道後温泉(愛媛県松山市)~日本の温泉情緒を訪ねる旅
夏目漱石の小説「坊っちゃん」で有名な日本最古の温泉「道後温泉」。
KEY WORD: 松山駅、伊予鉄道、道後温泉駅、道後温泉本館、椿湯
マップ <道後温泉>
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道後温泉は、「日本書紀」にも登場するわが国最古の温泉です。
太古のむかし。聖徳太子から、夏目漱石、正岡子規など多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)が、道後温泉を訪れています。夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となっていることは、あまりに有名です。
道後温泉の湯は、アルカリ性単純泉の湯質。きめ細やかな日本人の肌にピッタリのなめらかな湯で、湯治や美容に適しているといわれています。
現在は、18本の源泉で、温泉を汲み上げています。源泉温は、最も低いもので20℃、最も高いもので55℃程度です。
また、各源泉から地中に埋設した送湯管で、4ヶ所の分湯場に集めたお湯を、道後温泉本館・椿の湯、周辺のホテル・旅館へ配湯しています。
<道後温泉への行き方>
道後温泉へは、JR松山駅前より、路面電車(伊予鉄道)で、道後温泉駅まで25分(運賃150円)です。



松山空港からは、直行リムジンバスがあります。約1時間毎に運行されており、所要時間45分で、道後温泉駅前バスターミナルに到着します(運賃450円)。
松山までは、関西地区や名古屋からは、直通高底バスもあり、名古屋から5時間45分、大阪から5時間40分で松山に到着します。
ちなみに、JR青春18きっぷを使ってのコスパ旅行なら、京都駅08:14発(大阪08:45発)で、新快速-(姫路)普通列車-(岡山)快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡り-(坂出)普通列車と乗り継いで、松山駅17:18着で行けます。京都-松山間JR片道普通運賃7,280円ですが、青春18きっぷ(5枚綴り)1枚使用で、片道2,370円で行けることになります。
▼道後温泉駅
伊予鉄道城南線の終着駅です。

駅舎は、1911年(明治44年)建築の旧駅舎が明治洋風建築そのままの外観で復元たもので、雰囲気があります。夜間にはライトアップされます。

坊っちゃん列車の終着駅であるため、引き上げ線で坊っちゃん列車の機関車を手動で方向転換するのを見ることができます。

この坊っちゃん列車は、展示車両ではなく現役で、観光列車として、乗客を乗せて松山市内を走ります。

駅前は、道後温泉商店街のアーケードに面しており、観光客の往来が絶えません。
アーケード右手にあるのが、坊っちゃんからくり時計です。

隣接して、道後観光案内所があり、道後散策マップ等が無料で配布されています。
▼道後温泉本館
道後温泉駅前の右手の坂道を上って行くと、道後温泉本館へ出ます。

明治27年(1894)に建築された歴史ある建物で、街のシンボル的存在になっています。


夏目漱石の「坊っちゃん」に登場して、一躍有名になり、坊っちゃん湯とも呼ばれています。

源泉100%かけ流し(平均43℃のお湯)で、泉質は、アルカリ性単純温泉。
3階建ての建物の中に、「神の湯」と「霊の湯」の2種類の湯があり、浴室は5つあります。入浴料は、250円~1500円までと、コースにより違いがあります。営業時間は、6:00〜23:00(紙の湯)です。毎朝6時に開湯を告げる鐘が鳴らされます。
▼道後温泉椿の湯
道後温泉本館から道後温泉アーケード通りを歩くと、本館姉妹湯の「椿の湯」があります。
昭和28年(1953年)、第8回国体が四国各県で開催されたときに建設されました。

