歴史の宿 御客屋(黒川温泉、熊本県南小国町)
江戸時代から続く歴史ある宿ながら、気分はアットホーム。
郷土料理と黒川のにごり湯を堪能できる、黒川温泉でイチオシの宿。
宿泊日:2016年11月1日(火) 宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室6畳(トイレ、洗面台付き。)
宿泊代: 17,280円(税込)
おすすめ度:✫✫✫✫✫
(歴史ある宿ながら、気分はアットホーム。郷土料理と黒川の湯を堪能できる黒川温泉らしい宿です。「最上級評価」としました。)
Key Word: 歴史ある露天風呂、館内湯巡り、郷土料理、旨い料理、夕食部屋出し、モダン和室、アットホーム気分、温泉情緒
********************************************************************************
<宿の概要、宿泊料金>
宿は、黒川温泉の中心に近い、観光写真撮影スポットである丸鈴橋の近くに建っています。


江戸時代には肥後細川藩の御用宿として始まった歴史と由緒ある老舗温泉宿で、全13室の和室のみ、3つの露天・半露天風呂、2つの内湯、2つの無料貸切家族風呂があり、黒川の湯をゆったりと楽しむには絶好の宿です。
今回は、1階の和室6畳を平日1名利用、朝夕食付きで料金は17,280円(税込)でした。
尚、和室の部屋タイプは、6畳間、8畳間の他、2間続きの広い部屋もあり、川側の眺望の良い部屋もあります。
<館内へ>
玄関、フロントは、車道側にあります。玄関前で車を降り、出迎えの方に車のカギを預け、玄関前に立った瞬間から、宿への期待が高まります。


玄関で下足を脱ぎ、帳場前のロビーにある囲炉裏テーブルで記帳しながら宿の内装を見渡すと、期待感は確信へと変わります。「これはいい宿に違いない」。


そして、フロントと同じ1階部にある部屋へと案内されました。

客室はすべて和室で、この1階と2階部にあります。
表の車道側と裏の川側が傾斜地になっているようで、川側の1階が地下階となり、食事・宴会会場と風呂場になります。
館内にエレベーターはなく、階段での移動となります。「若いスタッフの方が多いですね。」の問いかけに「なにしろ古い旅館なので、お客様の荷物を持って階段の上り下りをせねばなりませんので。」と答えがかえってきました。
確かに歴史を感じさせる造りですが、館内の雰囲気はレトロモダンな感覚があります。
<部屋は>
引き戸を開けて部屋に入ると、小上り式になっており、広さは6畳。


広縁はなく、少し手狭な部屋ではありますが、テレビなどの設備は全て収納スペースに収められているので、窮屈感はありません。



奥の扉を開けると、そこに洗面台とトイレがあります。トイレは洗浄機能付きです。



窓の外に小さなデッキスペースがありますが、外には出れません。その先は隣の建物なので、目隠し代わりになっているのでしょう。

部屋全体の内装も和モダンな感じで、落ち着けます。
部屋には、液晶テレビ、小型冷蔵庫、金庫、ポット、ヘアドライヤーと、必要なものはひと通り揃っています。高機能の空気清浄機も備わっています。
<温泉風呂は>
この宿の風呂場は、地階の川側1階にあります。
大浴場内湯、露天・半露天風呂ともに、朝夕での男女入れ替え制となっており、全ての風呂に入ることができます。他に、無料貸切風呂が2カ所あります。
入浴時間は、朝6時から23時までで、夜間のうちに男女入れ替えとなります。

