「しまなみ海道」の橋でつながっていない瀬戸内海の離島の町・上島町の生名島、弓削島へ渡る旅。(愛媛県上島町)

西瀬戸自動車道(しまなみ海道)が通っていない離島へのドライブ旅。因島からフェリーに乗って離島へ上陸。
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マップ <生名島、弓削島
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▼西瀬戸自動車道(しまなみ海道)
広島県尾道市から、西瀬戸自動車道(しまなみ海道)で尾道大橋を渡り、向島へ。さらに因島大橋を渡り、因島北ICで高速を下りました。
しまなみ海道
因島大橋
因島大橋は、1983年12月に開通した橋長1,270メートルの吊り橋です。完成当時としては、日本最長の吊り橋でしたが、2016年現在では国内8位の吊り橋となっています。橋は、2層構造になっていて、上が車道で、下であるトラス内部に幅員4メートルほどの自転車・歩行者道が併設されています。

今や、「しまなみ海道」は、サイクリングのメッカであり、そのため「瀬戸内海横断自転車道」として自転車歩行者道が整備されていて、通行料が必要です。しまなみ海道の自転車通行料金は、尾道~今治間の有料全6橋(因島大橋、生口橋、多々羅大橋 、大三島橋、伯方大島大橋 、来島海峡大橋)を渡った場合、合計で500円です。各島内は一般道の走行となります。尚、自転車通行料金が期間限定で無料になる「しまなみサイクリングフリー」が実施されており、平成30年3月31日(土)まで自転車の通行料金は無料となっています。
今日も車や自転車が行き交う「しまなみ海道」ですが、残念ながら架橋のルートにならなかった島々もあります。今回は、そんな離島への旅を紹介します。

▼瀬戸内海の離島の町・愛媛県上島町
愛媛県上島(かみじま)町は、瀬戸内海のほぼ中央、愛媛県と広島県の間に点在する芸予諸島の中でも、愛媛県側で最も北東に位置しています。主な島は、弓削(ゆげ)島、生名(いきな)島、岩城(いわぎ)島、魚島で、無人島も含めると12の島々からなります。1964年から放送開始した人形劇『ひょっこりひょうたん島』のモデルとも言われている無人島の「瓢箪島」も含まれます。
町の主産業は、農業・水産業ですが、近くの因島をはじめとして造船業が盛んになると、造船所で勤務する人が増え、1975年には人口13,645人でした。
ところが、オイルショックとそれに続く造船・海運業の不況により、離職者が相次ぎ、「島が沈む」とまでいわれました。「しまなみ海道」の架橋ルートからは外れ、その後も過疎化・高齢化は進み、2017年度の人口は、1975年の半分近い6,971人にまで減っています。





▼因島から、生名島・弓削島へ
広島県尾道市因島と、愛媛県上島町で最も近い生名島の間はわずか300メートルです。
因島の土生港(長崎桟橋)から、生名島に渡る「生名フェリー」で、愛媛県上島町の生名島立石港へ到着しました。
生名島立石港2
生名島立石港1
生名フェリーは、因島土生港始発6:15発~最終23:05発までの間に、1時間に昼間3便、朝夕の通勤通学時間帯に5便、夜間2~3便と頻繁に運航されています。乗船時間は5分ほど。片道運賃は、普通自動車620円、旅客70円、自転車持ち込み別途60円です。

立石港から、県道173号線を南下すると、県道338号線(岩城弓削線)に合流し、やがてループ状の坂道を登り、生名島と佐島を結ぶ生名橋を渡ります。
生名橋は、2011年7月に開通。全長515メートルで、道幅4メートルの一車線道路と、幅2.5メートルの歩道兼自転車道となっています。
県道は佐島の北側を横断。やがて、佐島と弓削島を結ぶ弓削大橋を渡ります。
弓削大橋2
島民の長年の悲願だった弓削大橋は、1996年(平成8年)3月に開通しました。全長980メートルの吊り橋形式の斜張橋です。2車線道路で、片側に歩道もあります。
弓削大橋1

