ホテル峰の湯(羅臼温泉、北海道羅臼町)<悠久の旅人・日本の宿File No.75>

知床での宿泊なら羅臼の宿がおススメ。ピークシーズンでも、コスパ抜群の温泉宿。
宿泊日:2016年8月13日(土)
宿泊プラン:1泊朝夕食付き。
部屋タイプ:和室7.5畳(バスルーム、トイレ付き)。
宿泊代: 一人当り9,720円(税込)。
おすすめ度:★★★★☺(5点満点中、4.3点)
Key Word: 知床半島、羅臼温泉、格安宿、ツーリング
<悠久の旅人・宿File No.75>
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旅の5日目。
オホーツク街道を走り、サロマ湖、熊取湖、網走湖畔を過ぎ、網走市内へ。
網走港近くのラーメン店で昼食を取り、国道244号線を走ります。
やがて、オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた地帯に原生花園が現れます。

小清水原生花園と濤沸湖(とうふつこ)
オホーツク海と湖に挟まれた丘陵地帯。無料駐車場に車を停めて散策。
小清水原生花園1

残念ながら、8月にはほとんど花は咲いておらず、ただただ広がる原野を眺めるだけ。6月中旬から7月下旬が花咲く美しい時期らしい。
小清水原生花園2
小清水原生花園3

JR原生花園駅舎がなんとも風景に溶け込んでいて、風情があります。
小清水原生花園駅

道路向こうの濤沸湖も、独特の雰囲気が有ります。木道散策路があります。
濤沸湖 散策路

国道244号線を知床半島を目指して、斜里町内へ。しばらく直線道路が続く、斜里国道。この先に、見どころが有ります。

天まで続く道と名もなき展望台
北海道には一直線の道が多く、そのいくつかが絶景の道としてガイドブックにも紹介されていますが、斜里町の「天まで続く道」もそのひとつ。
観光要所とはなっておらず、標識が無いので見過ごしがちですが、網走方面からの244号線が斜里町内でまっすぐな一本道になります(斜里国道)。やがて道は国道334号線となり、斜里町東側で知床へ向かいなだらかな左カーブとなりますが、曲がらずに道を
そのまま真っ直ぐに。しばらく行くと小高い丘陵地帯を上がり、簡易な展望塔があります。駐車スペースは数台程度。
天まで続く道 展望台のある丘

来た道を振り返ると、斜里国道の直線部が天まで続く道です。丘陵地帯から見下ろすので、文字通り天まで続くように見えます。
天まで続く道

展望塔に上がれば、知床半島から斜里の町のパノラマ風景が見れます。
展望塔から知床を望む

公共交通での利用手段はありません。地元の観光タクシーも案内する穴場的観光スポットです。
ちなみに、日本一の直線道路は、美唄市から滝川市までの国道12号線で、29.2kmの一直線道路です。



展望台から農道を北に走り、国道334号線、知床国道へ。
知床国道

海沿いの道を行くと、右手に現れるのが、オシンコシンの滝です。

オシンコシンの滝
斜里から海岸線沿いに知床ウトロへ向かう国道334号沿いにある駐車場から歩いてスグにあるので、気軽に観光見物できます。
オシンコシンの滝1

約40mの断崖を流れ落ちる優美な滝です。
オシンコシンの滝2
オシンコシンの滝3
オシンコシンの滝4
オシンコシンの滝5

駐車場は無料ですが、観光ピーク時には空きスペース探しに苦労するかも。駐車場に売店、公衆トイレがあります。



知床国道をさらに奥へ。ウトロ市街地で右折して、知床横断道路へ入ります。

知床横断道路と知床峠
知床半島の西側ウトロから東側羅臼までを結ぶ約27kmの国道で、日本一開通期間が短い国道です。全線2車線道路です。10月下旬~4月下旬は冬期閉鎖されます。閉鎖開始日、開通日は積雪状況によって毎年変動します。閉鎖中は、知床半島の根元の国道244号線まで迂回せねばならず、かなりの時間を要します。ここ3年間で3回目の知床横断道路ドライブ。1回目は11月上旬となり冬期閉鎖で途中でUターン。再挑戦の前回、頂上の知床峠は深い霧で絶景を見れませんでした。

