九重”夢”大吊橋(大分県九重町)~地方の町の自律に架けた”夢”物語。
日本一高い歩道専用吊り橋で、絶景パノラマの天空散歩。
KEY WORD: 九重町、九重”夢”大吊橋、日本一の吊り橋、天空館
マップ <九重”夢”大吊橋>
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平成18年(2006年)10月30日にオープンした、「九重“夢”大吊橋(ここのえ”ゆめ”おおつりはし)」。

長さ390メートル、高さ173メートルのこの橋は、歩道専用として、日本一の高さを誇る吊橋です。

幅員は1.5m、大人1,800人の荷重で、震度7の地震にも耐えるように設計されています。
橋のゲートは、吊橋の両サイドにあります。
四季彩ロード側、大駐車場、路線バス停があるメインゲートの中村エリアと、

やまなみハイウェイ側の北方エリアとにあります。

どちらの駐車場も利用料は無料、吊り橋の入場料は大人500円(往復)です。
「谷に橋をかけりゃ滝も紅葉もきれいに見えるぞ」
大吊橋の構想は、1956年7月に地元商店会の会員であった時松又夫が、こう発言したことに端を発します。その際は、長老たちからは「寝ぼけている」、「誰が金を出すのか?」と一蹴されました。
それから時は流れ、大分県では平成の大合併により町村数が47からわずか4に激減、しかし、九重町では他の自治体と合併せず「自律のまち」を目指していました。そうして、大吊橋構想から37年経った1993年に、夢の大吊橋建設は、町の観光振興計画に盛り込まれました。
その後、大吊橋構想は、町の観光振興計画の柱として進行し、総事業費は周辺整備費などを含めて、20億円。これには、国・県の補助金はなく、まさに町での自律の資金工面となりました。そして、2006年10月30日、構想から実に50年の時を経て、長年の「夢」のような話から、遂に”夢”大吊橋が完成・開通したのです。
開通後は、順調な入場料収入があり、7億3000万円の地域再生事業債は、予定より8年早く、開通からわずか2年で完済したそうです。また、九重町は、2007年10月からは、これまで未就学児に限っていた医療費助成の対象を小中学生にも拡大しました。これは、大吊橋の収益の一部を使うという町独自の条例に基づいています。
2016年4月に発生した熊本地震による風評被害対策として、6月1日から7月31日までの2ヶ月間、大吊橋は無料開放されました。そして、2017年3月1日には、来場者総数1,000万人を達成しています。
開通当時は、長さ、高さ共に日本一でしたが、長さについては2015年12月14日に開通した箱根西麓・三島大吊橋(400m)に日本一を譲りましたが、高さでは依然として日本一です。
標高777メートルの橋上からは、日本の滝百選の震動の滝や、紅葉の美しい九酔渓(鳴子川渓谷)の雄大な景色を360°のパノラマで望むことができます。中央部の床版はすのこ状のグレーチングになっていて、遥か下の渓谷を見ることができます。

今年も、紅葉の時期には、多くの観光客でにぎわうことでしょう。
中村エリアには、食事や買い物ができる「天空館」があります。人気の「九重“夢”バーガー」(400円~)も食べられます。
吊り橋、天空館共に、営業時間は8:30~17:00(7~10月は~18:00)、無休です。
また、九重町内には、ゆったりできる天然温泉露天風呂とハイレベルな食事を、格安で提供してくれる小規模な温泉宿が多くあります。ぜひ、温泉宿も楽しんでください。
(訪問日: 2016年7月3日)
<2017年九重町内のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.4以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●渓谷の宿 二匹の鬼 1泊朝夕食付き 11,111円~
●旅籠 彩くら 1泊朝夕食付き 22,000~
●オーベルジュ ア・マ・ファソン1泊朝夕食付き 21,000円~
●秀月 1泊朝夕食付き 17,000円~
●懐古乃宿 萬作屋 1泊朝夕食付き 9,722円~
●山の宿 霊泉 寒の地獄旅館 1泊朝夕食付き 9,250円~
●筋湯温泉 旅荘 小松別荘 1泊朝夕食付き 9,800円~
●源泉湯宿 天翔 1泊朝夕食付き 8,000円~
●旅館 白滝 1泊朝夕食付き 11,000円~
●里やど 月乃家 1泊朝夕食付き 8,148円~
●壁湯温泉 福元屋 1泊朝夕食付き 12,500円~
●旅館 ゆのもと荘 1泊朝夕食付き 8,000円~
●季の郷 山の湯 1泊朝夕食付き 13,000円~
●旅館 名山 1泊朝夕食付き 6,138円~
※この宿の詳細情報は、別記事<旅館 名山>をご覧ください。
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マップ <九重”夢”大吊橋>
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平成18年(2006年)10月30日にオープンした、「九重“夢”大吊橋(ここのえ”ゆめ”おおつりはし)」。

