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日本一の泉都「別府」巡り②~別府八湯をめぐる路線バスの旅・前編<浜脇・観海寺・堀田・明礬温泉>(大分県別府市)

JR別府駅から、亀の井バス乗り放題券を利用して、路線バスで巡る「別府八湯」の旅、前編。
KEY WORD: 別府八湯、亀の井バス、別府温泉、浜脇温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、明礬地獄、湯の花、APU、立命館アジア太平洋大学
マップ <別府八湯
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別府の温泉は、市内8つの代表的温泉地の総称して「別府八湯」と呼ばれます。もともと独立した温泉場として栄え、古いものは8世紀初めに遡る歴史を持つ温泉もあります。源泉数5800以上、温泉総湧出量毎分8リットル以上は、いずれも日本一です。別府駅周辺から北浜地区の「別府温泉」を始め、「浜脇温泉」、「亀川温泉」、「鉄輪温泉」、「観海寺温泉」、「堀田温泉」、「柴石温泉」、「明礬温泉」の8つです。市内全域に点在しているので、泉質が異なり風景も温泉地ごとに趣があります。

別府市内に点在する「別府八湯」を路線バスで回りましょう。別府市内を運行しているのは「亀の井バス」。
亀の井バス
「MyべっぷFree」というお得なフリー乗車券があります。別府市内のほぼ全路線の乗車・下車が自由にできるので、「別府八湯巡り」や「ぺっぷ地獄めぐり」に最適です。ミニフリー乗車券(一日券)が900円。2日間ミニフリーが1500円です。別府市郊外のサファリパークや、由布院駅前バスセンターまで行けるワイドフリー券もあります。
今回は、このミニフリー券を利用して、別府巡りをします。
JR別府駅を起点に、時計回り順で、八湯のうちの五湯を巡る路線バスの旅・前編です。

▼別府温泉
JR別府駅周辺の温泉地。明治時代に入り、別府湾の築港、日豊本線や別大電車の開通、さらに大正・昭和と温泉施設も充実し、次第に市街地が拡大されて別府八湯の中心となりました。
別府温泉街と別府タワー
※詳細は、別記事<別府駅周辺界隈・別府温泉>をご覧ください。

▼浜脇温泉(別府市浜脇)
別府市街の南東の海岸に近いところにあります。JR東別府駅にも近い場所です。
別府温泉発祥の地で、浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」の地名が生まれたと伝えられています。今でも昔風の旅館が残っており、明治・大正時代の花街の名残もとどめています。
平成3年には、多目的温泉保養館の「湯都ピア浜脇」と普通浴のみの「浜脇温泉」が建設されました。「浜脇温泉」の入浴料は100円。営業時間は、朝6:30~深夜25:00です。
別府駅西口から亀の井バス10番系統浜脇線利用。終点の「湯都ピア浜脇」停下車。乗車時間は約10分です。

▼観海寺温泉
鎌倉時代に発見された温泉場。海抜150mの高台にあり、別府八湯のうちでも一番見晴らしが良いです。
現在では別府を代表する大型リゾートホテルが立ち並んでいます。
日帰り温泉施設としては、コバルトブルーの温泉として有名な「観海寺温泉 いちのいで会館」があります。別府市街を見下ろす絶景露天風呂が楽しめます。入浴料は、1050円。営業時間は11時~17時(土日祝は10時~17時)です。
「観海寺温泉入口」バス停までは、別府駅西口より、バスで約15分です。ただ、温泉街まではバス停から少々歩かねばなりません。

▼堀田温泉
湯治場として江戸時代に開かれた温泉地で、湯布院に通じる道沿いにあります。豊富な温泉に恵まれ、田んぼや谷あいから盛んに硫気が噴き出していて、豊富な温泉は市内に給湯されています。
堀田温泉の湯煙り
堀田温泉
尚、この道は堀田で県道11号線(やまなみハイウェイ)に合流します。一部のバスは、由布院駅前バスセンターまで行きます。





▼明礬(みょうばん)温泉
薬や染料として使う「明礬」の製造が江戸時代から行われてきた山あいの温泉地。
明礬地獄

至る所に、わらぶきの「湯の花小屋」が立ち並び、白い噴煙が立ちのぼっていて、訪れる人を楽しませてくれます。
明礬温泉 湯の花小屋1
明礬温泉 湯の花小屋2

「明礬 湯の里」では、わら葺屋根の湯の花小屋が見学用に開放されています。
明礬 湯の里1
湯の花の製造工程が分かります。
明礬 湯の里2
明礬 湯の里3
見学自由、駐車場無料。
敷地内にある標高350メートルに位置する男女別露天風呂は、絶景を眺めながら、乳白色のにごり湯を楽しめます。入浴料600円。営業時間10時~21時。

