旅亭 松葉屋(別府八湯・観海寺温泉、大分県別府市)<悠久の旅人・宿File No.98>
老舗料理旅館らしい美食と、5つの湯処巡りを楽しみに訪れたい温泉宿。
宿泊日:2016年10月7日(金)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室8畳(洗面台、トイレ付き)。
宿泊代: 18,360円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺☺(5点満点中、4.4点)
Key Word: 別府温泉郷、別府鉄輪温泉、無料家族風呂、無料貸切露天風呂、館内湯めぐり、生ビールサーバー無料サービス
マップ <旅亭 松葉屋>
<悠久の旅人・宿File No.98>
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<宿の概要、宿泊料金>
宿は、別府市内の山手、観海寺温泉にあります。杉乃井ホテルの裏手の高台に建っています。
創業は、1927年(昭和元年)という老舗旅館で、観海寺温泉に今も残る数少ない宿の一つです。現在の建物は、1997年に建て替えられたものです。


宿の総部屋数は、18室。本館(丘の想)には、純和風7室と和洋室3室の全10室、新館(月の想)には、モダンルーム6室とメゾネット3室の全8室があり、両館は、渡り階段で結ばれています。
今回は、本館(丘の想)和室を平日1名利用、朝夕食付きで料金は18,360円(税込)でした。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは10時です。
本館のフロントは宿の一番下の階にあり、玄関口で下足を脱ぎます。

受付後、階段で2階に上がると本館の客室階になります。

そこから屋根付きの石段通路を上ると新館と繋がっています。

大浴場は新館の1階にあり、全部で4つある無料貸切風呂は本館側にあります。
受付フロントは、本館(丘の想)と新館(月の想)では別になっているようです。

<部屋は>
今回の部屋は、本館のスタンダード和室。
引き戸を開けて中へ入ると、上り口には2畳程の踏込みがあります。

本間の広さは、8畳。



窓側には小上りがあり、半円形のテーブルが2つあります。ビーズクッションが2つありますので、それを使えば楽に座れます。

部屋には、液晶テレビ、小型冷蔵庫(一部、有料飲料あり)、金庫、ポット、ヘアドライヤーと、必要なものはひと通り揃っています。

玄関側に洗面台とトイレがあります。トイレは洗浄機能付きです。

部屋の内装は、キレイに改装されており、古さを感じさせません。
<温泉風呂は>
宿の湯は、鎌倉時代に開湯されたという別府八湯の観海寺温泉。泉質は、単純温泉で、別府八湯の中で最もクリアな泉質で、飲泉にも適しています。宿には、5つの趣の異なる湯処があり、全て源泉掛け流しです。
男女別大浴場「月あかりの湯」は、新館にあります。


内風呂と露天風呂があり、露天風呂には湯冷まし用のチェアも置かれています。


貸切風呂の利用が多いためか、思いのほか空いています。夜は24時まで、朝は6時から9時まで入浴できます。
貸切風呂は、全部で4つあり、空いているときはいつでも入浴可能です。
一番人気は、露天風呂「薬師の湯」です。本館客室階の端にあります。


中国福建省で採掘された大きな一枚岩をくり抜いて造られた湯船です。



この大きさの一枚岩風呂は他では類をみない大きさだそうです。側面には松の彫刻が施されています。

湯船を囲む木々の間からは別府の街並が見渡せます。

宿泊客が多いときは順番待ちになることもあるみたいです。空いていたら、まずは入浴することをお薦めします。
あとの3つは、同じ階の外にあります。

「めおとの湯」は、陶器製の壺湯がふたつ並んだ露天風呂、



「うさぎの湯」と「無垢の湯」は、趣の違う半露天風呂で、ともに大人4人が一度に入れる大きさです。



これら3つの貸切風呂は、夜は24時まで、朝は6時~8時まで入浴可能です。
廊下には、替え用のタオルと、飲料水のサーバーが用意されています。

<食事は>
食事は、朝夕食共に、新館の個室食事処「小町」でした。元々、食事は本館の和風レストラン「さくら」のテーブル席の案内でしたが、宿泊客が少なかったのか、個室テーブルへアップグレード。気兼ねなく食事を楽しむことができました。