椿をシンボルとした松山市民の「親しみの湯」で、今でも生活には欠かすことのできない公衆浴場です。
温泉は、道後温泉本館と同じく無加温・無加水の「源泉かけ流し」の湯です。
入浴料は、大人(12歳以上)400円。営業時間は、6:30〜23:00です。
道後温泉駅へは、アーケード商店街「道後ハイカラ通り」を歩きましょう。
観光客や地元の人にも様々な利用距離にしている、250メートルの商店街は、松山の銘菓「坊っちゃん団子」や「タルト」の製造販売店や土産物店などや、おしゃれなカフェなどがあります。
関西方面への復路ルートは、往路ルートを引き返すのも何ですから、「しまなみ海道」経由は、如何でしょう。
青春18きっぷ利用なら、まず、JR松山駅から今治駅へ行きます。今治駅前から、高速バス「しまなみライナー」で因島大橋乗り継ぎ停留所へ。そこで、路線バスに乗り換え、JR尾道駅前まで行けます。バス運賃は、大人片道2,250円(別途必要)。
尾道駅からは、JR山陽本線普通列車、山陽・東海道本線新快速を乗り継げば、大阪まで約4時間、京都まで約4時間半で帰れます。
(訪問日: 2016年9月6日)
<追記>
平成29年(2017年)9月26日には、「新湯」として、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉がオープンしました。
建物コンセプトは、聖徳太子の来浴や斉明天皇の行幸などの物語や伝説が残る日本最古といわれる温泉にふさわしい飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋です。
入浴料金は、1階浴室利用料が大人600円。営業時間は、7:00〜23:00です。
<道後温泉のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.4以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●道後舘 1泊朝夕食付き 19,500円~
●道後温泉 ふなや~創業三百九十余年~ 1泊朝夕食付き 18,000円~
●道後夢蔵 旅庵浪六 1泊朝夕食付き 29,000円~
●オールドイングランド道後山の手ホテル 1泊朝夕食付き 12,000円~
●道後温泉 茶玻瑠 1泊朝夕食付き 14,000円~
●道後プリンスホテル 旬華趣湯 1泊朝夕食付き 11,574円~
●あたたかい宿 谷屋 1泊朝夕食付き 18,138円~
●道後 湯の宿 さち家 1泊朝夕食付き 13,500円~
●道後温泉 ホテル椿舘 1泊朝夕食付き 12,000円~
<道後温泉のコスパ格安宿>
●湯快リゾート 道後温泉 道後彩朝楽 1泊朝夕食付き 7,777円~
※この宿の詳細情報は別記事<湯快リゾート 道後温泉 道後彩朝楽>をご覧ください。
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KEY WORD: 松山駅、伊予鉄道、道後温泉駅、道後温泉本館、椿湯
マップ <道後温泉>
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道後温泉は、「日本書紀」にも登場するわが国最古の温泉です。
太古のむかし。聖徳太子から、夏目漱石、正岡子規など多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)が、道後温泉を訪れています。夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となっていることは、あまりに有名です。
道後温泉の湯は、アルカリ性単純泉の湯質。きめ細やかな日本人の肌にピッタリのなめらかな湯で、湯治や美容に適しているといわれています。
現在は、18本の源泉で、温泉を汲み上げています。源泉温は、最も低いもので20℃、最も高いもので55℃程度です。
また、各源泉から地中に埋設した送湯管で、4ヶ所の分湯場に集めたお湯を、道後温泉本館・椿の湯、周辺のホテル・旅館へ配湯しています。
<道後温泉への行き方>
道後温泉へは、JR松山駅前より、路面電車(伊予鉄道)で、道後温泉駅まで25分(運賃150円)です。



松山空港からは、直行リムジンバスがあります。約1時間毎に運行されており、所要時間45分で、道後温泉駅前バスターミナルに到着します(運賃450円)。
松山までは、関西地区や名古屋からは、直通高底バスもあり、名古屋から5時間45分、大阪から5時間40分で松山に到着します。
ちなみに、JR青春18きっぷを使ってのコスパ旅行なら、京都駅08:14発(大阪08:45発)で、新快速-(姫路)普通列車-(岡山)快速マリンライナーで瀬戸大橋を渡り-(坂出)普通列車と乗り継いで、松山駅17:18着で行けます。京都-松山間JR片道普通運賃7,280円ですが、青春18きっぷ(5枚綴り)1枚使用で、片道2,370円で行けることになります。
▼道後温泉駅
伊予鉄道城南線の終着駅です。

