハイシーズンは、自家用車は「城見橋公園」駐車場止めとなり、ふいご峠までのシャトルバスが運行されます(登城整理料400円)。
また、城の裏山にある「備中松山城展望台」からは、雲海に浮かぶ幻想的な備中松山城の姿を見ることができることがあります。
9月下旬~4月上旬の明け方から午前8時頃、特に10月下旬~12月上旬の早朝には濃い朝霧が期待できます。
10月1日~3月31日には、JR備中高梁駅前から観光乗合雲海タクシーも運行されています。朝7時30分発と8時発の2便で、所要時間約70分。料金は、ひとり往復1500円です。※高梁市観光案内所で要予約。
備中松山城登城口から、JR線方面へ行くと、高梁市武家屋敷があります。

旧折井家と旧植原家が一般公開されています。入館料は2館で400円です。無料駐車場あり。
(訪問日: 2015年12月11日)
<2017年高梁市/倉敷市周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.2以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●和味の宿 ラ・フォーレ吹屋 1泊朝夕食付き 10,000円~
●国民宿舎 サンロード吉備路 1泊朝夕食付き 10,500円~
●倉敷ロイヤルアートホテル 1泊朝夕食付き 14,722円~
●倉敷美観地区 吉井旅館 1泊朝夕食付き 23,500円~
●料理旅館 鶴形(倉敷) 1泊朝夕食付き 16,500円~
●倉敷国際ホテル 1泊朝食のみ付き 6,481円~
●天然温泉 阿智の湯 ドーミーイン倉敷 1泊朝食のみ付き 6,152円~
必見!お得な旅情報は、下記広告バナーを、クリック!
*****************************************************************************
YAHOOショッピング「USA直輸入カジュアルブランドSHOP・悠久の旅人の店」も宜しくお願いします!
↓
*****************************************************************************
KEY WORD: 高梁市、備中松山城、高梁城、日本三大山城、備中松山城展望台、雲海に浮かぶ山城
マップ <備中松山城>
********************************************************************
岡山市内から北西へ45キロ、倉敷市内から北へ35キロ。高梁川沿いの山あいに高梁(たかはし)市があります。
この地は山陰と山陽を結び、東西の主要街道も交差する要地であるため、戦国時代には激しい争奪戦が絶えませんでした。
現在の高梁市街の北側にある臥牛山(がぎゅうざん)に建つ山城が、「備中松山城(別名:高梁城)」です。
臥牛山は、古くは「松山」といわれており、今では市民からは「おしろやま」の愛称で呼ばれています。標高430メートルの臥牛山頂上付近に建つ城の天守は、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあります。
<臥牛山7合目付近からの高梁市街の眺望>

この城は、岐阜県恵那市の「岩村城」。奈良県高取町の「高取城」と共に、日本三大山城といわれており、日本100名城(68番)にも選定されています。また、トリップアドバイザーの「行ってよかった!日本の城 ランキング 2016」では、1位「姫路城」、2位「松本城」、3位「熊本城」、4位「犬山城」、5位「二条城」、6位「松山城」に次いで、7位にランクインしています。
この城の歴史は古く、鎌倉時代の1240年(延応2年)に有漢郷(現在の上房郡有漢町)の地頭に 任ぜられた秋庭三郎重信により、臥牛山のうちの大松山に砦が築かれたことに始まります。現存する天守などは、1683年(天和3年)に水谷勝宗により修築されたものと伝えられています。
江戸期の備中松山藩時代は、山城で不便なため、山麓に御根小屋という御殿を構え、そこで藩の政務を行っていました。
明治に入り、廃城令が公布され、御根小屋は取り壊されましたが、山上の建物はあまりにも不便な場所にあることから、解体されずに放置されました。昭和に入り、高梁町によって修復作業が行われ、重要文化財に指定されました。
山頂の本丸へは、麓の御根小屋跡付近の登城口から約1,500メートル、1時間ほどの道のりの山道を経て至ります。
<麓の登城口>

自家用車の場合、8合目にある「ふいご峠」駐車場まで上がれます。

ふいご峠からは、山道を徒歩20分ほどです。

城の入場料300円。開城時間は、9時~16時半(4月~9月は、17時半まで)です。
公共交通機関利用の場合、JR備中高梁駅前観光案内所から、ふいご峠まで、観光乗合タクシーが毎日往復4便が運行しています。運賃は片道500円。※高梁市観光案内所で要予約。
尚、土日祝日や観光ハイシーズンは、自家用車は「城見橋公園」駐車場止めとなり、ふいご峠までのシャトルバスが運行されます(登城整理料400円)。
また、城の裏山にある「備中松山城展望台」からは、雲海に浮かぶ幻想的な備中松山城の姿を見ることができることがあります。
9月下旬~4月上旬の明け方から午前8時頃、特に10月下旬~12月上旬の早朝には濃い朝霧が期待できます。
10月1日~3月31日には、JR備中高梁駅前から観光乗合雲海タクシーも運行されています。朝7時30分発と8時発の2便で、所要時間約70分。料金は、ひとり往復1500円です。※高梁市観光案内所で要予約。
備中松山城登城口から、JR線方面へ行くと、高梁市武家屋敷があります。

旧折井家と旧植原家が一般公開されています。入館料は2館で400円です。無料駐車場あり。
(訪問日: 2015年12月11日)
<2017年高梁市/倉敷市周辺のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.2以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●和味の宿 ラ・フォーレ吹屋 1泊朝夕食付き 10,000円~
●国民宿舎 サンロード吉備路 1泊朝夕食付き 10,500円~
●倉敷ロイヤルアートホテル 1泊朝夕食付き 14,722円~
●倉敷美観地区 吉井旅館 1泊朝夕食付き 23,500円~
●料理旅館 鶴形(倉敷) 1泊朝夕食付き 16,500円~
●倉敷国際ホテル 1泊朝食のみ付き 6,481円~
●天然温泉 阿智の湯 ドーミーイン倉敷 1泊朝食のみ付き 6,152円~
必見!お得な旅情報は、下記広告バナーを、クリック!
*****************************************************************************
YAHOOショッピング「USA直輸入カジュアルブランドSHOP・悠久の旅人の店」も宜しくお願いします!
↓
*****************************************************************************
- 関連記事
-
-
湯原温泉(岡山県真庭市)~日本の温泉情緒を訪ねて 2017/11/13
-
石見銀山の歴史と世界遺産への道(島根県大田市大森町) 2017/11/10
-
備中松山城(岡山県高梁市)~雲海に浮かぶ難攻不落の要塞城 2017/11/09
-
しまなみ海道~因島水軍城と村上海賊衆<村上水軍>(広島県尾道市因島中庄町) 2017/11/01
-
出雲大社から宍道湖北岸沿いを西へ。江島大橋を渡り、境港へ。(島根県、鳥取県)~絶景!快適ドライブウェイ・山陰編① 2017/10/12
-
スポンサーサイト
コメント