夕食は基本18時からの開始ですが、チェックイン時間が遅めだったため、19時より開始。
個室テーブルに案内され、イクラの大根おろし添えやクルミの和え物などの小鉢料理が運ばれてきました。料理は、秋の味覚を取り入れた内容です。

また、今回のプランでは、大分県安心院産のワインハーフボトルが付いており、赤か、白を選べます。魚料理に合わせて白ワインにしました。甘すぎず、料理に合う風味です。

地魚刺身の盛り合わせ、

松茸土瓶蒸しに続き、


さんま、鱧寿司、豊後牛ステーキなどが盛られたメインの大皿が供せられ、

最後に、鮑とウニの蒸し物が出ました。

あとは、ご飯ものと、デザートです。


この料金で、これほど多くの食材を食べられる会席は、なかなか、ないかと思います。
朝食も同じ場所で、頂きました。

とり天、手造り豆腐、りゅうきゅう、だんご汁、梅粥など、大分名物を取り入れた内容。




夕食メニューと言われても違和感ない程です。
<館内設備、その他>
本館の中庭には、アルミ製テーブル&チェアがあり、星空を見ながら過ごせます。が、ここの清掃は行き届いておらず、虫も多いのが残念です。




新館のロビーはゆったりしていて、寛げます。

スタッフの対応は、丁寧で問題ありませんが、やや人手不足の感は否めません。サービス業、特に旅館業の人手不足がニュースになっていますが、地方の旅館では、今は、ある程度、寛容に見てあげる必要があるかもしれないなとも思います。
<悠久の旅人のつぶやき>
昭和元年から続く老舗料理旅館だけあって、朝夕食共に、申し分のない内容でした。また、趣の違う風呂も中々、良いです。ただ、朝風呂9時までで、チェックアウト時間が10時なのが残念。せっかくなので、もっとゆっくりと朝風呂を楽しめたらな、と感じました。
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宿泊日:2016年10月7日(金)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室8畳(洗面台、トイレ付き)。
宿泊代: 18,360円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺☺(5点満点中、4.4点)
Key Word: 別府温泉郷、別府鉄輪温泉、無料家族風呂、無料貸切露天風呂、館内湯めぐり、生ビールサーバー無料サービス
マップ <旅亭 松葉屋>
<悠久の旅人・宿File No.98>
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<宿の概要、宿泊料金>
宿は、別府市内の山手、観海寺温泉にあります。杉乃井ホテルの裏手の高台に建っています。
創業は、1927年(昭和元年)という老舗旅館で、観海寺温泉に今も残る数少ない宿の一つです。現在の建物は、1997年に建て替えられたものです。


宿の総部屋数は、18室。本館(丘の想)には、純和風7室と和洋室3室の全10室、新館(月の想)には、モダンルーム6室とメゾネット3室の全8室があり、両館は、渡り階段で結ばれています。
今回は、本館(丘の想)和室を平日1名利用、朝夕食付きで料金は18,360円(税込)でした。
尚、宿の標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは10時です。
本館のフロントは宿の一番下の階にあり、玄関口で下足を脱ぎます。