▼三百年の歴史があるという露天「代官の湯」は、渓流沿いの通路を行った離れにあります。、








▼こちらが、内湯「御前の湯」。
23時までが男性用、翌朝6時から10時が女性用となります。夜間に、男女入れ替えです。


翌朝は、男女入れ替えになった他の風呂へ。

いずれも川沿いにあり、せせらぎが聞こえます。
23時までが女性用、翌朝6時から10時が男性用となります。
▼半露天風呂「古の湯」


▼半露天風呂「里の湯」、

▼内湯「姫肌の湯」。


▼他に、貸切家族風呂は、窓がない内湯で、檜風呂と石風呂があります。
入浴時間は、15時~23時と朝風呂6時~10時です。

総部屋数13室のみですので、(外湯巡り客は来ますが)混み合うこともなく、宿のチェックイン15時からチェックアウトまで、全部の風呂を湯巡りし、黒川温泉の湯をゆったりと、存分に堪能できます。
<食事は>
夕食は、部屋出しですので、ゆっくりマイペースで楽しめました。今回の夕食プランは、スタンダードな「壱の膳」プラン。
量は少な目だそうですが、酒を飲みながら料理を楽しむ小生には十分な量でした。
小鉢料理の野菜や米は地元産のものだけを使い、熊本産の紅鱒の造りや、馬刺しやメインのあか牛は阿蘇育ちの食材のみ、というこだわりの料理が並びます。
旨いものを少しずつ、ゆっくりと味わえ、大変満足しました。




朝食は、地階の大広間でした。
朝食は、地元食材の素朴な郷土料理です。手作り豆腐鍋や、納豆に細切り馬刺しを加えた熊本ならではの桜納豆が出ました。実は、小生、納豆は苦手なのですが、これは美味しく頂けました。


<館内設備、その他>
ロビーには囲炉裏テーブルと長椅子があり、暖を取りながら寛ぐことができます。
小さいですが、売店スペースもあります。

ただ、ロビーはそれほど広くありません。館内では、部屋で過ごすのが基本となります。まあ、黒川温泉街の中心にありますので、日中は街を散策するのが良いでしょう。
スタッフは若い方も多いですが、高級旅館のような形式ばった感じはなく、かといって、民宿的な馴れ馴れしい接客でもなく、女将の教育が行き届いているのでしょう、程よいアットホーム感があります。私にとっては、とても心地良し、という感じでした。
尚、国道から宿までは、対向不可の細い坂道となります。運転は慎重に。
温泉街に酒屋があり、飲料類や氷、菓子つまみ類は不足なく揃っています。
<悠久の旅人のつぶやき>
江戸時代から続く歴史ある老舗旅館ですが、アットホーム的なもてなしが心地良く、料理も温泉も、悠々自適に楽しむことができ、大変満足でした。
黒川温泉街を散策し、何度もゆったりと風呂に入り、郷土料理をマイペースで楽しむ。黒川温泉でのゆっくりした時の流れを満喫できました。
チェックイン15時からチェックアウト10時まで、たっぷり時間の余裕があるときに宿泊したい宿です。
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郷土料理と黒川のにごり湯を堪能できる、黒川温泉でイチオシの宿。
宿泊日:2016年11月1日(火) 宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室6畳(トイレ、洗面台付き。)
宿泊代: 17,280円(税込)
おすすめ度:✫✫✫✫✫
(歴史ある宿ながら、気分はアットホーム。郷土料理と黒川の湯を堪能できる黒川温泉らしい宿です。「最上級評価」としました。)
Key Word: 歴史ある露天風呂、館内湯巡り、郷土料理、旨い料理、夕食部屋出し、モダン和室、アットホーム気分、温泉情緒
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<宿の概要、宿泊料金>
宿は、黒川温泉の中心に近い、観光写真撮影スポットである丸鈴橋の近くに建っています。


江戸時代には肥後細川藩の御用宿として始まった歴史と由緒ある老舗温泉宿で、全13室の和室のみ、3つの露天・半露天風呂、2つの内湯、2つの無料貸切家族風呂があり、黒川の湯をゆったりと楽しむには絶好の宿です。
今回は、1階の和室6畳を平日1名利用、朝夕食付きで料金は17,280円(税込)でした。
尚、和室の部屋タイプは、6畳間、8畳間の他、2間続きの広い部屋もあり、川側の眺望の良い部屋もあります。
<館内へ>
玄関、フロントは、車道側にあります。玄関前で車を降り、出迎えの方に車のカギを預け、玄関前に立った瞬間から、宿への期待が高まります。


玄関で下足を脱ぎ、帳場前のロビーにある囲炉裏テーブルで記帳しながら宿の内装を見渡すと、期待感は確信へと変わります。「これはいい宿に違いない」。


そして、フロントと同じ1階部にある部屋へと案内されました。

客室はすべて和室で、この1階と2階部にあります。
表の車道側と裏の川側が傾斜地になっているようで、川側の1階が地下階となり、食事・宴会会場と風呂場になります。
館内にエレベーターはなく、階段での移動となります。「若いスタッフの方が多いですね。」の問いかけに「なにしろ古い旅館なので、お客様の荷物を持って階段の上り下りをせねばなりませんので。」と答えがかえってきました。
確かに歴史を感じさせる造りですが、館内の雰囲気はレトロモダンな感覚があります。
<部屋は>
引き戸を開けて部屋に入ると、小上り式になっており、広さは6畳。