「地獄湯前」バス停のまん前にある「岡本屋売店」は、明礬温泉名物・地獄蒸しプリンの元祖です。
地獄蒸し器

「紺屋地獄前」バス停付近には、「別府温泉保養ランド」があります。温泉通が絶賛する濃厚な泥湯が楽しめます。
別府温泉保養ランド
入浴料1100円。入浴時間は、9時~20時です。

明礬温泉から、路線バスに乗って、さらに山道を上ってみましょう。
バスは、「APU」行き。
APU行き表示
車内の乗客は、ほとんどが学生さん、それも国際色豊かな面々です。
そう、「APU」とは、立命館アジア太平洋大学です。2000年(平成12年)の開校で、キャンパスは、別府市の標高300メートルを超える山地(最高点:標高338メートル)にあり、周りには一切民家などがないような土地です。学生の約半数の約2,900名が、世界90の国と地域からの留学生で、教員の約半数も外国籍という国際色豊かな大学です。
これも国際観光都市である別府が持つ、もうひとつの顔なのです。

大学まで行くのも気が引けたので、十文字原高原で下車しました。
十文字原高原
ここにはテレビ塔が建っています。対向のバスに乗り、別府市内へ戻ることにします。
<後編につづく>

(訪問日: 2016年7月26日)





<2017年別府八湯のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.4以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●ホテルうみね(別府温泉) 1泊朝夕食付き 17,592円~
●自家源泉かけ流しの宿 新ほり井(別府温泉) 1泊朝食のみ付き 7,222円~
※この宿の詳細情報は、別記事<自家源泉掛け流しの宿 新ほり井>をご覧ください。
●匠晴の宿 心庵(別府温泉) 1泊食事なし12,500円~
●山荘 神和苑(別府温泉) 1泊朝夕食付き 17,000円~
●別府温泉竹と椿のお宿花べっぷ(別府温泉) 1泊朝夕食付き 14,500円~
●潮騒の宿 晴海(別府温泉) 1泊朝夕食付き 24,000円~
●GAHAMA terrace/ガハマ テラス(別府温泉) 1泊朝夕食付き 31,500円~

●杉乃井ホテル(観海寺温泉) 1泊朝夕食付き 9,500円~
●眺望の宿 しおり(観海寺温泉) 1泊朝夕食付き 14,000円~
●旅亭 松葉屋(観海寺温泉 1泊朝夕食付き) 14,000円~
※この宿の詳細情報は、別記事<旅亭 松葉屋>をご覧ください。

●全室露天付離れの宿 別府yuya(堀田温泉) 1泊朝夕食付き 20,000円~
●和の宿 夢月(なごみのやど むつき) (堀田温泉近く) 1泊朝夕食付き 10,000円~
※この宿の詳細情報は、別記事<和の宿 夢月>をご覧ください。

●青磁色の湯 岡本屋旅館 (明礬温泉) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●美容・美肌・健康 小宿ーYAMADAYAー(明礬温泉) 1泊朝夕食付き 12,962円~
●ホテルさわやかハートピア明礬(みょうばん)(明礬温泉) 1泊朝夕食付き 7,222円~
※この宿の詳細情報は、別記事<ホテルさわやかハートピア明礬>をご覧ください。

●絶景の宿 さくら亭(鉄輪温泉) 1泊朝夕食付き 10,722円~
●やすらぎの宿 由布(鉄輪温泉) 1泊朝夕食付き 10,648円~
●癒しの宿 彩葉(いろは)(鉄輪温泉) 1泊食事なし6,000円~
●徳の宿 ふぶ庵(鉄輪温泉) 1泊食事なし 5,833円~
●千客の旅情犒ふ 萬力屋(鉄輪温泉) 1泊朝夕食付き 13,500円~
●割烹旅館 かんな和 別邸(鉄輪温泉) 1泊朝夕食付き 23,009円~
●別邸 はる樹(鉄輪温泉) 1泊朝夕食付き 18,000円~
●おやど 湯の丘(鉄輪温泉) 1泊朝夕食付き 11,000円~
●湯けむりの里 東屋(あずまや)(鉄輪温泉) 1泊朝夕食付き 10,000円~



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