受付後、階段で2階に上がると本館の客室階になります。

そこから屋根付きの石段通路を上ると新館と繋がっています。

大浴場は新館の1階にあり、全部で4つある無料貸切風呂は本館側にあります。
受付フロントは、本館(丘の想)と新館(月の想)では別になっているようです。

<部屋は>
今回の部屋は、本館のスタンダード和室。
引き戸を開けて中へ入ると、上り口には2畳程の踏込みがあります。

本間の広さは、8畳。



窓側には小上りがあり、半円形のテーブルが2つあります。ビーズクッションが2つありますので、それを使えば楽に座れます。

部屋には、液晶テレビ、小型冷蔵庫(一部、有料飲料あり)、金庫、ポット、ヘアドライヤーと、必要なものはひと通り揃っています。

玄関側に洗面台とトイレがあります。トイレは洗浄機能付きです。

部屋の内装は、キレイに改装されており、古さを感じさせません。
<温泉風呂は>
宿の湯は、鎌倉時代に開湯されたという別府八湯の観海寺温泉。泉質は、単純温泉で、別府八湯の中で最もクリアな泉質で、飲泉にも適しています。宿には、5つの趣の異なる湯処があり、全て源泉掛け流しです。
男女別大浴場「月あかりの湯」は、新館にあります。


内風呂と露天風呂があり、露天風呂には湯冷まし用のチェアも置かれています。


貸切風呂の利用が多いためか、思いのほか空いています。夜は24時まで、朝は6時から9時まで入浴できます。
貸切風呂は、全部で4つあり、空いているときはいつでも入浴可能です。
一番人気は、露天風呂「薬師の湯」です。本館客室階の端にあります。


中国福建省で採掘された大きな一枚岩をくり抜いて造られた湯船です。



この大きさの一枚岩風呂は他では類をみない大きさだそうです。側面には松の彫刻が施されています。

湯船を囲む木々の間からは別府の街並が見渡せます。

宿泊客が多いときは順番待ちになることもあるみたいです。空いていたら、まずは入浴することをお薦めします。
あとの3つは、同じ階の外にあります。

「めおとの湯」は、陶器製の壺湯がふたつ並んだ露天風呂、



「うさぎの湯」と「無垢の湯」は、趣の違う半露天風呂で、ともに大人4人が一度に入れる大きさです。



これら3つの貸切風呂は、夜は24時まで、朝は6時~8時まで入浴可能です。
廊下には、替え用のタオルと、飲料水のサーバーが用意されています。

<食事は>
食事は、朝夕食共に、新館の個室食事処「小町」でした。元々、食事は本館の和風レストラン「さくら」のテーブル席の案内でしたが、宿泊客が少なかったのか、個室テーブルへアップグレード。気兼ねなく食事を楽しむことができました。

夕食は基本18時からの開始ですが、チェックイン時間が遅めだったため、19時より開始。
個室テーブルに案内され、イクラの大根おろし添えやクルミの和え物などの小鉢料理が運ばれてきました。料理は、秋の味覚を取り入れた内容です。

また、今回のプランでは、大分県安心院産のワインハーフボトルが付いており、赤か、白を選べます。魚料理に合わせて白ワインにしました。甘すぎず、料理に合う風味です。

地魚刺身の盛り合わせ、

松茸土瓶蒸しに続き、


さんま、鱧寿司、豊後牛ステーキなどが盛られたメインの大皿が供せられ、

最後に、鮑とウニの蒸し物が出ました。

あとは、ご飯ものと、デザートです。


この料金で、これほど多くの食材を食べられる会席は、なかなか、ないかと思います。
朝食も同じ場所で、頂きました。

とり天、手造り豆腐、りゅうきゅう、だんご汁、梅粥など、大分名物を取り入れた内容。




夕食メニューと言われても違和感ない程です。
<館内設備、その他>
本館の中庭には、アルミ製テーブル&チェアがあり、星空を見ながら過ごせます。が、ここの清掃は行き届いておらず、虫も多いのが残念です。




新館のロビーはゆったりしていて、寛げます。

スタッフの対応は、丁寧で問題ありませんが、やや人手不足の感は否めません。サービス業、特に旅館業の人手不足がニュースになっていますが、地方の旅館では、今は、ある程度、寛容に見てあげる必要があるかもしれないなとも思います。
<悠久の旅人のつぶやき>
昭和元年から続く老舗料理旅館だけあって、朝夕食共に、申し分のない内容でした。また、趣の違う風呂も中々、良いです。ただ、朝風呂9時までで、チェックアウト時間が10時なのが残念。せっかくなので、もっとゆっくりと朝風呂を楽しめたらな、と感じました。
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