鳴門市ドイツ館と板東俘虜収容所跡地(徳島県鳴門市大麻町)~語り継ぎたい、日本の歴史逸話。

第一次世界大戦後、日本で捕虜生活を送ったドイツ兵と地元民の交流と絆。
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マップ <鳴門市ドイツ館
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鳴門ICから、徳島県道12号線を西へ走り、板東地区へ。ここには、ぜひ行ってみたい場所があります。

 第一次世界大戦のとき、ドイツの租借地であった青島で、日本軍捕虜となったドイツ兵約1000人を1917年から1920年まで収容したのが、板東俘虜収容所です。
 所長の松江豊寿は、戊辰戦争で敗れた会津藩の出身者であり、降伏した者の屈辱と悲しみの中で育ったこともあり、「武士の情け、これを根幹として俘虜を取り扱いたい」とし、捕虜らの自主活動を奨励しました。
 ここから、ドイツ人捕虜と地元民との、自由で生産的な交流が始まります。
 ドイツ人捕虜の多くが志願兵となった元民間人で、彼らの職業は家具職人や時計職人、楽器職人、印刷工、鍛冶屋、靴職人、パン屋など様々な分野の職人たちでした。彼らは自らの技術を生かし、製作した商品を近隣住民に販売するなど経済活動も行い、ヨーロッパの優れた手工業や芸術活動を披露しました。

 ヴェルサイユ条約締結後、故国ドイツへ移送される前、板東俘虜収容所の小さな一室で、ドイツ人捕虜により、感謝と友情の思いを込めて、日本で初めて「第九」が全曲演奏披露されました。ここドイツ館前の広場には、第九像が建立されています。

▼ドイツ館前広場の第九像
ドイツ館 第九像1
ドイツ館 第九像2
ドイツ館 第九像3

またドイツ館から徒歩10分ほどのところには、不完全ながら、板東俘虜収容所跡が保存されています。
▼板東俘虜収容所跡地
板東俘虜収容所跡地

日本人なら、第一次世界大戦の秘話として、心に留めておきたい物語がこの地にあります。ぜひ一度、訪れてみてください。
無料駐車場あり。

尚、余談ですが、捕虜の本国への送還が始まった後も、日本各地の収容所で約170人が日本に残り、収容所で培った技術で生計をたて、肉屋、酪農、パン屋、レストランなどを営みました。現在よく知られている、バームクーヘンのユーハイム(カール・ユーハイム)や、ハム・ソーセージのローマイヤ(アウグスト・ローマイヤー)、そしてベーカリーのフロインドリーブなどは日本に残留した元ドイツ兵捕虜によって創立されたものなのです。

(訪問日: 2015年12月8日)





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