長さ390メートル、高さ173メートルのこの橋は、歩道専用として、日本一の高さを誇る吊橋です。

幅員は1.5m、大人1,800人の荷重で、震度7の地震にも耐えるように設計されています。
橋のゲートは、吊橋の両サイドにあります。
四季彩ロード側、大駐車場、路線バス停があるメインゲートの中村エリアと、

やまなみハイウェイ側の北方エリアとにあります。

どちらの駐車場も利用料は無料、吊り橋の入場料は大人500円(往復)です。
「谷に橋をかけりゃ滝も紅葉もきれいに見えるぞ」
大吊橋の構想は、1956年7月に地元商店会の会員であった時松又夫が、こう発言したことに端を発します。その際は、長老たちからは「寝ぼけている」、「誰が金を出すのか?」と一蹴されました。
それから時は流れ、大分県では平成の大合併により町村数が47からわずか4に激減、しかし、九重町では他の自治体と合併せず「自律のまち」を目指していました。そうして、大吊橋構想から37年経った1993年に、夢の大吊橋建設は、町の観光振興計画に盛り込まれました。
その後、大吊橋構想は、町の観光振興計画の柱として進行し、総事業費は周辺整備費などを含めて、20億円。これには、国・県の補助金はなく、まさに町での自律の資金工面となりました。そして、2006年10月30日、構想から実に50年の時を経て、長年の「夢」のような話から、遂に”夢”大吊橋が完成・開通したのです。
開通後は、順調な入場料収入があり、7億3000万円の地域再生事業債は、予定より8年早く、開通からわずか2年で完済したそうです。また、九重町は、2007年10月からは、これまで未就学児に限っていた医療費助成の対象を小中学生にも拡大しました。これは、大吊橋の収益の一部を使うという町独自の条例に基づいています。
2016年4月に発生した熊本地震による風評被害対策として、6月1日から7月31日までの2ヶ月間、大吊橋は無料開放されました。そして、2017年3月1日には、来場者総数1,000万人を達成しています。
開通当時は、長さ、高さ共に日本一でしたが、長さについては2015年12月14日に開通した箱根西麓・三島大吊橋(400m)に日本一を譲りましたが、高さでは依然として日本一です。
標高777メートルの橋上からは、日本の滝百選の震動の滝や、紅葉の美しい九酔渓(鳴子川渓谷)の雄大な景色を360°のパノラマで望むことができます。中央部の床版はすのこ状のグレーチングになっていて、遥か下の渓谷を見ることができます。

今年も、紅葉の時期には、多くの観光客でにぎわうことでしょう。
中村エリアには、食事や買い物ができる「天空館」があります。人気の「九重“夢”バーガー」(400円~)も食べられます。
吊り橋、天空館共に、営業時間は8:30~17:00(7~10月は~18:00)、無休です。
また、九重町内には、ゆったりできる天然温泉露天風呂とハイレベルな食事を、格安で提供してくれる小規模な温泉宿が多くあります。ぜひ、温泉宿も楽しんでください。
(訪問日: 2016年7月3日)
<2017年九重町内のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.4以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●渓谷の宿 二匹の鬼 1泊朝夕食付き 11,111円~
●旅籠 彩くら 1泊朝夕食付き 22,000~
●オーベルジュ ア・マ・ファソン1泊朝夕食付き 21,000円~
●秀月 1泊朝夕食付き 17,000円~
●懐古乃宿 萬作屋 1泊朝夕食付き 9,722円~
●山の宿 霊泉 寒の地獄旅館 1泊朝夕食付き 9,250円~
●筋湯温泉 旅荘 小松別荘 1泊朝夕食付き 9,800円~
●源泉湯宿 天翔 1泊朝夕食付き 8,000円~
●旅館 白滝 1泊朝夕食付き 11,000円~
●里やど 月乃家 1泊朝夕食付き 8,148円~
●壁湯温泉 福元屋 1泊朝夕食付き 12,500円~
●旅館 ゆのもと荘 1泊朝夕食付き 8,000円~
●季の郷 山の湯 1泊朝夕食付き 13,000円~
●旅館 名山 1泊朝夕食付き 6,138円~
※この宿の詳細情報は、別記事<旅館 名山>をご覧ください。
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