ウトロの優美な海岸線が望めるプユニ岬から頂上の知床峠までは緩やかな登りカーブ。
知床横断道路

ウトロ市内も山の中腹も晴れ渡る空の下を快走。絶景です。
知床横断道路 ウトロを望む

エゾシカも散策に出ている快晴の天気。
エゾシカ

これなら知床峠からの絶景も期待。ところが峠に近づくと、対向車のヘッドライトが点灯している。やがて霧が覆いはじめ、今回も知床峠は深い霧の中でした。・・・残念。
知床峠1
知床峠2

知床峠の無料駐車場には沿道唯一の公衆トイレがあります。
ここから羅臼までは急カーブの下り坂が連続します。羅臼温泉街手前には無料野天風呂があり、朝早くからライダー達で賑わっています。知床横断の路線バスの運行もあります。
知床観光では外せない観光道路で知床半島を横断し、TVドラマ「北の国から」最終話のロケ地である羅臼で、国後島を眺めてください。



知床横断道路で羅臼町へ到着。今宵の宿は、横断道路沿いに建つ羅臼温泉の宿「ホテル峰の湯」です。

<宿の概要、宿泊料金>
観光シーズンの知床での宿泊は、ウトロ地区よりも羅臼地区が断然お得です。同レベルの宿で、30%くらい料金が違います。
羅臼市街から車で3分ほどの高台に羅臼の温泉宿が並んでおり、ホテル峰の湯はちょうど真ん中あたりにあります。
ホテル峰の湯 看板

宿の前には広大な駐車スペースがあり、駐車の煩わしさはありません。
ホテル峰の湯 駐車場

宿の総部屋数は、29室。和室27室と洋室2室です。全室バストイレ付きです。
ホテル峰の湯 外観

今回は、盆休み中の週末土曜日宿泊、和室を2名で利用、朝夕食付きで料金は一人当り9,720円(税込)です。かなりのコスパ感があります。
宿の標準的なチェックイン時間は15時から、チェックアウトは10時です。



<部屋は>
今回の部屋は、1階の和室7.5畳。
ホテル峰の湯 和室

広縁があり、イステーブルセットが置かれていて、寛げます。
ホテル峰の湯 和室 広縁

眺望は裏庭になります。
ホテル峰の湯 部屋からの眺望

部屋には、バスルームと、独立式トイレ(温水洗浄機能付き便座)が有ります。
ホテル峰の湯 和室 バスルーム
ホテル峰の湯 和室 トイレ

広縁に冷蔵庫、本間に液晶テレビ、金庫があります。
ホテル峰の湯 和室 備品

清潔感も含めて文句なしのへ和室です。

<温泉大浴場は>
温泉大浴場は、羅臼温泉の湯。泉質は、含硫黄ーナトリウムー塩化物温泉。源泉温は68.2℃。
ホテル峰の湯 大浴場 脱衣所

内風呂はやや小さめです。
ホテル峰の湯 大浴場 内風呂

大きな岩で造られた露天風呂は広さ十分。
ホテル峰の湯 大浴場 露天風呂

ホテルの客室数からすれば、大浴場の規模に問題はありません。



<食事は>
食事は、朝夕食とも、座敷の大広間で。
椅子テーブルのお食事処もありますが、今回は、台湾人宿泊客に振り分けられてました。

夕食メニューは、和会席。
ホテル峰の湯 夕食料理

特別豪勢な料理ではありませんが、郷土色を活かした料理で、地酒冷酒(別注)と一緒に、美味しく頂けました。
ホテル峰の湯 地酒冷酒

仲居さんとの話も、TVドラマ「北の国から」のロケや流氷の話など、なかなか面白かったです。

朝食は和定食。みそ汁の具は、ベビーほたてです。
ホテル峰の湯 朝食
ホテル峰の湯 朝食 味噌汁

<その他>
ロビーに、マッサージチェアやフットマッサージ器があります。無料で利用できます。
ホテル峰の湯 ロビー

宿から車で3分ほどの羅臼町市街地にコンビニ、スーパーがあります。残念ながら、レジ店員は内田有紀ではありませんでした!