橋を渡り、坂を下ると、県道338号線は、弓削島を周回する県道172号線に合流し、終点となります。
海岸へ向かえば、瀬戸内海の絶景が眺められます。
弓削島からの瀬戸内海の眺め1
弓削島からの瀬戸内海の眺め2
弓削島からの瀬戸内海の眺め3

県道172号線で、島の北東部に行くと、上弓削港があり、家老渡フェリー汽船で、因島の家老渡港 へ戻れます。家老渡始発6:40~最終21:00発で、1時間に2~3便の運航があります。片道運賃は、普通車1,030円、旅客大人100円、自転車持ち込み180円です。

▼上島架橋「ゆめしま海道」
愛媛県上島町の島々からなる離島サイクリングロードは、「ゆめしま海道」と呼ばれ、近年はサイクリストに注目を浴びています。尚、船の自転車持ち込み料金が無料になる「かみじまサイクルフリー券」というのがあり、必要事項を記入して、運賃支払い時に渡すだけで自転車持ち込み料金は無料になります(平成30年3月31日まで)。

愛媛県道338号岩城弓削線は、上島架橋構想のもと、弓削大橋、生名橋が完成し、最後の岩城橋(仮称)は、2017年7月19日に起工式がおこなわれ、完成は2021年度の予定です。岩城島と生名島を結ぶ全長1.1kmの斜張橋となる予定で、完成すれば、「ゆめしま海道」は、岩城島を起点とし、生名島、佐島を経て弓削島へと3つの橋で結ばれます。

島内の観光施設の整備も始まっているようです。
そのひとつが、弓削島の東海岸の高台にあった旧ゆげロッジの建て替えにより、2011年5月にオープンした「インランド・シーリゾート フェスパ」です。全室オーシャンビューの瀬戸内リゾートを満喫できる宿泊施設で、上島町内の天然温泉「岩城島菰隠(こもがくし)温泉の湯」を楽しめるスパを併設しています。日帰り入浴は、10時~22時で、入浴料620円です。
また、上弓削港のそばにある海水温浴施設「潮湯」やレストラン「しまでcafe」、岩城港近くの「岩城観光センター」など、ゆめしま海道の島々にも、サイクリングの休憩スペースも兼ね備えた「サイクルオアシス」の整備が進んでいます。島内にあるオシャレなカフェや瀬戸内海の新鮮な魚介を提供する食堂・レストランの紹介ガイドブックの発行も始まりました。

産業の衰退から、過疎化・高齢化が進む瀬戸内海の島しょ部にある愛媛県上島町ですが、「ゆめしま海道」を柱とした観光事業で、「しまなみ海道」から観光客を呼び込み、町おこしを成功させることができるでしょうか。
ちょっと注目したい観光スポットのひとつです。

(訪問日: 2015年12月10日)





<2017年しまなみ海道のおススメ宿>
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●ホテルいんのしま(因島) 1泊朝夕食付き 7,200円~
●ホテルみやじま(因島) 1泊朝食のみ付き 6,805円~
●河野温泉(向島) 1泊朝夕食付き 6,000円~
●インランド・シー・リゾート フェスパ(弓削島) 1泊朝夕食付き 9,481円~
※この宿の詳細情報は、別記事<インランド・シーリゾート フェスパ>をご覧ください。
●菰隠温泉ホテル 三洋倶楽部(岩城島) 1泊朝夕食付き 15,660円~

●しまなみ海道 料理旅館 富士見園(大三島) 1泊朝夕食付き 9,074円~
●旅館さわき(大三島)1泊朝夕食付き 12,000円~
●旅館 茶梅(大三島) 1泊朝夕食付き 10,500円~
●民宿うずしお(伯方島) 1泊朝夕食付き 7,000円~
●料理旅館せと(伯方島) 1泊朝夕食付き 12,000円~



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