駅舎は、1911年(明治44年)建築の旧駅舎が明治洋風建築そのままの外観で復元たもので、雰囲気があります。夜間にはライトアップされます。

坊っちゃん列車の終着駅であるため、引き上げ線で坊っちゃん列車の機関車を手動で方向転換するのを見ることができます。

この坊っちゃん列車は、展示車両ではなく現役で、観光列車として、乗客を乗せて松山市内を走ります。

駅前は、道後温泉商店街のアーケードに面しており、観光客の往来が絶えません。
アーケード右手にあるのが、坊っちゃんからくり時計です。

隣接して、道後観光案内所があり、道後散策マップ等が無料で配布されています。
▼道後温泉本館
道後温泉駅前の右手の坂道を上って行くと、道後温泉本館へ出ます。

明治27年(1894)に建築された歴史ある建物で、街のシンボル的存在になっています。


夏目漱石の「坊っちゃん」に登場して、一躍有名になり、坊っちゃん湯とも呼ばれています。

源泉100%かけ流し(平均43℃のお湯)で、泉質は、アルカリ性単純温泉。
3階建ての建物の中に、「神の湯」と「霊の湯」の2種類の湯があり、浴室は5つあります。入浴料は、250円~1500円までと、コースにより違いがあります。営業時間は、6:00〜23:00(紙の湯)です。毎朝6時に開湯を告げる鐘が鳴らされます。
▼道後温泉椿の湯
道後温泉本館から道後温泉アーケード通りを歩くと、本館姉妹湯の「椿の湯」があります。
昭和28年(1953年)、第8回国体が四国各県で開催されたときに建設されました。

椿をシンボルとした松山市民の「親しみの湯」で、今でも生活には欠かすことのできない公衆浴場です。
温泉は、道後温泉本館と同じく無加温・無加水の「源泉かけ流し」の湯です。
入浴料は、大人(12歳以上)400円。営業時間は、6:30〜23:00です。
道後温泉駅へは、アーケード商店街「道後ハイカラ通り」を歩きましょう。
観光客や地元の人にも様々な利用距離にしている、250メートルの商店街は、松山の銘菓「坊っちゃん団子」や「タルト」の製造販売店や土産物店などや、おしゃれなカフェなどがあります。
関西方面への復路ルートは、往路ルートを引き返すのも何ですから、「しまなみ海道」経由は、如何でしょう。
青春18きっぷ利用なら、まず、JR松山駅から今治駅へ行きます。今治駅前から、高速バス「しまなみライナー」で因島大橋乗り継ぎ停留所へ。そこで、路線バスに乗り換え、JR尾道駅前まで行けます。バス運賃は、大人片道2,250円(別途必要)。
尾道駅からは、JR山陽本線普通列車、山陽・東海道本線新快速を乗り継げば、大阪まで約4時間、京都まで約4時間半で帰れます。
(訪問日: 2016年9月6日)
<追記>
平成29年(2017年)9月26日には、「新湯」として、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉がオープンしました。
建物コンセプトは、聖徳太子の来浴や斉明天皇の行幸などの物語や伝説が残る日本最古といわれる温泉にふさわしい飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋です。
入浴料金は、1階浴室利用料が大人600円。営業時間は、7:00〜23:00です。
<道後温泉のおススメ宿>じゃらん口コミ評価4.4以上。
※表示の宿泊料金は、平日2名一室利用時の一人当り最安税抜価格です。
●道後舘 1泊朝夕食付き 19,500円~
●道後温泉 ふなや~創業三百九十余年~ 1泊朝夕食付き 18,000円~
●道後夢蔵 旅庵浪六 1泊朝夕食付き 29,000円~
●オールドイングランド道後山の手ホテル 1泊朝夕食付き 12,000円~
●道後温泉 茶玻瑠 1泊朝夕食付き 14,000円~
●道後プリンスホテル 旬華趣湯 1泊朝夕食付き 11,574円~
●あたたかい宿 谷屋 1泊朝夕食付き 18,138円~
●道後 湯の宿 さち家 1泊朝夕食付き 13,500円~
●道後温泉 ホテル椿舘 1泊朝夕食付き 12,000円~
<道後温泉のコスパ格安宿>
●湯快リゾート 道後温泉 道後彩朝楽 1泊朝夕食付き 7,777円~
※この宿の詳細情報は別記事<湯快リゾート 道後温泉 道後彩朝楽>をご覧ください。
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