広縁はなく、少し手狭な部屋ではありますが、テレビなどの設備は全て収納スペースに収められているので、窮屈感はありません。



奥の扉を開けると、そこに洗面台とトイレがあります。トイレは洗浄機能付きです。



窓の外に小さなデッキスペースがありますが、外には出れません。その先は隣の建物なので、目隠し代わりになっているのでしょう。

部屋全体の内装も和モダンな感じで、落ち着けます。
部屋には、液晶テレビ、小型冷蔵庫、金庫、ポット、ヘアドライヤーと、必要なものはひと通り揃っています。高機能の空気清浄機も備わっています。
<温泉風呂は>
この宿の風呂場は、地階の川側1階にあります。
大浴場内湯、露天・半露天風呂ともに、朝夕での男女入れ替え制となっており、全ての風呂に入ることができます。他に、無料貸切風呂が2カ所あります。
入浴時間は、朝6時から23時までで、夜間のうちに男女入れ替えとなります。

▼三百年の歴史があるという露天「代官の湯」は、渓流沿いの通路を行った離れにあります。、








▼こちらが、内湯「御前の湯」。
23時までが男性用、翌朝6時から10時が女性用となります。夜間に、男女入れ替えです。


翌朝は、男女入れ替えになった他の風呂へ。

いずれも川沿いにあり、せせらぎが聞こえます。
23時までが女性用、翌朝6時から10時が男性用となります。
▼半露天風呂「古の湯」


▼半露天風呂「里の湯」、

▼内湯「姫肌の湯」。


▼他に、貸切家族風呂は、窓がない内湯で、檜風呂と石風呂があります。
入浴時間は、15時~23時と朝風呂6時~10時です。

総部屋数13室のみですので、(外湯巡り客は来ますが)混み合うこともなく、宿のチェックイン15時からチェックアウトまで、全部の風呂を湯巡りし、黒川温泉の湯をゆったりと、存分に堪能できます。
<食事は>
夕食は、部屋出しですので、ゆっくりマイペースで楽しめました。今回の夕食プランは、スタンダードな「壱の膳」プラン。
量は少な目だそうですが、酒を飲みながら料理を楽しむ小生には十分な量でした。
小鉢料理の野菜や米は地元産のものだけを使い、熊本産の紅鱒の造りや、馬刺しやメインのあか牛は阿蘇育ちの食材のみ、というこだわりの料理が並びます。
旨いものを少しずつ、ゆっくりと味わえ、大変満足しました。




朝食は、地階の大広間でした。
朝食は、地元食材の素朴な郷土料理です。手作り豆腐鍋や、納豆に細切り馬刺しを加えた熊本ならではの桜納豆が出ました。実は、小生、納豆は苦手なのですが、これは美味しく頂けました。


<館内設備、その他>
ロビーには囲炉裏テーブルと長椅子があり、暖を取りながら寛ぐことができます。
小さいですが、売店スペースもあります。

ただ、ロビーはそれほど広くありません。館内では、部屋で過ごすのが基本となります。まあ、黒川温泉街の中心にありますので、日中は街を散策するのが良いでしょう。
スタッフは若い方も多いですが、高級旅館のような形式ばった感じはなく、かといって、民宿的な馴れ馴れしい接客でもなく、女将の教育が行き届いているのでしょう、程よいアットホーム感があります。私にとっては、とても心地良し、という感じでした。
尚、国道から宿までは、対向不可の細い坂道となります。運転は慎重に。
温泉街に酒屋があり、飲料類や氷、菓子つまみ類は不足なく揃っています。
<悠久の旅人のつぶやき>
江戸時代から続く歴史ある老舗旅館ですが、アットホーム的なもてなしが心地良く、料理も温泉も、悠々自適に楽しむことができ、大変満足でした。
黒川温泉街を散策し、何度もゆったりと風呂に入り、郷土料理をマイペースで楽しむ。黒川温泉でのゆっくりした時の流れを満喫できました。
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