<悠久の旅人のつぶやき>
観光シーズンピークの知床半島で、盆休み真っ只中の土曜日の宿泊で、朝夕食付き1万円未満で楽しめ、コスパ感は相当高いです。
知床観光の拠点として、文句なしにおススメの宿です。









旅の6日目。宿を出発して、国道335号線で知床半島東側海沿いを標津方面へ。天気は曇り空で、国後島は見えません。
やがて国道244号線と合流。別海町に入り、左折して、道道950号線野付風連公園線を行きましょう。

野付半島とトドワラ
根室湾に突き出した細い長細い半島。
根付半島2

国道244号線を曲がると道の両側が海のルートで、トドワラまで往復約37kmの道のり。
根付半島4

海水によって浸食されたトドマツ林やミズナラ林が続く。
根付半島3

トドワラPAには、根付半島ネイチャーセンターがあり、1階に売店、食堂、2階に資料を展示したネイチャーフロアがあります。
トドワラには、ここから散策路を40分くらい。日本最東端の天然のお花畑を見ながらゆっくりと。
トドワラ1
トドワラ2

今も浸食が進んでいるので、やがては見れなくなる風景があります。
トドワラ3
トドワラ4
トドワラ5

尚、ネイチャーセンター前から車道はしばらく続きますが、この先は特に何もなく、程なくUターンとなります。野付半島の先端から国道244号線へのフェリーがあれば良いのですが、来た道を戻るしかありません。

別海町からは、国道272号線で、釧路湿原へ。
シラルトロ湖

国道391号線へ出て、シラルトロ湖から、JR釧網本線の塘路駅へ立ち寄り。湿原の中心部をゆっくりと走る「くしろ湿原ノロッコ号」の発着駅です。
JR塘路駅 駅舎
JR塘路駅 ホーム

残念ながら、トロッコ列車の時間に合わないため、近郊のコッタロ展望台へ。国道を外れ、展望台へ向かう道は、未舗装の悪路です。

コッタロ展望台
塘路駅から車で15分ほど。釧路湿原内は事前保護のため、道路舗装が規制されており、ここも例外ではなく、未舗装路を数分走ります。
コッタロ展望台 入口

駐車場からは、200段以上の階段を上り、展望台へ到達。
コッタロ展望台 階段

釧路湿原国立公園の中でも、特に原生の姿をとどめているといわれるコッタロ湿原を一望できます。
コッタロ展望台 眺望1
コッタロ展望台 眺望2

釧路湿原展望台としてはマイナーで、空いています。但し、JR駅や駐車場から比較的近い細岡展望台に比べると、かなりの時間と体力が要ります。 無料駐車場、トイレ有り。

コッタロ展望台からは、道道243号線へ出て鶴見台方面へ。こちらは舗装されていて、走りやすい道です。
釧路市の北部を通り、国道240号線まりも国道で、阿寒湖畔へ。



阿寒湖
マリモの眠る伝説の湖、阿寒湖。
マリモと呼ばれるものは、北半球の緯度の高い各地で存在が確認されてきたが、球状マリモが群生しているのは、阿寒湖とアイスランドのミーヴァトン湖だけで、大きく見事な球体は阿寒湖だけにしか生息していないそうです。
阿寒湖1
阿寒湖2

阿寒湖の周囲には、設備の整った温泉ホテルや旅館等がたくさん立ち並び、阿寒湖温泉として、北海道でも有数の温泉地。温泉街には、多くの「手湯」や「足湯」が設置されていますが、「手湯」「足湯」の発祥地でもあるそうです。

阿寒湖3
また、アイヌ伝統の文化を知ることができる施設もあります。

阿寒湖畔から、国道241号線を西へ。しばらく行くと珠玉の光景を見られる穴場スポットがあります。

オンネトー
阿寒湖から足寄方面へ国道241号線を少し行ったところに湖への入口があります。舗装路を行けば湖畔までアプローチでき、小さな駐車場があります。
オンネトー 看板

オコタンベ湖(支笏湖近く)、東雲湖(然別湖の山奥)と並び北海道三大秘湖のひとつです。
雌阿寒岳と阿寒富士とのコントラストが美しく、陽の差し加減でも湖面の色が変化する気がします。
オンネトー1
オンネトー2
オンネトー3

車で阿寒湖まで来たなら、行ってみる価値はあります。尚、オンネトーの住所は釧路市(阿寒町)ではなく、足寄町になります。

国道241号線のなだらかな下り道を走り、足寄町へ。そう、ここは、松山千春の生まれ故郷ですね。
足寄町

ここで、長い夜を飛び越えるわけには行かず、国道274号線で十勝平野を横断。夕陽を追いかけて、今宵の宿泊地、十勝平野の西側の鹿追町にある然別湖温泉へ向かいます。
十勝平野

知床羅臼の宿を出発してから、本日の走行距離は、約420キロメートル。温泉にゆったり浸かって、疲れを癒しましょ。





次回は、然別湖温泉の宿「しかりべつ湖ホテル福原」と、富良野・夕張の観光スポットをご紹介します。





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